Remember11とは、KIDより発売されたサスペンス系アドベンチャーゲームである。正式には、『Remember11 -the age of infinity-』。CEROレーティング15歳以上対象。2005年5月12日にサクセスよりSuperLite2000シリーズ、2009年4月16日にPSPでも発売された。 概要 Never7及びEver17に引き続いて発売されたInfinityシリーズの第3作目である。 以前の作品では複数用意されたシナリオ(各ヒロインのルートとも)を全て攻略する事で最終シナリオが出現し、そのシナリオを以ってグランドフィナーレを迎えると言う構成であったが、今作はそれと異なり、二つのシナリオとも1つずつ用意されたグッドエンド、およびスフィア編のエピローグまでの一本道である。それ以外のすべてのバッドエンドはそこから外れた結末として存在する。いわゆる攻略対象となるヒロインは存在しないため、『infinity』シリーズで唯一恋愛アドベンチャーゲームとはされていない。また、前二作にはあまり見られなかった残酷描写やグロテスクな表現が多く描かれている。 ストーリー 雪山編 2011年1月11日、冬川こころの乗った飛行機が青森県の南八甲田朱倉岳に墜落した。その後彼女が目を覚ました時、なぜか朱倉岳からは遠い「スフィア」にいた。彼女は混乱のさなかに再び意識を失い、目覚めた時には墜落現場近くの避難小屋に他の3人の生き残りと共にいたのだった。 スフィア編 北海道の青鷺島に、隔離と保護のための特定精神医療施設SPHIA と言う建物があった。1月11日午後4時、優希堂悟は屋上の時計台にいて、突然彼は謎の影に追われ時計台から転落してしまう。彼は一部の記憶を失った上に、突如朱倉岳の一角にある避難小屋で目を覚ますのだが…。 個人的感想と考察 (*ネタバレしていますので未プレイ、 過去作をやったことない人は見ないでほしい!) まず感想は打越さん恐らく制作がまにあってないと言われているとおり未完! だろこれは・・・。確かにすごい作品でとても面白いが・・・・ あとは自分で考えろ!といわれても根幹以外の情報はほとんどないので、完全推理はできない。 これは前作のEVER17の爽快活、明瞭な解決とサブにで楽しめる心地の良い考察できる謎を残す絶妙なバランスをやってのけたスタッフたちが手がけたとはとても思えない露骨な荒のある脚本。 なんというか前作や前々作が大好きなファンを落胆させたといっても良い。監督、一部脚本担当の中澤氏も「なんなのこれ?よこくこんな状態で発売したな。と言われてもしかたがない状態で発売したことを申し訳ない。自力で解けというには肝心の情報が足りていない。」と言っている。 謎が多すぎるとともに、無茶のあるSF解釈にもそれはどうなのか? と批判が上がった。 X軸Y軸での空間軸の説明の際にY軸をねじ曲げちゃえばいいという、アインシュタインが見たらぶっ飛ぶくらいのある意味斬新な発想の転換をやっている。 個人的には現実で証明されている量子テレポーテーション理論と非現実のSF設定を組み合わせるのは嫌いじゃないんだけど、EVER17では、まだうまいことごまかしてた部分を露呈させた形になってしまったように見えてしまうのが非常に残念。 だが個人的にはこの作品非常に楽しめた。もちろん大まかな流れや考査はできたが肝心の部分は情報自体がほとんど提示されていないので憶測くらいしかたてれない。 考査サイトはあくまで考査サイト。中澤監督は色々な考査サイトを見たらしく、非常に面白いし、有り難い、この作品のキャパを広げてくれてうれしい。けど我々が考えた結末とはどれも違っている。と一刀両断してしまっている。では真実(完全版)を発売できるのかといえば、出来ない、寧ろ今更しない、考えてもいない。これはこれで終わり。と言っている。個人的にこの作品はキャラクター間でのほうれん草(報告、連絡、相談)が極端に足りず、そのせいで、他のキャラを危険に巻き込む展開ばかりで「お前らは本当にバカだよね!」とライアーゲームの福永がごとっきツッコミを入れたくなるし、見ていてものすいごくイライラさせられ、最終的におまえらもうめんどうだから死んじゃえよ!