螢 雪次朗さん特集

螢 雪次朗（ほたる ゆきじろう、1951年8月27日 - ）は、埼玉県出身の俳優。血液型はB型。身長170cm、体重63kg。
NEST所属で過去の所属はトライベッカ。

日活ロマンポルノなどの成人映画に数多く出演し、1984年にルパン鈴木とコントグループ「螢雪次郎一座」を結成。『ザ・テレビ演芸』に出演し、11週勝ち抜き人気を集める。その後は本格的に役者として活動。1991年「美少女仮面ポワトリン」の悪の帝王ディアブル役で初レギュラー。続くNHKの「ネットワークベイビー」「うたう!大龍宮城」とSFものへの出演が続き、やがて雨宮慶太監督作品の常連となる。1995年、金子修介監督作品『ガメラ 大怪獣空中決戦』の”大迫警部補”役で広く知られるようになり、中堅性格俳優の地位を確立した。金子監督との仕事も多いほか、滝田洋二郎監督とはピンク映画時代からの盟友である。メジャー定着後も2004年頃まで成人映画に出演していた。

「ウルトラシリーズ」、「ゴジラシリーズ」、「ガメラシリーズ」に出演した俳優の一人でもある。

1960年代に大映作品などで活躍した蛍雪太郎は師匠にあたり、芸名もそれにちなんでいる。一部の名鑑などに血縁であると記載されているものがあるが、誤り。ちなみにこの蛍雪太郎も、大映時代のガメラシリーズへの出演歴がある（『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』）。

個人的な感想
渋いおじさん役から面白いおじさんまで幅広く演じられていますが、個人的には面白いおじさん役を演じてる螢さんが好きですね。
というのも、螢さんを知るきっかけになったのは雨宮監督の「ゼイラム」だったからなんですよね。
螢さん演じる神谷の演技が本当に素晴らしく。「その辺にいそうなおじさん」を見事に演じられていました。
これ中々簡単そうに見えて意外に難しいんですよ！どうしても、映画のキャラってホントにキャラとして演じているものがやはり多いので、身近に本当にいそう！という親しみを持てる演技ができる人ってなかなかいません。
人間としては、駄目なおじさんなんだけど・・・何故かどこか憎めなくて、しかたないな～と手をかしたくなる。
本当に良いキャラだ。

ガメラシリーズでもメインで刑事さんの役で出演されていますが、あのおじさんは田舎の刑事という雰囲気がハマリすぎてて面白かった。

で・・・・一番ちょっと意外だったというか最初見て違和感があったのが、牙狼のゴンザ役でした。
これはちょっと今までのイメージとはまた少し違った感じの役でしたね。
執事というある意味上品さを要求される役なんですが、どうしても雨宮作品だし・・・根底に神谷のイメージをぬぐいきれなかった自分は最初ゴンザを見た時、神谷さんが執事の格好をしてあの演技をしてるという風に見えて失礼ながら笑ってしまったｗ
それぐらい、僕の根底には神谷という役は大きかった。
ただ・・・回を重ねるにつれてゴンザという役が非常に定着して、演技を見る切り替えが出来たように思う。

日本映画でも螢さんを見る機会は非常に多い。
出演作一覧を見ても自分的にも結構見ているのが多くて、本当に良くでているな～と思ってしまった。

元は日活のロマンポルノ出身だけあって、
アダルト映画やエロゲームにも出演していたりする。
持っている物だとSS版　バーチャフォトスタジオにもでてました。ヌード写真家役でｗ

脇役としての出演が多い訳なんですが、名脇役といえると思います。
雨宮監督のお気に入りの俳優さんだけあって
雨宮作品は結構沢山出演されています。
ちょっと興味が出た人は
是非ゼイラムの神谷役を見てほしいな～と思います。