[映画.com ニュース] 日本を代表するアニメーション作家・原恵一監督の最新作「百日紅(さるすべり)」が、2015年に公開されることがわかった。江戸風俗研究家であり、漫画家、文筆家である故杉浦日向子さんの同名漫画が原作で、アニメーション制作をProduction I.Gが担当した。「河童のクゥと夏休み」「カラフル」などのアニメーション映画で知られ、昨年公開された「はじまりのみち」で実写映画にも挑戦した原監督が、再びアニメーションのフィールドに戻り、江戸風俗研究家で漫画家、文筆家として活躍した杉浦さんの漫画代表作「百日紅」を映画化。江戸時代を舞台に、一世を風びした浮世絵師で、3万点を超える作品を残し、今なお世界中を魅了する葛飾北斎と、その制作の裏側で北斎を支え続け、自身も浮世絵師として後に北斎名義で大量の作品群を残したと言われている娘・お栄(後の葛飾応為)の姿を通し、絵を描く人間たち、江戸に生きる町人たちとの交流を描く。アニメーション制作は、「ももへの手紙」「攻殻機動隊ARISE」など、数々のハイクオリティ・アニメーション映画を発表し続けているProduction I.Gが担当。毎年6月に開催されている世界最大のアニメーション国際映画祭であり、今年は6月9日に開幕する仏アヌシー国際アニメーション映画祭で、原監督が登壇しての製作発表が行われる予定で、それに先立ち海外向けティーザービジュアルもお披露目された。原監督は「杉浦日向子さんの作品の中でも、特に『百日紅』は現実と幻想、人の生死や日常、季節の移り変わりが、とてもリアリティある描写で描かれていて、画面も変化に富んだ作品がつくれると感じました。本作を映像化するにあたって、現実味のある『時代劇』にしたいと思うのと同時に、杉浦日向子さんという素晴らしい作家のことをもっと知ってもらえたら嬉しいです」とコメントを発表している。作品の完成は14年内を予定しており、15年全国ロードショー。
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