![b737b383.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639383?w=150&h=71)
「BLOOD THE LAST VAMPIRE」
ハロウィンの季節と言うことで・・・・今回はBLOOD THE LAST VAMPIREです。
この作品は押井さんの「獣たちの夜BLOOD THE LAST VAMPIRE」という小説を元に様々なメディア展開したものの中の一つ。
少女、怪物、日本刀を中心要素として、アニメーション映画、小説、漫画、コンピュータゲームで作品が制作されたが、それぞれの間でストーリーの繋がりは無い。
作品展開の始まった2000年当時それほど目立ったヒットは見せなかったのだが、2005年より世界観を共有する続編『BLOOD+』が同じくメディアミックス作品として展開したため、その前史として注目を集めることとなった。また、クエンティン・タランティーノは同作のファンであり、『キル・ビル Vol.1』のアニメパートの製作をProduction I.Gに依頼した。
![DSCF4157.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639485?w=150&h=112)
小説版(原作)
あらすじ
学生運動の時代を舞台に、押井守監督が描く人間と吸血鬼の死闘!!
1969年夏。デモに参加し、機動隊に追われた高校生零は路地裏で殺人現場を目撃する。日本刀で何者かを惨殺した犯人は、あどけないセーラー服姿の少女だった。その日から零の回りで不審な出来事が相次いで起こる…
個人的感想
小説「獣たちの夜」は押井さん独特の言い回しと、理屈っぽい語りで、押井さん信者の僕にはたまらない一作です。この獣たちの夜を読むと、ドラキュラと名のつくシリーズ、作品、全てがいかにチープで幼稚なストーリー、設定、だったのかを痛感させられます。この作品の中で吸血鬼、翼種(よくしゅ)または鬼、は人間世界の中で人に擬態し、ひっそりと身を隠し、時に人間を襲い餌として生きてきた。翼種と人類の進化の過程やミッシングリンクを押井さん独自の見解で描いているのはよく出来ていて感服します。
おまけ
ちなみに・・・この作品では後藤田というパトレイバーの後藤隊長そっくりの刑事がでてきます。
![DSCF4153.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639463?w=150&h=112)
映画版
映画版は2000年11月18日劇場公開されたアクションホラー作品。上映時間は48分。
第4回(2000年度)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞受賞。
第55回毎日映画コンクール大藤信郎賞受賞。
![e8f7e529.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286640156?w=150&h=114)
![47c82492.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286640158?w=150&h=112)
![b10390ae.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286640157?w=150&h=112)
あらすじ
物語の舞台は1966年の日本。物語はベトナム戦争最中の横田基地内のアメリカンスクールにやってきた小夜という名の少女が、謎の男たちに追跡されつつも怪物を倒すべく探索するという内容。舞台がベトナム戦争中の横田基地であることから登場キャラクターの多くがアメリカ人であり、台詞が英語で日本語字幕のつく場面が多い。
![b2ff3b9c.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286640155?w=150&h=84)
個人的感想
キャラデザが寺田克也、しかも押井さんとコラボ!ってだけで深夜に映画館に見に行きました。当時寺田さんの絵が動くの!?ってだけで興奮したもんです。ガキだったので、父同伴で見に行きました。(当時は大阪、名古屋、東京の三カ所ミニシアターのみでの公開。しかもレイトショー。)すごかったですよ。
![b2.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639557?w=150&h=120)
![025f0340.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286640159?w=150&h=112)
劇場の雰囲気。あの独特の空気感はこの映画にぴったりです。ホラーテイストを残しつつアクションもかなり激しい!作画すごすぎです!北久保監督よくやってます!!
これは押井ファンなら絶対みるべき!!
![Z9009425_1.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639581?w=150&h=150)
![DSCF4154.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639470?w=150&h=112)
![DSCF4155.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639478?w=150&h=112)
ゲーム版(やるドラ)
『やるドラシリーズ』としてソニー・コンピュータエンタテインメントより発売。
プレイステーション2版BLOOD THE LAST VAMPIRE 上巻:2000年12月21日発売
BLOOD THE LAST VAMPIRE 下巻:2000年12月21日発売
プレイステーション・ポータブル版BLOOD THE LAST VAMPIRE:2006年1月26日発売(PS2版の上下巻を同時収録)
ダブルキャスト、雪割の花などの「やるドラシ」リーズの一つとしてゲーム化もされた。やるドラとはフルアニメーションのシュミレーションゲームです。ゲームと言うよりアニメと言う方があっているかもしれません。本当はやるドラシリーズで紹介しようと思いましたが、めんどいのでここで紹介します。
舞台は2000年です。サヤの謎・・・・・ついに解るか!?と思い購入したんですが、解りませんでした。正直ゲームでここまでアニメに力はいってるのってこれくらいだと思います。おしい・・・というか謎の片鱗は見えましたけどね。
劇場版に比べ、やるドラだけにエロチシズムを漂わす使用になってます。
サヤが牛乳を口移しで飲ませるシーンとか、マジかよ!?でした。
劇場版はどちらかというと謎ばかりでしたが、このやるドラ版では大人の色気を発揮してます。
![PP0D5121303_01.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639628?w=150&h=85)
ただ!!このゲームやるドラシリーズで最高難易度を誇ってますw
僕も攻略サイト無しで100%達成無理でしたw
というのも・・・・ここまで難易度をあげているのはブラッドサーチシステムのせいです。
隠れ分岐というやつです。とあるシーンでブラッドサーチすることで隠れた分岐がでてくるというもの・・・・これがタイミング、隠れ場所共にシビアで中々上手く見つけられません!!初見ではまず無理!!
