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上を向いて歩こう!!

俺たちには過去も未来もない・・・毎日を楽しく精一杯生きる!それで良いんだよ!容量が限界のため、上を向いて歩こう2号店に移行しました!!

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解説

早稲田大学在学中に小説家デビューし、第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウの同名小説を、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八監督が映画化した青春群像劇。田舎町の県立高校で映画部に所属する前田涼也は、クラスの中では静かで目立たない、最下層に位置する存在。監督作品がコンクールで表彰されても、クラスメイトには相手にしてもらえなかった。そんなある日、バレー部のキャプテンを務める桐島が突然部活を辞めたことをきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々に歪みが広がりはじめ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していく。主人公・前田役に神木隆之介が扮するほか、前田があこがれるバトミントン部のカスミを「告白」の橋本愛、前田同様に目立たない存在の吹奏楽部員・亜矢を大後寿々花が演じる。


個人的感想
各所で高評価、多数の賞も授賞した作品だったので借りてみたわけです。ちなみに原作は未読。原作はレビューみたらすごい酷評でした。

さて、実際どんな映画なのか・・・なんてことはありません。


ただ、桐島が部活をやめた。以上。

それによって回りの、(あえて、僕はこういう風に言わせていただきます。)バカなガキどもが振り回されるという群像劇。


正直なところ、自分はこの映画は3割くらいしか共感できませんでした。なので、個々の人間のエピソードだけみると面白い部分もあるんですが、全体を通して見ると纏まりがなく、やおい(やまなし、おちなし、いみなし)のように見えるつまらない映画という印象です。

ただ、3割共感できる部分もあるというのは、3割若干今の学校社会においてこういうことはありえそうかもな。という点です。


でも、それがありえそうだったとして、この映画の僕の評価があがるか?


答えはノーです。
何故か、それが例えありえたとして、それを見せられたところで映画としては面白くないからです。


この映画は一人の人間が与える影響力がキーになっていると思います。これがすんなり受け入れることが出来れば、いい評価になるでしょう。3割共感はもちろんここに含まれます。


ただ、残り七割は、そんなに一人に影響力なんてないよ。って思うんですよね。たぶん、今の子供たちがこれと同じような状況にあったとして、ふーん。で終わりそう。


他人への興味がなく、無関心な今の現代社会においてこんなに振り回されるかな?一人の人間に。


なくはないと思います。
でも、それを出来るのは、余程のカリスマ性、才能、をもった優秀な人間か、あるいは究極のムードメーカーな人間にしかできないでしょう。それか、危機的な状況での脱退による、人員減少による不安か。


確かに、見ていると人員減による戦力ダウンはありえそうなんですが、結局桐島という人間が一体どんな奴で、どれだけカリスマ性があって、どれだけすごい人間かがまったく描かれてないので、空虚な人間像からそれらを創造して楽しめる人間なら良いですが、僕はその辺がまったくもって理解できません。なので、たかが一人の高校生が部活をやめたぐらいで何を馬鹿みたいにあわてふためいてるんだ?になってしまう。


一応、申し訳程度にポスターには桐島がどんな奴かという概要がかいてますが、正直実際に映画としてそれが表現されていないと全然どんな奴なのかわからないわけで・・・想像する楽しさ?なげっぱなしにしすぎじゃないかな?これ。
優秀とは書いているが、どれくらい優秀なの?実際に見ないと全然わからない。


まー個人個人見ると良い部分もあるし、言いたいこともわかる。部活を一生懸命、情熱をもってやることの素晴らしさ。何かに打ち込める奴のもっている心の強さ、成長の仕方は非常に清々しい。


だがラストの何かに打ち込んだオタクかっけー、女とやりまくってるリア充ざまーみたいな安直に見えるラストもなかなか残念。
説得力にかけ、インパクトがないため、安直に見える。僕もオタクだし、リア充ではないが、ここまで安直だと共感がもてない。


話しは変わるが、このDVDにはおまけで、アドリブで役者の子供たちに彼らの日常を創造して演技してもらうという映像が入っているが、そっちの方が本編より楽しい。

個人的に色々、残念な映画でした。
僕個人的に言えば一人の人間がどれだけ尊いかを知るなら行定勲監督の「ひまわり」を見てほしい。人間一人にそんなに影響力なんてない。だが、一人、一人、思い返すと尊い大切な存在。というのを教えてくれる作品だ。


トータル、かなり賛否両論生まれる映画だと思います。なので、一度自分で見ないと評価はつけれないでしょう。興味がある人は是非見て見ると良いでしょう。




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