概要挫折と再生の旅路を描く大人のための絵本。
ある日、ぼくは飛べなくなった…。一羽のコアジサジ(リトルターン)が経験した内面の危機。人生に突然訪れる挫折とそこからの再生の旅路を心優しく描く、大人のための傑作ファンタジー。
著者・ブルック・ニューマン
翻訳・五木 寛之
絵・リサ・ダークス
あらすじぼくは、再び空を飛べるだろうか―。突然飛べなくなった、一羽のリトルターン(コアジサシ)がたどる、一風変わった挫折と再生への旅。この物語のおもしろさは、その再生の『謎』を解くことなのかもしれない。キーワードは、見えない世界への視線、直感力、そして詩的なイメージからこぼれ落ちた「想像力」。未来へはばたく「寓話」の誕生!「ターン」は21世紀の「ジョナサン」なのか。
個人的感想綺麗な挿し絵が多く、文書は少ない。いわば大人向けの絵本。30分くらいで読める本ですが、その意味を理解するのはなかなか難しい一冊。実際に翻訳を担当された五木さんも、この本の意味を理解するのはなかなか難しいと語っている。
かなり独特というか、右脳的な作品。
意味を理解するというよりフィーリング。
つまり、考えるな。感じるんだ。という感じ。この作品はその`答え`を探すためのものという気もする。
その答えに気づいた時、きっとこの作品の真の素晴らしさと問題解決の答えを気づけるような感じがする。ただね!それだけじゃオススメはできない!なので、これはあくまでも僕の感じたことを率直に書きますね。やっぱり結局はこういうことなんだと思う。あせらず、ゆっくりとできることをできる範囲で始めてみたらいい。ってこと。これってほんとに共通の結論なんだろうな~と思う。鏡の法則の野口さんやラジオDJ山本シュウさん。その他多くの偉人たちが言ってることが、やはりこの作品にも当てはまると思う。飛べない時は無理しなくていい。その中でちょっと色々探してみよう。今はそういう時期なんだよ。
その時を大切にしなさい。
大丈夫。きっとあなたはまた羽ばたける。また飛べる。今はその充電期間。いろんな経験をしなさい。
いろんなことをそこから学びなさい。それがきっとまた羽ばたく時の力になる。今の辛さや苦しさが、将来きっと自分をもっと強く、そして優しく成長させてくれる。大丈夫。絶対、大丈夫だよ。そういうことを僕は感じました。
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