作品解説死んでしまった人間が、消える前にもう一度、愛する人にメッセージを伝える。まるで、『ゴースト』のようなファンタジーが、函館の夜景に美しく繰り広げられていくラブストーリーだ。許された時間はごくわずか。誰も自分だと判ってはくれず、判ってしまえばそこでおしまい。伝えたいのに真っ直ぐには伝えられないもどかしさが、胸を締め付ける。
『黄泉がえり』でも死んだ恋人に思いを馳せる女性を演じた竹内結子、目と声を失った青年を演じた吉沢悠が、切なくもさわやかに奇跡の物語を綴っていく。監督の冨樫森は、『非・バランス』や『ごめん』で見事な人間模様を描き出した注目の人。ふとしたところで、さりげなく涙腺を刺激する演出が絶妙。空の上から降り注ぐロマンスを堪能したい。
あらすじ事故で視覚と声を失った青年・笙吾(吉沢悠)は、看護婦・奏(竹内結子)の支えで生きる気力を取り戻した。いつの間にか2人は、互いを特別な存在として感じていた。そんな時、笙吾が再び交通事故にあい、奏の目の前で息を引き取った…。笙吾が目覚めると、そこは市電の中。目も見えるし口も聞ける。戸惑う笙吾に、不思議な声が囁いた。「流星の力で、あなたは数日間だけ別の人間として生き返ります」。笙吾は、残された時間で奏に自分の思いを伝えるため、病院へと向かった。
個人的感想原作は香港映画だったんですが、僕は日本リメイク版のこちらが好きです。内容は、流星群の夜に事故で死んだ主人公が数日間だけ別の人間になって大切な女性に最後の別れを告げるという「ゴースト」的なよくあるパターンのオーソドックスなお話。だが、ベタ・・・といえば聞こえはよくないですが、ベタというのは、裏を返せばポイントを押さえているので、安心して感動できるという証拠。実際に映画を見ていただければわかると思いますが、かなり感動できる泣ける映画になっています。それだけではなくキレイな北海道の夜景とそして素晴らしい音楽も素敵な作品でした。主人公の男性が吹くハーモニカの音楽がとても良くて、サントラを買ってしまいました。サントラは公式サイトのみからしか買えないめんどくさい使用なのですがどうしても欲しかったんですよ。数年前に日本映画ががんばってた時代の映画で、映画の評価もそれなりにかなり高いです。感動の涙を流したい方は是非見てみるといいと思いますよ。名曲はこちら下
[0回]
PR
http://uewomuitearuku.blog.shinobi.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%EF%BC%86%E5%AE%9F%E5%86%99%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%83%B3%EF%BC%8B%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%EF%BC%89/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8C%E6%98%9F%E3%81%AB%E9%A1%98%E3%81%84%E3%82%92%E3%80%82%E3%80%8D映画「星に願いを。」