と言う心境にまでなってくる。 ということで・・・・感想をまとめるなら、相変わらず面白いSF作品だが、あの打越さんが手がけた脚本にしては非常にお粗末な内容としかいいようがない。これはもう正直残念としか言いようがない。恐らくこの作品今までやった打越脚本の中で最低としか言いようがない。未完でだしたのなら・・・ね。 また分が悪いことにあの神作とまで賞されるEVER17のあとにでた作品ということで余計に最悪のタイミングででちゃった問題作である。 でも、一度はじめると最後まで一気にやりたくなる。 強烈に続きが気になる脚本構成はさすがです。実験的な作品としては非常に面白い作品だと思うよ。 考察をさせるための出題編としては最高だとも思う。 が・・・出題するにも情報が少なすぎる。 ここは文句言わせて!出題するにはもっと情報をくれ!! 出題するなら解答編がないと非常に宙ぶらりんのまま投げ出されている。 「プレイヤーへの復讐」という概念があったらしいが、だとしたら 最高の復讐になっているよ。 これはゲームを利用した我々に対する復讐劇だと考えれば、かなりやりやがったな!と言いたくなる。 期待してもしょうがないんだけど・・・・解答編だしてください・・・・お願いします。
あっしがわるーございました。解答編だして・・・
*この作品をやって打越氏、中澤氏、 インフィニティーシリーズが嫌いになったか? A、嫌いにはならない。むしろすごいと思うよ。 この作品は確かに前作がすごすぎた為に 若干の落胆をしたけども・・・ 他のゲームと比較したらクオリティーの高さは一目瞭然でしょ。 だから、トータルで見るとすごい作品であるというのは確定している。 ここからもの凄くネタバレ&自分の妄想虚言な考察です。 気になる人だけ見てください。 自分なりの考察と考察サイトで言われているも一部混じったまとめです。 読む前に以下の点に注意してください。
これが大前提になります。この指示を理解出来ないようなら戻ってください。
1、考察はあくまで考察であり結論、答えではない。 2、制作者サイドは考察サイトは面白いが、我々の意としたものではないことが多く書かれている。それも楽しみの一つとしてなら考察してほしい。という感じのスタンスである。 3、色々な考察サイトでも、謎が多すぎるため辻褄があわない憶測や論点が矛盾している考察が多数存在し、明確な答えを出せているものはほとんどないに等しいこと。 4、考えれば考えるほど、泥沼にはまり込みまともに推理ができなる状態に陥る可能性が大きい。 5、考察サイトや考察をしたところで、必ずしも制作者が正解をだしたわけではないのであまり信じ込まないこと。 最低限これくらいはご理解した上で考察をよんでください。 そこはおかしい、間違っているなどの指摘はうけても返信等には応じられません。あくまで間違っていることが前提の考察です。論理が飛躍しすぎていても、矛盾があってもしょうがないと思って見てください。憶測であり、そこに意味はないのです。 ~個人的に特に気になる疑問とこうなのかな? こうだったら面白いなと思う考察~ まず、一つ目犬伏景子と優希堂悟の妹の存在と関係について憶測と考察をしてみたい。
*病院で12人もの患者を殺害した犬伏景子は何者で何故こんな事をしたのか?
彼女は心臓をえぐり出した後「セルフはどこ?」とつぶやいている。
セルフとは色々な考察サイトでいわれているのは「自我」のことなど言われていますが、これはどうも違うと個人的に感じる。ニコニコ動画の考察動画の中にセルフの本当の意味はユング心理では「自己」であり、自己は身体の中心にあるという。のが個人的に的を得ていそう。
1、自己=心がわからない。自己は身体の中心にある。自己を探している。
他人の心臓を殺して抜き出し探してしまった。
2、彼女はDID(乖離性同一性障害)、つまり多重人格である。
彼女はセルフなるものをさがしていた。
セルフとは『超越的な意思(あるいは知性体)』である。
彼女が事件を起こしたとき、
何らかの人格交換があり=交換していた相手「セルフ」だったのではではないか?
