『AIR』(エアー)は、ゲームブランドKeyが制作した第2作目の恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを原作としてメディアミックス的展開がなされたアニメやコミックなどの作品群のことをいう。
概要
『AIR』はゲームブランドKeyの第2作目の作品である18禁の恋愛アドベンチャーゲーム。Windows用ゲームとして2000年9月8日に18禁初回版が、2001年7月19日に18禁通常版が、7月27日に全年齢対象版が発売された。また、2005年4月8日に全年齢対象版に含まれたイベントCGを追加したWindows用DVD-ROM『AIR Standard Edition』(18禁)が発売された。前作『Kanon』と同様に少年少女の恋愛劇に不可思議要素を絡めたアドベンチャーゲームであり、シナリオが感動に特化した泣きゲーとして支持を集め[3][4]、2000年度の年間セールスで10万本を超える大ヒットとなった。
コンシューマー機への移植では2001年9月20日にドリームキャスト版(全年齢対象)、2002年8月8日にプレイステーション2版(全年齢対象)が発売された。2005年9月1日には、プレイステーション2用ベスト版(廉価版、CEROレーティング15歳以上対象)が発売された。プロトタイプよりPSP版が2007年11月22日に発売された。さらにソフトバンクモバイルのSoftBank 3GとNTTドコモのFOMA向けにも配信されている。
しかしながら、発売以降しばらくはコンシューマ版への移植や各種アンソロジーコミック以外にはほとんどメディアミックス的展開がなされなかった。発売後4年経過した2004年になって、コミックの連載が開始された他、翌2005年には京都アニメーションによるTVアニメ化がなされ、BS-iにて全12話、総集編と特別編前後編が放送、東映アニメーションに よる
劇場映画化がなされた。このように長く間が空いたにも関わらずメディアミックス展開されるのは、同手法が広まってからでは、特にゲームを大元にするも のとしては稀なケースである。またファンによる同人展開もイラスト、コスプレなどビジュアル中心なものを除けば、人気と評価の割にはかなり少なかったのも 特徴であり、これは後のKey作品にも引き継がれている傾向である。
ストーリー
さすらいの人形遣いの青年が、海辺の田舎町で偶然出会った少女達と紡ぐひと夏の物語である。現代が舞台の
DREAM編 、千年前の夏を描いた
SUMMER編 、再び現代に戻り千年目の夏を描いた
AIR編 の三部構成である。
個人的な感想
きっかけは音楽がとても素晴らしい (ニコニコやユーチューブでも有名なので今更言う必要はないが、)のと、
友人がすごいKEY作品のファン で色々教えてもらったのでやり始めた感じです。
実はこの作品ちょっと内容が一部難しいというか飲み込みにくい所というのが僕にはありました 。 これは理数系にはちと難しいものの考え方。
友人に聞いた所、どちらかというとKEY系は文系的なものの考え方じゃないと理解するのが難しいかもしれない。的な事を言われる。
なんていうのか比喩的?というのか・・・いや・・・なんというか・・・ファンタジック?どれもあってる気がしないが・・・(汗) まー理数系にはわかりにくい表現が結構含まれている。
兎に角、押井守などの理屈っぽい難しさとはまた違う難しさがこの作品にはあるのだ。 話は長いというか説明するのがややこしいので、一部しか語りません。
僕はゲームは家庭用に移植されたDC版、そして京アニ制作のアニメ版、出崎さん監督の劇場版を見たりやったりして何となくこういうことか・・・と飲み込めました。
少女たちと一人の青年の一夏の物語なのですが、めちゃくちゃ悲しいです。どのシナリオも。メインのヒロインの
神尾 観鈴(かみお みすず) はある呪いにかかっており、
ある条件を満たすとその発作が始まってしまう。 (それは各自で確かめてほしい。)主人公の青年、国崎は旅人で、ふらっとよった町でその少女に出会う。
そして、泊まる場所を探していたので、彼女の家に泊めてもらう事になるのだが、そこで発作や家庭環境を知り、ほっておけなくなる訳です。
実はこの他にも少女たちがいるがどの子も悲しみを抱えている。
国崎はその子たちの悲しみを解決・・・というか・・・解決するための手助け?をしていくことになる訳だが・・・・結構辛いものである。
