Ｉ・Ｒ・Ｉ・Ａ～ゼイラム・ジ・アニメーション～

原作・監督・雨宮慶太、キャラクターデザイン・桂正和のコンビが送るゼイラムのＯＶＡ作品。これもまたＯＶＡが華やかな時代の名作である。実写版映画のゼイラムとは別の世界の話であり、フジクロも映画とアニメでは全然別人である。








このアニメでは映画では描かれていないイリアの兄の話やボブが人口知能ＡＩになる逸話なども書かれており、ゼイラムファンにはたまらない作品であるのだが、映画とアニメではファンも賛否が分かれる所もあるらしい。自分は両方大好きなので、アニメ派、映画派のくだらない争いはどうでもいい。




















～あらすじ～（ウィキ転居）
地球から遥か離れたマイス星系の主星、マイス星。イリアは捜索者である兄、グレンの助手を務めていた。ある日、グレンに仕事仲間のボブから、ハイジャックされた宇宙船カルマ号の乗組員の救助と運搬物の確保という仕事の依頼が舞い込む。留守を託されたイリアだったが、出発の際グレンとボブが思わぬ妨害を受けたため、行きがかり上同行することとなる。カルマ号の捜索を行うイリア達だったが、運搬物の姿はなく、乗組員の多くが虐殺されていた。船の責任者を発見したイリアとグレンは事件の真相を問いただす。その時、イリア達に不死身の宇宙生物ゼイラムが襲い掛かる。実は運搬物の正体はゼイラムだったのだ。そして、イリアはゼイラムを巡る陰謀と戦いに巻き込まれていく。と言う感じ。


















なんといってもこのアニメはクオリティーが全体的に高い！桂正和が当時アニメのキャラデザを担当するのはこれが始めてだったと思うのでかなり貴重な作品だと言える。
ゼイラムといえば、僕の中では一番会いたくない宇宙生物ナンバー１である。
とにかく不気味。子供の頃は怖くて縮み上がった。この不気味さをかもし出してるのはなんといってもお経と和風な唐傘頭のデザインそして額に付いた観音のような顔。
顔にかんして伸びてくるは、口はぱっくり裂けるわでとにかく気持ちが悪い。
そんなの相手によくもまーたった一人で立ち向かうよね～イリアは。
強くて、たくましいが、内面は兄想いの優しい女性である。










もの凄く理想の女性に近い。兄が失踪し、一人で辛く寂しいはずなのに弱みを見せず、自分の中にしまいこんで戦う姿はけっこう惚れますね～。
ちなみに映画版イリアを演じてた森山 祐子さんも大好きである。








声優も豪華ですね～。
イリア役には久川綾さん
グレン（イリア兄）役には小杉十郎太さん
フジクロ役には声優界のキング千葉繁さま
ケイ役はかないみかさん
と豪華面々です！










映画でもお馴染みなのが、イリアたちマイス星の人たちが食べる主食ですね。
そう昆虫を主に主食としているんですね。早い話が、ゴキブリを食ってます。
可愛い顔してゴキブリ食ってるとこは流石イリアだな～と関心する。
映画でもそうだが見てると微妙に上手そうに見えてくるから怖いところ（＾＾；）








個人的にこのアニメで好きなキャラはやはり千葉さん演じるフジクロです。(↑画像右側)
やっぱり映画はただの腰抜け、へタレの男でしたが（サブ監督の演技は素晴らしいかった）アニメはかなり悪知恵働くし、意外にいい奴なのでこのギャップのすごさでフジクロですね。ボブも結構可愛いんですけどね～。










僕は昔ビデオで録画したのを持っているんですが、今はＨＤに移してもっています。
全６話で中々レンタルでは置いてない。探せばあるとこにはありますが・・困難でしょう。ただ2004年6月25日にＤＶＤが発売され保管されましたので、比較的購入しやすくなりました。