3、ライプリヒ製薬が犬伏景子を実験台だったのではないか?
(根拠なし。本編中にそんなことは言われていない。)
4、犬伏景子はA~Kまで人格がいる。そこにセルフがはいった可能性は?
5、事件の時時空間転移が起きていなかったのか?
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*犬伏景子は主人公・優希堂悟の妹ではないのか?
そしてドラマCDでゆにがであった少女アリスは・・・。
1、根拠は声優が同じである。(前作を踏まえると・・・)
2、実はドラマCDで「ゆに」は病院に入院し、とある少女に出会う。それは「アリス」という少女だった。
・ゆにはアリスを自分より年下には見えないという。
恐らくアリスは犬伏景子の別人格Aだったのではないか?というのはかな濃厚だと思う。
・ゆにと犬伏はスフィアでは仲良しで以前からの知り合いのように見える。
・彼女は名前を「アリス」と言った・・・・アリスは医者がつけたコードネームだという。
・アリスは「お兄ちゃんを探している。」兄がいる=兄はユウキドウ??
・犬伏景子はA~Kまで人格がいる。
AはアリスのAである可能性がたかい。
・アリスは主人公・優希堂悟の妹ではないのか?
ということは優希堂悟の妹=犬伏ではないのか?
・犬伏が12人殺害事件の時時空間転移が起きていなかったのか?
時空間転移してアリス(主人公・優希堂悟の妹と時空間転移?)していた可能性はないか?
またはアリスの中にいたのが、セルフなのではないのか?
(かなり無茶苦茶なこと言ってます。ぱっとした思いつきなのでスルーしてください。)
主人公・優希堂悟の妹は冒頭で「私は私が怖いの・・・○○○ちゃんを・・・殺しちゃうから」
と言っている。これはもしかすると彼女もDIDで犬伏景子と同一人物か、あるいは時空間転移に犬伏景子としてしまったことにより、セルフ=犬伏=主人公・優希堂悟の妹で人格交換が行われていた可能性はないだろうか?
↓(ただし以下の事でその可能性は論破されてもしかたがない。)↓
ただ、主人公・優希堂悟の妹は2001年に、つまり11年前に死んでいる(断定されている)のでかなりそれは矛盾があり無茶苦茶な事をいっているのは100も承知です。
でも、なんらかのトリックというか、裏がありそうな気がとてもしてしまう。
ミスリードだったとしてもね。
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次は本当にややこしい根本です。
*ユウキドウ計画とは何なのだろうか?
恐らくいくつかの疑問のなかでの、行動理由は
1、鈴を救うための急遽の実験場所変更だった。(恐らくこれはありえると思う。)
飛行機事故のニュースを見て、オーストラリアでの装置実験を取りやめた。
2、それ以外にも「セルフを閉じ込める」目的があった。
セルフとは先も述べたが、『超越的な意思(あるいは知性体)』
もしも、犬伏景子もセルフによって12殺傷事件を引き起こしてたとしたら?
考察の中ではセルフとはプレイヤー、または制作者人のことをさしているのでは?
(前作のEVER17をやるとわかります。)
これには半分納得、半分違うかもという感じです。
オリジナル・ユウキドウが主人公・悟に対して「あいつの人格が入ってしまっている為に失敗した。」というのが あるが、あいつ=プレイヤーというのはあり得そう。プレイヤーのせいでしっぱいした。というのは結構理にか なっているかもしれない。ただ、これはインタビューを見ると間違いである可能性がある。
そして、『超越的な意思(あるいは知性体)』=神ではないか?
ユウキドウ(オリジナル)はセルフによって妹を失ったのではないか?
よってセルフをとらえ無限の時空の牢獄に幽閉し、閉じ込めたかったのではないか?
鈴も助けたかったい。妹を死に追いやったかもしれないセルフにも復讐したい。
隔離させないと危ない。
だからユウキドウ計画をつかい、鈴を助けると同時にセルフを幽閉(復讐?)
