米Microsoft(MS)は、旧版OS「Windows XP」の製品サポート終了へのカウントダウン「Two-Year Countdown」を開始した。日本法人のWebサイトなどにもカウントダウンを掲載し、最新版「Windows 7」への切り替えなどを案内している。
カウントダウンの対象はWindows XP SP2の64bit版とXP SP3に加えオフィスソフト「Office 2003 SP3」。それぞれWindows 7とOffice 2010へ切り替えるよう、MSは勧めている。
Windows XPは2001年10月、Office 2003は2003年10月に発売。いずれも長い人気を誇り、MSも長いあいださまざまなサービスを行ってきたが、次第に機能、性能面で時代遅れになりつつあり、サポート終了は2014年4月8日を予定している。結局、Windows XPのサポート期間が14年と既存のWindowsの中で最も長いものになる。
市場調査の米Net Applicationsの推計によると2012年4月時点でも世界のパソコンの47%がWindows XPを搭載しており、利用シェアは全OS中で最も高い。同年中にWindows 8の発売を予定するMSにとって、3世代も前の古いOSが大量に残り続けることは負担のようだ。
すでにMSは、Windows XPが標準搭載するWebブラウザー「Internet Explorer(IE)6」についても更新を促すカウントダウンを始めているが(関連記事)、OSについてもこうした施策でどこまで切り替えが進むか注目される。
(植木 皓=ニューズフロント)
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