解説
舛成孝二にとって初の劇場版監督作品。製作に際して脚本に倉田英之、キャラクターデザインに石浜真史、音楽に池頼広ら気鋭のスタッフを集結。製作は、A-1 Picturesが行う。キャッチコピーは「修学旅行は宇宙でした。」。
来場者特典として『宇宙ショー メモリアルフィルム』をプレゼント。立命館大学では学生による学生応援ブログを解説。日本宇宙少年団(YAC)とのコラボレーションとしてYAC公式サイ トにポチ・リックマンが出張出演している。田丸屋とのコラボレーションでは限定パッケージのわさびふりかけが発売、劇中でも使用している。また公式サイト では「スタッフコメント100」や「応援メッセージモザイクアート」などの企画も行われた。
全国21館でロードショー。小規模公開ながら子供から大人も含め幅広い支持を得ており、ぴあ初日満足度ランキングでは『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』と同点の第2位となった。
ストーリー
村川村は、都会から遠く離れた自然囲まれた土地。夏休みの子供だけの合宿のために小学校に集まった夏紀達5人は、行方不明となったウサギを探すため に裏山に足を踏み入れるのだが、そこでミステリーサークルと、犬の姿をした宇宙人のポチを発見する。大学教授でもあるポチは、50億年前に絶滅したと思わ れていた植物「ズガーン」に似た植物を地球で発見し、現地で研究を続けていたが、先日の違法採集者との戦闘で怪我を負っていたのだった。
ポチは介抱してくれたお礼として、数々の宇宙人が集う月面都市へと招待する。5人が見たこともないお菓子や乗り物、今宇宙で最も注目されている番組 「宇宙ショー」を楽しんでいる間、ポチは研究レポートの提出と警備強化を申請するが、その結果、月からの地球便がすべて通行禁止になり、帰れなくなってし まう。
個人的な感想
絵的にはすごい魅力ある作品でしたが、内容がなんか個人的にはあんまり・・・という感じでした。ファンタジー向けなのにやけにシビアで変なとこだけリアルな設定。
出だしは良かったんですが、中盤から後半にかけてのファンタジーさ、夏っぽさにかけるのがもったいない。というか残念な所。
宇宙人犬ポチが申請した書類のせいで、地球に帰れなくなった子供たち。
ポチの所持金もつきてしまう。なので、みんな宇宙でアルバイト、ポチはギャンブルで金稼ぎ・・・・・・なんでこんな所だけリアル持ち込むか・・・ファンタジーやるならそういうの入れられるとなんか冷めた。夏物子供映画の雰囲気はこの辺で消える。一気に現実引きもどされた感じ。
夏ぽい雰囲気は冒頭だけ・・・この手の一夏の冒険ものにしては、わくわく感にかける。銀河超特急のシーンとかなんか列車が生き物ってのは良いけど、パッと見気持ち悪い。そこは猫バス的な可愛さがほしかった。
設定も子供もものにしてはなんだかややこしい独自の設定を持ち込んでいる。
それに子供映画にしては異様に長い。映画の尺も長いわりに適役の心理描写にかけるのであまり後半感情移入できない。
子供の演技は素人なので微妙。
ただ脇を固めるキャストは大物ばかり。敵の三バカ一味のリーダーが小野坂昌也ってのはワロタw
まー総評的にわくわくしたのは前半だけって言うのがちょっと残念でした。
もっとファンタジー、幻想的な設定を入れてくれれば良い作品になったのではないかと思うからなんかすごくおしい。もったいない。
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