しようとした。セルフはユウキドウにとって、多くの人を殺傷した「危険な意思」だから・・・幽閉しなくてはまたセ ルフによって事件が起こると考えていた。
榎本と人格交換したのはセルフを騙すためであった。とは考えられないですかね?
打越&中澤のインタビューの中に・・・・こういうフレーズがある中澤「そう解釈できるようにはしてあります。“アイツ”=プレイヤーとは限りませんけど、彼らには、僕ら“上の次元の者”1人1人を判別する手段が ないですし。彼らにとっての僕らは、抽象的に言えば神様のようなものです。今作は神に対する反抗の物語であるともいえるかもしれませんね。」 ──彼らが“アイツ”を憎む理由とは何なのでしょうか? 中澤「悟は過去に“アイツ”にひどいことをされている。だから呼び出してその復讐をしてやろうと、本作はそういう物語なんです。」 打越「当初は冒頭に、プレイヤーが選んだ選択肢のせいで悟が妹の沙也香を殺めてしまうシーンを入れようという案がありました。」 あいつに酷い事をされている=妹を殺されている。とも考えられますよね。
あいつ=セルフ。セルフは赤ん坊と人格交換している時に入り込めた可能性はないのか?
ユウキドウ(オリジナル)が冒頭でつぶやいた聖書の一節は・・・・
ダビデのくだりは・・・簡単に言うと神に何度も槍をなげ当たるまで復讐するという感じの内容です。
セルフへの復讐こそ本当の目的だった。と考えるのが自然でしょう。
『超越的な意思(あるいは知性体)』が危険かもしれないと考えたのは・・・・
実は第三者ででてくるαとωを見てその無邪気で無垢が故に残虐な行為も行ってしまえるとい うのと、犬伏の 12人殺害は非常に似ているように感じるんです個人的にね。
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ゆにが持っていたテラバイトディスクには何が書いてあったのか?
かなりアホなこと言います。
装置の設計図や情報が入っていたのではないか?
本編でも「2012年の状況を整えるのに都合が良い情報」というのがあるしね。
装置が作れる情報なら「2012年の状況を整えるのに都合が良い情報」と言えそう気はする。
ただ、装置がいつできたのかよくわからないけど。情報不足すいません。
最後に・・・・
『Remember11』とは? 中澤「本作のストーリーは、キャラクターたちによる“終わりのない復讐の物語”です。 みなさん自身が『Remember11』はもうやりつくしたな、と思ったその時こそが、この作品の本当のエンディングだと思っていただければ。
『Ever17』は、プレイヤーがゲームの世界を上から俯瞰することで、キャラクターたちを導き、2017年の話1本に思えたストーリーが、2017年の話と2034年の話の2本になっていく構造 だったので、今度はその逆をやろうと思っていました。2本に見せかけたストーリーを1本にまとめ、
プレイヤーがキャラクターたちの敵になると面白いかなと。プレイヤーって、ゲームのキャラクターたちにとって必ずしも“いい存在”ではないんです。プレイヤーの選択次第で、彼らに悲劇が訪れることもありますし。 だから、ひょっとして彼らはプレイヤーを恨んでいる場合だってあるのではないか? その気持ちを物語に落とし込めば、これは新しい。きっとみんなワクワクするし驚くだろう、と。今考えるとエンターテイメントとしてはメチャクチャなことやっていますね(笑)。」
というわけで、まだまだ謎が多いんだけど、個人的にものすごーく気になっているのが以上のような内容なわけです。 本来、制作側は回答編であるお馴染みの犯人視点編で描かれる「セルフ編」を作ろうとしていたのですが、恐らく制作側の進行などの都合上・・・カットされてしまい真相は闇の中~です。 かなりむちゃくちゃな事を言ってるのは自覚してるんですが、このモヤモヤをモヤモヤしたままでは収まらないので文章でまとめて見たかっただけ・・・つまり完全な自己満足なので気にしない、またはスルーしていただいて結構です。 馬鹿が虚言や妄言を書いてると思って許してください。 もし気になったら もう一度ご自分でプレイして考察してみてください。 VIDEO VIDEO Amazon.co.jp ウィジェット [0回]
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