[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
真夏にクーラーのリモコンが壊れたSF研究会の部室。そんなところへ偶然現れた本物のタイムマシンに乗って、昨日にタイムスリップ。壊れる前のリモコンを取ってきた研究会の面々。だがそれは過去を変える行為であり、そのせいで全てが消滅する恐れが! そこで元に戻すための大冒険がスタートする!たった1作で、あの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作を合わせたよりも多いタイムスリップを見せるオモシロ作。しかもそれを鮮やかに整理して見せ、さらに何度見ても楽しめるようなネタを随所に入れ込んでいるあたりは『踊る大捜査線』シリーズを手がけてきた本広克行監督ならでは。しかもSFというよりも、青春グラフィティとして仕上げているため、SFが苦手という人でもかなり楽しめること確実。ゆるい笑いもいい感じ!
あらすじ
「SF研究会」のだらしない部員達に起こるドミノ倒しコメディ。前日にクーラーのリモコンが壊れてしまい猛暑の中ぐったりしてる部員達の前に突然タイムマシンが出現する。昨日に戻り、クーラーのリモコンを取ってこようと思ったメンバー。しかし、タイムトラベルしたことが面白くなった面々は、過去の世界でフザけたことばかりする。そんな中、過去を変えると今が消えてしまう可能性がある事を知った。慌てた部員たちは自分たちの「今」を消さないために、大急ぎで以前に自分たちが過去でやらかした一連の行動が致命的なことにならないようにリカバリーしようと奮闘する。「昨日」と「今日」だけのタイムトラベル物語。
個人的感想
正直な所を言わせてもらうと、本広克行作品ではこれが一番面白いと思います。「踊るシリーズ」なんて目じゃない。これ最高です。
タイムスリップものとしても良く出来ていて、さらにギャグも面白い。
時間軸が一本のタイムスリップものである。やはりタイムスリップものではゲームのYU-NOが良く出来すぎてるから、原理的に、YU-NOを超えられない。
ただ、一本軸には一本軸のおもしろさがある。
くだらない事にタイムマシンを使う訳だが、実に面白いw
クーラーのリモコンでここまで話が大事になるとは、誰が予想できようw
太古の河童伝承やらの正体がこいつらの仕業だったというネタには爆笑してしまったwその他にも色々な複線が用意されている。
その色々な複線が後々一つに繋がるとこは実に面白い!!
これ実は舞台が原作なんですが、そちらもオススメです。
ちなみにこの映画、後に公開された「UDON」と世界観を共有しており、こいつらでてきますwなのでUDONも一緒に見るといいかも。
UDONも良い映画でしたが、僕は断然こっちが面白いです。
この頃は日本映画が強い時期でした。数々名作がでた豊作の年。
ハリウッド映画の低迷もあり日本映画が絶好調で収益を大きく上回りました。
本作を見てやっぱり日本映画おもしれ~!
予算的には勝てなくても、アイデアで負けないものは作れるじゃん!と思いました。
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |