Vシネマ『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』

『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』（ガイムがいでん かめんライダーざんげつ/かめんライダーバロン）は特撮テレビドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』のオリジナルビデオ作品。

概要

テレビシリーズのサブキャラクター呉島貴虎 / 仮面ライダー斬月と駆紋戒斗 / 仮面ライダーバロンをそれぞれ主人公に据えたスピンオフ作品2本立て。両作品ともテレビシリーズ第20話直後を舞台としており、テレビシリーズでは描かれなかった貴虎と戒斗のそれぞれの過去も掘り下げられる[1]。また両作品とも新アームズと新仮面ライダーが登場する。

監督は『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』などを担当した金田治が両作品を手がける。脚本もテレビシリーズに参加した鋼屋ジンと毛利亘宏が各編を担当している。

斬月編はテレビシリーズでは描かれなかった呉島家の秘話と、『007』を意識した貴虎とゲストヒロインとの絡みが中心となっている。これまでの作品では少なかった貴虎のアクションシーンも存在する。

バロン編では戒斗役の小林豊が一人二役を務める。兼役となるシャプールは小林本人の人物像をモデルとしており、俳優となる前はパティシエであった小林の経験を活かした菓子作りのシーンも盛り込まれている。

企画経緯

スピンオフ作品の制作は、テレビシリーズ製作中からプロデューサーの武部直美が提案しており、『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』の撮影開始頃に制作が決定された。

物語の時間軸は、テレビシリーズで戒斗が死んでいることや『ドライブ&鎧武』が後日談となっていたことなどから、テレビシリーズ途中での出来事とされた。バロン編はプロット制作が難航し、シリアスからコメディまで内容が2転3転した後、小林の一人二役という案が出て方向性が定まった。

新アームズおよび新仮面ライダーの登場は、映像ソフトへロックシードを付属させることを前提に考案されたが、完全新規のものを用意することはできず、いずれも既存のアーマードライダーのものを流用している。

ストーリー

『仮面ライダー斬月』
呉島貴虎がヘルヘイムの森の真実を葛葉紘汰に伝えたその頃、謎のアーマードライダー・イドゥンがユグドラシルを襲撃する事件が発生。それを聞きつけた貴虎はシドと協力し捜査を始める。
その最中、貴虎は呉島家の元使用人・朱月藤果と再会するが、藤果の口から貴虎の父･呉島天樹の死が語られる。
 
『仮面ライダーバロン』
チームバロンを脱退してユグドラシルへの干渉を試みようとする駆紋戒斗は海外からやって来た自らと瓜二つの御曹司・シャプールと出会う。そしてシャプールは戒斗を眠らせ、服と持ち物を入れ替えてしまう。
戒斗に化けたシャプールは他のビートライダーズに混じってダンスを始め、周囲を困惑させる。一方の戒斗はシャプールに間違えられ、執事・アルフレッドたちに確保されてしまう。

個人的感想
Vシネマは割りと出来がいいのが多いね。
本作も例外ではなく割りと良かったし、話もそこまで無理やりではなかったし、切ないドラマだったな。

金田治監督といえばゴミを取り続ける監督してお馴染みだが・・・本作は脚本家に恵まれたのか良作でした。

よかったな・・・・本作はなかなか出来もよく、ストーリーも面白いです。見ても損はない一作。

久保田悠来さんが安定の舞台挨拶でかましまくってて正直すげー面白いｗｗｗｗ

バロン役の小林くん同様キャラとのギャップがすごいな二人ともｗｗｗｗ
 
小林豊君はホントに小林豊本人の素でシャプールを演じたらしく。全然キャラが戒斗と異なるｗ
 
バロンメンバーと佐野岳くんは「普段の豊で全然新鮮味がなかったので、こいつらがこの戒斗そっくりのシャプールを見てビックリする演技をするのが逆に大変だった」と語ってますｗｗｗｗ

