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22世紀。全面戦争により地球は汚染され、ごくわずかに生物が居住できる地域においても、シェルターの外では人類はサイボーグに生体改造しなくては 生きていけない悲惨な状況となっていた。人類は地球、スペースコロニー、そして火星にドームを作りかろうじて生きている状態である。人類の希望は数百年か けて火星をテラ・フォーミングすることにあったが、しかし作業は遅々として進まず、現実はコロニーやドームといった閉鎖された世界、悪夢のような汚染され た地球という現実の世界の中で暮らしている。そして人類の唯一の生きがい、それはコンピュータによって巨大な仮想現実の世界を作り出し、その世界に特殊な 機器を用いて精神を飛ばし(ダイブという)、 その仮想世界の中で生活すること。その世界ではかつての地球はもとより、様々な歴史上の世界、SF・ファンタジー的な世界が用意され、その中で現実世界と 同じように人々は交流し生活できるのである。 その中では痛み、味覚など全ての感覚が神経を通して現実と同じように感じることができ、現実世界と全く区別がつかない。 ただし、安全面も配慮されており、仮想現実の世界で怪我をしたり死んだとしても、強制的に現実に引き戻される(ライズする)ため、心理的ショックは受ける もののさしたる現実的なダメージは無く、仮想空間という新しい世界の中で人々は理想郷を手に入れたはずであった。 しかし、電脳ネットワークにおいて事件が起きた。 ネットワークに接続した人物のデータを破壊、侵食、変化させるパラサイトウイルスの発生である。 感染した人間は仮想世界において醜悪なモンスターとなり、他の人々を襲い、次々と感染を引き起こす。 このウィルスに感染すると、ライズが出来ず、精神はモンスターとして仮想現実の中にとどまり、いずれは死に至り、現実の肉体も死亡する。主人公、サージ・シャディックスは兄の率いる傭兵部隊ブルーメタル隊に所属していた。現実の世界において最強の部隊である。だがウィルスの発生を重 く見た政府の依頼で仮想現実の世界に「ダイブ」し、ウィルスによって怪物と化した犠牲者と交 戦。 想像を絶する怪物との戦いの末、ブルーメタルはサージを残して全滅、兄は仮想世界の中で行方不明となってしまう。 現実世界にかろうじてライズしたサージの前には、仮想世界で死んだため肉体も死んでしまった仲間、精神が今なお仮想世界で行方不明のため魂の抜け殻のよう になり意識不明のままになった兄の姿があった。 サージはウイルスによって殺された仲間たちに事件の解決を誓い、軍を辞め、仮想世界における犯罪を解決する組織STANDの調査官となり、恐るべき陰謀に 立ち向かう。
メディア展開
大張正己原案で、角川書店『月刊少年エース』増刊『エースDASH』に漫画化作品が連載され、1997年10月から12月にかけて本作を原作とするアニメ作品がテレビ東京で 放送された。タイトルは『VIRUS ‐ウィルスバスター・サージ‐』。同名の人物、企業等の一致点はあるが話の内容は全く別物である。戦闘時にはヴァリアブル・ギアと呼ばれる強化プロテク ターを装着するという、アニメ独自の要素も導入された。なお、アニメ作品をベースとしたゲームがプレイステーションで発売された。
解説と感想
勇者シリーズ特集やってて、実はあれも大張さんかかわってるんで、よし!じゃあ大張さん特集もしちゃえ!と急遽の思いつき。
大張さんと言えば、プロレス好きで、ロボット好き、SNK好き、エロ好きな人です。
餓狼伝説のアニメ三部作を手がけ、その後タカラの闘神伝のアニメも担当(タカラ狙い過ぎ)そしてウイルスもアニメを手がけました。
最初に言っておきますが、18禁エロアニメの作品に関してはやりません。
大張さんはエロではフタナリっ子を多くやってます。気になる人は各自調べてください。ロボット作品に関しては主にデザインやOPが多いので、それもやりません。
ゲーム化されており、尚かつ大張さんが結構かかわってる物をやります。
この作品は大張さんが監督(ていうかゲームをベースに完全オリジナルを作った)をしています。僕はLDBOX買いました。
テレビ放送中は、深夜アニメだったのでお決まりのサービスショットも多かった。
LDやビデオが出る際、乳首などを付け加えた裸シーンも追加されている。
何故この作品が好きかというと、スーツのデザイン、アクションシーンがカッコイイのもありますが、一番はSNK作品のパロディーが満載という点です。
過去に餓狼伝説を手がけた大張さん。やはり餓狼作品が好きだったんですね。
この作品に出てくるキャラは全てSNKキャラの某キャラにそっくり!!
さらには声優まで同じw
比較
サージ→Kダッシュ声は三木さんである。
(制作は97年だったのでパロではないが、これはSNK側がパロッたのだろう。兎に角似てる。)
エリカ→舞(まんま・じつはもう一人舞にそっくりなキャラがでてきます。)声は飯塚さん
(舞もそうなんですが、ニンジャマスターの某キャラにも似てる)
マーカス→テリー+アンディー声はアンディーをやってる人と同じ難波さん
(帽子にしても闘い方もテリーそっくり)
ジョウイチロウ→ジョー東声はジョー東と同じく檜山さん
(キャラの性格まんまである。)
また親友である池澤春菜(SNKではアテナの声を98から担当)をミレイ役で起用している。よく一緒にプロレス観戦をしているらしい。
実はこれ以外にも脇役でKOF96のバイスそっくりのキャラもレギュラー?ででてくる。
ゲーム版との違い
全然違う!!ゲームはスーツなどでてこない。コンピュター世界にダイブして見た目は生身でウイルスと戦う。このアニメは完全に大張さんが作り直した別の作品といえる。ちなみゲーム版のサージ(主人公)は井上和彦さんが担当している。エリカは皆口裕子が担当している。
コミックス版
エロマンガ家のユナイトさんが描いている。
マンガ版は実はキャラはアニメと同じだが内容が異なる。
新キャラのユイリン姉さんも出てきている。
しかし、残念な事にユイリンはウイルスに感染し、暴走、死亡してしまうが・・・。
エリカのお姉さん的ポジションのキャラ。
アニメの内容をもの凄く短くまとめた感じのだが、ラストは違う結末をたどる。
ダーク・ヒーローものが好きな人にはお勧め。
あとSNKファンは見て見るとニヤリとする。
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