なので見たい人はプレイ動画の方がいいかもしれません。
ゲーム(やるドラプレイ動画↓)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2283832
マンガ版
![DSCF4380.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286641357?w=112&h=150)
![DSCF4391.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286641465?w=112&h=150)
あらすじ
人類の歴史の影で暗躍してきた吸血鬼「翼手」。彼らに対抗し、日本刀を武器に吸血鬼を狩り続ける少女「小夜」。様々な時代で繰り返される壮絶な戦いの中、2000年の横浜が舞台となるコミック版が登場!
![DSCF4375.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286641338?w=150&h=112)
そのほかにもエロマンガ家の玉置勉強が描いた漫画版があります。
こちらは漫画家が酷くて、
独断でエログロ路線に過激に走ったために、押井さんからかなりお叱りをうけたそうです。よほどもめた?のか何年もたってようやくコミックスが発売された。
![DSCF4255.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639409?w=150&h=112)
![DSCF4374.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286641327?w=150&h=112)
仮にも少年誌で陰毛書いたらダメだよ・・・・勃起もマズイです。しかたねーか!!エースじゃな・・・・
このマンガでかなり評価されるポイントは、サヤの謎がかなり描かれていること!これが一番大きい。
![DSCF4378.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286641349?w=150&h=112)
そして・・・・BLOOD+でも登場するサヤと対なる存在(マヤ上画像参照)が描かれています。
実はこれはこれまでどの作品には一切かかれていません!
![DSCF4160.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639511?w=150&h=112)
![ea52df28ef98dc0afd92d5d2a05e28a4.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639716?w=150&h=112)
![DSCF4158.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286639494?w=150&h=112)
BLOOD+(テレビアニメ版)
『
BLOOD+』(ブラッドプラス)は、
Production I.G制作の
アニメ作品。
2005年10月8日(一部地域は
10月15日)から
2006年9月23日(一部地域は
9月30日)まで
MBS・
TBS系で放送された。略称は「血+(BLOODの訳が『血』であることから)」「B+」「ブラプラ」。小説や漫画も出ているが、多少内容は異なる。
![a5888f92.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286642107?w=150&h=112)
![23ed7422.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286643401?w=150&h=112)
あらすじ
この地に暮らす音無小夜は女子高校生。
同級生で親友の金城香里とともに陸上部に所属し、1年以上前の記憶を失くしている。 「OMORO」という大衆酒場を経営している宮城ジョージ、気が短くケンカっぱやいが根は優しく家族想いの一面もあるカイ、温厚な性格で本を読むことが大 好きなリクの兄弟に囲まれ、平和な毎日を送っていた。
そうした小夜の日常に迫る通り魔事件の影。そして、チェロを奏でる美青年ハジが小夜に遭遇し、運命の輪は回り始める。 そして運命の日――忘れ物を取りにいった夜の学校で、小夜は異形の化け物<翼手>に出遭う。 化け物は、小夜へと襲い掛かる。
個人的感想
TVアニメではBLOOD+などが放映されました。
TVアニメBLOOD+はオリジナルストーリーですが、初めてSAYAの正体、目的が明らかになりました。
![cb35831b.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286643404?w=150&h=112)
![0925651b.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286643403?w=150&h=112)
夕方六時にこのアニメはOKなの!?グロさと鬱さは半端ないw
でもようやくサヤの目的や謎が明かされました!
![7aefb725.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9687bcfaa34150bcef469e338efcbc40/1286643427?w=150&h=55)
つか何故サヤと対なる(ディーヴァ)存在は毎度エロスなのか・・・・
あとリクが・・・・いやこれはいえない・・・・・実際みてビックリしてください。
これアウトなんじゃね!?と当時結構話題になりましたよマジで。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
実はまだまだスピンオフは多いんですが、全て言うとキリがないので、大まかに重要なものだけ上げました。他は各自で調べて見てくださいね。
主人公、SAYAはそんな翼種たちを狩るバンパイアハンターですが、
全メディアのストーリーで書かれている共通の謎・・・それは彼女はいったい何者なのか?目的はなんなのか?ということです。
SAYAの正体は漫画版では少し語られましたが、それ以外は基本謎です。そのミステリアスな所が魅力的で、ファンの間でも色々考査されてきました。
全てを読む、見る、やる、事で全ての謎が繋がり、解けるといった感じになっています。
全部見ると全体像が見えてきますが、小説、映画、漫画、ゲームそれぞれ1話完結、別のストーリーなので、どれからでも手が出せるのもいい所です。
[1回]
PR
http://uewomuitearuku.blog.shinobi.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%EF%BC%86%E5%AE%9F%E5%86%99%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%83%B3%EF%BC%8B%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%EF%BC%89/blood%20the%20last%20vampire%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BABLOOD THE LAST VAMPIREシリーズ