著者 ・峰隆一郎
解説
上野へ向かう札幌発の寝台特急「エルム」のベッドにまかれた大量の血は、同じ頃、博多から東京へ走っていた「あさかぜ」車中で殺された悪徳探偵のものだった。解決の糸口すら掴めぬ警察にしびれを切らした、被害者の妹・由実の依頼でおなじみ「ニヒルな探偵」鏑木一行が調査開始!エロチック本格トラベル推理小説。
個人的な感想
職場の読書コーナーにあったので、読んでみたんですが、んーこういう昼ドラのりのサスペンスは読むのは始めてだった。 個人的に本格ミステリーと呼ぶにはイマイチインパクトにかけ、トリックもなんだか地味。金田一少年やらコナンのようにやや非現実も交えたマンガ的ミステリー作品にもちょっとおよばない。全体的にこんなトリックで、大丈夫か?と思ってしまった。
事件の流れはこんな感じである。
上野へ向かう札幌発の寝台特急「エルム」のベッドにまかれた大量の血は、同じ頃に、博多から東京へ走っていた「あさかぜ」車中で殺された悪徳探偵のものだった。
というものなのだが、これではアリバイとして成り立たなくない?どっちの時間も列車には乗ってないっていうなら、まだしもね・・・。だって、殺した相手の血を、別の遠くを走る列車にまいたところで、殺したことには変わらないよね。だって、殺した相手の血をまいてるわけだから。 この時点でんーとなってしまった。
トータル的に、個人的にこういうミステリーはあんまり合わない。
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