「エマージング」外薗昌也

『エマージング』は外薗昌也による漫画作品。講談社の『週刊モーニング』にて連載された。全２巻です。
文庫も発売中（全２巻）

あらすじ

新宿である男が突如吐血して変死した。その死体は死後3日を経過したかの様に壊死しており、検死をした小野寺と関口はこれをウイルス性の感染症と推測。

一方、事件の場に居合わせた女子高生岬あかりの身にも異変が起きていた。感染経路も治療法も未知な新興ウイルス（エマージングウイルス）が日本を襲う。東京に現れたこのエボラ出血熱に似た伝染病に対し、政府は対応に遅れ、報道が恐怖心を煽り、国民はパニックとなる。

 

個人的感想
以前マンホールの時にも言いましたが、なんでもっと長く続けてくれなかった！！もったいないよ！！というのが正直なところです。話は非常に良く、日本の医療体制、バイオハザード対策の甘さを結構暴露していると思います。










オチが少し微妙だったのも残念（自然界では寧ろよくあることなのだけど・・・）だったかな・・・・と思います。もう少し意外な感染源が出てくるかと期待したんですが、結構縮こまった終わり方でした。
この作品実は一時期そういう話題が多かったのもあり、かなり話題になりました。
この作品を見て怖い・・・・・マジで怖いよ・・・と思った人も少なくないはず。
実際反響はかなりあったらしく、作者もビックリだったそうですよ。










このマンガ家さんは他の作品もある程度みてるんですが、少し意外でした。こういう作品も書けるのか！？すげええとマジで思いました。ただ、この後にエロマンガ？というかエロありの恋愛もの？の原作にまで手を出されたのはもっと意外ｗしかも俺の好きなマンガ家さんが絵を担当ｗそれにもビックリした。










マンホール同様もっと大がかりにもできたはずなのに・・・と考えると本当におしい作品です。