このゲーム元は18禁のエロゲームだった訳だが、エロ要素はシナリオ中は皆無であり 、ゲームの最後のシナリオでエッチをするかしないかを選ぶ というものだけで、エロゲー? とはいえない。なのでこれらのゲームを泣きゲー と言わせてもらう。
KEY作品はこの泣きゲーでブームを呼び、作品に色々な名言??がつけられています。
Fateは文学
Airは芸術
CLANNADは人生
君が望む永遠は哲学
Kanonは奇跡
など。
京アニ版
原作には近い(絵もストーリーも)ので結構評価は高いのだが、やはり尺の都合上どうしてもカットしなければならない部分も多くアニメだけ見ても全てが解るわけではない。
きっかけ作品を知るきっかけにはとても良い作品である。
劇場版
はい・・・大波乱を呼んだ劇場版です。内容は劇場版なのでやや変わっており、
テンポも速い。絵もちょっと雰囲気が違います。
しかし一番波乱を呼んだのは監督が出崎さんということだw
概要
2005年2月5日に東映アニメーションによる劇場版アニメが公開された。
当初は2004年秋公開予定だったものの約半年延期となって公開された。
劇場版は中村誠の脚本の案を元に監督の出崎統が原作者によるアドバイスや要請も踏まえて脚色した「もう一つのAIR」というコンセプトとなっている。上映当時はミニシアターランクで上位をキープした。後にこの劇場版は、劇場版CLANNADロードショー記念として短期間ながらリバイバル上映が行われた。
大きく脚色した物語故に、原作ファンの支持が思ったように得られなかったことが、コメンタリーで出崎と中村によって語られている。事実、出崎統の公式ファンサイトでは、頻繁に荒らしが多発し、掲示板の体制を変えざるを得ない事態にまで陥った。プロデューサーの東、脚本の中村とともに、90分に収められるかどうかということを非常に悩んでおり、特に中村は準備稿を少なくとも十稿は重ねてい た。入場者数は上述の通りの成績を残しており、劇場版CLANNADを上映するキッカケの一つとなった(コメンタリーの中で、
出崎自身が「リベンジしたい」 と語っていることも関係していると考えられる)。DVD発売においては、二種類の初回限定版(スペシャル、コレクターズ)が用意された。
出﨑 統(でざき おさむ)
『あしたのジョー』 (テレビ版)の監督格に抜擢。
『エースをねらえ!』『はじめ人間ギャートルズ』『宝島』『ベルサイユのばら』「ブラックジャック」 など数多くのアニメ作品を手がけ、
その独特の表現手法が話題に。
出崎さんと言えば!!!出崎演出!! (「 出﨑 調」「 出﨑 節」 とも称される)そりゃもう僕は好きな監督な一人なんですが、なんでAIRでもやっちゃったw! (゚д゚;)ポカーンという感じ。
出崎演出の特徴
止め絵や透過光、画面分割などを多用した独特な劇画調の演出 手法や、繊細な心理描写にも定評がある。(上のような感じです。)
これがAIRでも多様されまくりwもう見ただけで監督が出崎さんだと解るw
興行成績はよかったものの、このせいで酷評をいたるところでうけることに・・・・
これだから老人の頑固な監督はダメなんだよ。
演出が古くさい!
なんでこんなジジイにやらせた!
イメージに合わなすぎ!
絵が濃すぎ!
このジジイ原作のゲームやってないのか!バカか!そんな奴にやらすな!
などなど・・・・・色々言われこれには出崎さん自信も悔しい思いをしたそうです。
なので
「リベンジしたい!」 と語っている。
個人的には劇場版はわかりやすく、出崎演出は笑って結構好きなんですがねw
まー結構おおざっぱですが、感想としてはこんな感じですね。
最後にこのゲームの名曲たちを聞いてください。
(動画は演奏してみた動画です。公式の物ではなくファンが自分で演奏したもの)
【ニコニコ動画】鳥の詩~夢語り~夏影~青空をピアノで弾いてみた 【AIR Re-feel Ver.】
[0回]
PR
http://uewomuitearuku.blog.shinobi.jp/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%EF%BC%88%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%EF%BC%8B%E6%83%85%E5%A0%B1%EF%BC%89/air%EF%BC%88%E6%B3%A3%E3%81%8D%E3%82%B2%E3%83%BC%EF%BC%89 AIR(泣きゲー)