『がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻き』レビュー

『がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻き』（がんばれゴエモン とうかいどうちゅう おおえどてんぐりかえしのまき）は、2005年6月23日にコナミから発売されたニンテンドーDS用ソフトで、がんばれゴエモンシリーズとしては4年振り。

あらすじ
いつもながら平和なはぐれ町。ある日の昼下がり、ゴエモンとエビス丸は長屋でのんびりと過ごしていると、突然おみっちゃんが何かの紙を握って慌てて入ってきた。瓦版がなんとゴエモンとエビス丸の手配書を配っていたのだ。身に覚えのない悪事にゴエモン達が無実を証明するために奉行所に行こうと身なりを整えて長屋を出ようとしたその時、役人たちが血相を変えてやって来てゴエモンとエビス丸を縛り上げ、奉行所に連れて行ってしまった。

個人的感想
まーまー面白かったかな～というレベルかな。
昔のゴエモンシリーズが神がかっていたため、自分はPS版当たりからゴエモンシリーズについて行けなくなった。

スーファミのゴエモンシリーズは大好きだし、やっぱりゴエモンは切っても切れない愛着のあるゲームです。そんなゴエモンの４年ぶりの新作・・・うーん。絵柄は凄く良い。

けどゲームがアクション要素が少なく、またタッチペンの反応が悪いのでイライラさせられました。ステージの難しさよりタッチペンを使ったミニゲームが鬼のように判定がシビアのため進めない人が多いらしい。

実際習字のミニゲームでは何回も挫折しそうになった。
「ほ」が鬼畜で、少しでも試し書きからはみ出すとアウト。
さらに、福笑いも判定がシビアで、ちゃんと正確な位置に合わせて似顔絵を作らないと先へ進めない。よくクリアできたな～と思う。

話は三種の神器をテーマにしたもので、若干クサナギ、ヤサカニ、ヤタとう単語を聞くとKOFがでてきてしまった。

インパクト戦もタッチパネル操作のためやりにくく、操作画面の真ん中に自爆スイッチがあるためあやまって押すとカウントダウンが始まる。戦闘中に自爆装置解除が面倒である。

さらに酷いのがパンチボタンを左右で連打していると押してもいないのに画面の真ん中が反応してしまうため勝手に自爆装置が反応する。
同時押しは画面の真ん中が反応するとかやめてほしいわ。あとタッチペンの反応が悪いため、ボタンが反応しないのもしょっちゅうである。


今回よかったのはナレーションがなんと笑点でお馴染み歌丸師匠なのである。実は笑点は子供のころから大好きなのである。なので、このキャスティングは最高だった。笑点のDVDBOXとかほしい。割とマジで。

トータル・・・絵とナレーションは最高なのに肝心のゲームの内容が残念な感じ。ボリュームも少ない。すごくもったいないゲームである。