「Alan Wake's American Nightmare」

概要
Alan Wake's American NightmareとはMAX PAYNEのRemedyが送るアクションアドベンチャー。
2012年2月22日よりXbox LIVEアーケードで配信開始(1200MSP)、同年5月22日よりSteamでPC版もリリースされている。
正式にはナンバリングを振られていない外伝の話ではあるが、前作「ALAN WAKE」より2年後と時系列は繋がっており、短編的な続編といってもいいだろう。

舞台はアリゾナ州ナイトスプリングス。エピソード形式ではなく「モーテル」「天文台」「ドライブシアター」の3つのエリアでストーリーが進む。一本道がほとんどだった前作とは違いそれぞれのエリアは箱庭に近いものになっている。
もちろんお馴染みのラジオや原稿といった収集要素は健在。
ラジオでは前作の登場人物のその後についての補完的要素が聞けるので要チェック。

前作と比べてアクションに比重を置いており、マシンガン等使用できる重火器の数も増えている。また、現在まで闇の世界で戦い続けてきたおかげかアランの持久力は上がっている。更に襲い掛かる敵は分身や爆弾を使用する敵が登場するなど厄介な種類が増えている。
新たな遊び要素として『アーケードモード』が追加され、迫り来る敵を倒してハイスコアを狙うモードも搭載。

今作は吹き替えではなく英語音声・日本語字幕になっている。

あらすじ
アランは闇から抜け出せなくなっていた。二年間彼は闇を彷徨い続けた。
絶望仕掛けて闇に飲まれそうになったが、彼を支えたのは妻に合いたいという希望だけであった。
前作で彼の闇が分かれた存在ミスタースクラッチは、彼を殺して自分が闇を支配し、現実世界を蝕もうとする。彼はミスタースクラッチを倒すため、そして現実世界へ戻るため・・・最後の手段として新しい作品「ナイトスプリングス」を執筆するのであった。次の舞台はアリゾナ州ナイトスプリングス・・・・。

個人的感想
前回のアランウェイクレビューは・・・
面白い物語に引き込まれた私は・・・ダウンロードコンテンツ商法かよ・・・と内心汚いとも思いつつ、引き続き続編のダウンロードコンテンツである「Alan Wake's American Nightmare」にも手をだした。

しかし、それは前作のモダン的な雰囲気とは打って変わって、アメリカのドンパチ映画のようなノリ、舞台もアリゾナに変わった世界だった。困惑しつつもアランがどうなるのか気になるそれがナイトスプリングス。

無限ループってこわくね？雰囲気は違えど、
内容はやはり面白い。
このゲームは同じシナリオを三週するという内容。ダウンロードコンテンツなので、当然内容は短い。
一週目では取れなかったアイテム、助けられなかった人を二週目で、二週目でも取れないアイテムを三週目で、という形になるので、基本はループ物。ただ・・微妙に内容が変わっている。というのも、アラン以外のキャラも記憶を引きついでいるのだ。なんかシュタインズゲートみたいね。
なので、次の週に行くとちゃんと助かるために対策を打つのだ。
まーそううまくはいかないんだけど。

前作と違い、吹き替えがなく字幕で英語音声。ムービーシーンは実写という感じになっている。さすがダウンロードコンテンツ。あまり予算がかけられてないように見える。

システムは前作同様だが雰囲気はちょっと違う。
肝心のラストは・・・一見ハッピーエンド・・・・・？？？
に見えるんだけど・・・・という感じ・・・
気になる方は実際にご覧ください。

トータル・・・次の犠牲者は・・・あいつ・・・