ちなみに小林くんは趣味がケーキ作りという少女趣味でおそらく本作の作中にでてきたケーキも彼の手作りだろう。実は別の回でもケーキ製作を小林豊くんが作ってる回もあったとラジレンジャーで聞いたような気がする。
 
ちなみに本作の特典の舞台挨拶とメイキングはかなりカオスな内容になっており、仮面ライダーイドゥン役の岩田さゆりちゃんがほぼ久保田さんに「ファンの方は知ってるとは思うんでうすけど・・・私たち以前競演してて・・・ホラ・・・この人（久保田）・・・顔が濃い・・・・くどい・・・・しつこい・・・・人じゃないですか・・・・だからキスシーンで爆笑してしまって何回もNGを出して迷惑をかけてしまいました。」

と・・・毒を吐きまくるという状態ｗｗｗｗ
 
そして、そこに絶妙な間で金田監督が「そうだね・・・彼は一人だけテンション高いしね・・・だからあのシーンは顔を近づけたところで映像を空に向けるしかやりようがなかった」と追加コンボを食らわし・・・・妙に一人だけテンションの高い久保田さんを苦笑させるという攻撃をくらわせた。
 
そして、さらに岩田さんのコンボはそのまま小林豊にまで向けられるｗ

岩田「ホントに・・・・楽しい現場で・・・・・一人だけ異様におかしくて・・・（冷ややかな目）」
 
小林「え？僕ですか！？ｗｗｗ」

全員「お前以外に誰がいんだよ・・・」状態ｗ

まー・・・・・そのあとやっぱり天然の小林豊には敵わなかった岩田ちゃんは無理やり変身ポーズをやらせれ・・・・・・・

「コバヤシッ・・・・！！！」と銀魂みたいな状態叫んでたｗｗ

こんな楽しいテンションでこんな悲しいドラマが作られたのかと思うとシュールであるｗ

ゲスト俳優人も豪華である。

仮面ライダーWの園咲パパからの久しぶりの登場となる寺田農。
 
仮面ライダータイラント役には河相我聞が参戦。

各キャラクターの過去も明らかになるのでなかなか見ものです。

呉島家のパパ・呉島天樹 は初登場にしてやはり最低の人だった。自分がヘルヘイムに汚染されたから治療の方法を探すため、子供たちを人体実験し治療法の研究していたり・・・色々「うわ・・・・」な奴でしたね。

若干、用兵ということもあるけど仮面ライダーWの「NEVER（ネバー）」を思い出したよｗまーた園咲家ミュージアムの陰謀か・・・・ｗ

ライダーに関しては・・・ガイムはスーツの使い回しが多すぎるよ・・・
マルススーツ流用しすぎやろ。正直流用しすぎて黄金の果実のバーゲンセールになってる。ロックシードの形もウォーターメロンロックシードもマンゴーロックシードの流用だし・・・

まー内容が良かったからそこはもう良いけどね。

今回毎回三歩歩いて捻挫して歩けなくなった運動御地の小林豊にアクションを任せた金田監督。

「TV本編は小林以外は（アクション）がんばってた。このままだと小林だけ生身のアクションの見せ場がない。だから今回は無理かもしれないとも思ったが、怪我のリスクもあったりしても・・・小林本人にアクションをやらせたかった。」とのこと。

佐野岳さんが「豊かは3歩だけしか歩いてないのに足が変な方向に曲がって捻挫たり、走るアクションでは足が縺れてこけまくるので見ていて不安」と心配されていたが、本作では素晴らしいアクションをしていました。

ラジレンジャーでも鈴村さんに突っ込まれてたが
「こんなん（天然）が戒斗をやってただなんて俺は信じられない！！だって、素の豊君こんなんやで！！！？？？それが戒斗やるってないだろｗ」
というのはおっしゃるとおりだった。演じわけがすごいねｗ！

トータル・・・素の小林豊に注目！！！
そして兄さんのラブロマンスにも注目！！