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今回はホラー映画の名作「THE・FOG(ザ・フォッグ1980年版)」を紹介。
実はちゃんと見たのは最近です。
昔見たとは思うんですが子供の時だったのでほとんど忘れてる。
かなり当時のホラーにしては怖かったです正直。
ストーリーはそこまでこっているわけではないんですがオチに実はえっ!となる展開があります。ちなみに以前紹介したスティーブン・キングの霧をテーマにした「ミスト」とは全然関係ないです。霧がテーマという点では同じなんですが、個人的にミストよりこっちの方が心理的にも演出的にも怖いですね。
解説
ジョン・カーペンター監督が出世作『ハロウィン』に続いて放った恐怖映画。アントニオ・ベイの海辺の村に、奇怪な霧が発生。そこから現れたゴーストたちが、手に持った剣で村人たちを次々に襲っていく…。閑散とした海辺の村、そこで行われる百年祭。灯台のラジオ局から流れるDJのトークと音楽、そして100年前に難破した船の謎。恐怖を盛り上げるための舞台装置を充分。ところがカーペンター監督は、即物的な恐怖を演出することよりも、そのシチュエーションを丁寧に描くことを優先させた。その結果、悲鳴を上げるほどの恐怖シーンはないが、惨劇に至るまでの描写の巧みさが光る知的な恐怖映画となった。光る霧がドアの隙間から侵入する映像は見る者の想像力をかきたて、ジャネット・リー、ジェミー・リー・カーティスのスクリーム・クィーン母娘の共演が期待感を倍増させる。
あらすじ
町の誕生100周年記念祭に沸き立つ小さな港町アントニオ・ベイ。だが、突如海から発生した霧が街を覆い尽くし、怪奇現象や殺人事件が頻発する。果たして殺人者の正体は、そしてこの町が持つ忌まわしい秘密とは・・・?
個人的感想
とにかく風景と霧の演出が良いですね。じわじわ来る恐怖が結構良い感じです。
オチはネタバレになるのでいえませんが、最後はちょっとあっ!となります色んな意味で。
霧が迫る直前、町の至る所で停電や怪奇な現象が多発します。それがいわゆる前兆ともいうか・・・・80年代なのに妙に今風なビックリなさせ方をしてきます。例えば一回目はビックリするが何事もないが、すぐその直後に二回目のビックリがありこっちが本家のビックリといった感じにいわゆる二段ビックリや、何もない時にいきなり・・・などといったものもある。正直80年代のホラーということもあり、ビックリ系の演出にはあまり期待していなかったというか、いってもだいたいしれてるか・・・と思ってただけにちょっとやられましたね。あとこの画像のいわゆる霧の中にいる者たち・・・・が見ての通り不気味すぎ・・・。目が赤く光ってるのが何とも怖い。
こいつらが町の人を次々惨殺していくんですが、その時部屋のドアをノックしてくるわけです。これが恐怖ですね。何せドアの下の隙間から霧とともに影が動いてるのが見えるんですから、この辺の演出がなかなか良い感じに怖くて雰囲気満点ですね。全体として中間が恐怖演出が少ないので結構中だるみとか言われますが、激しいビックリがありすぎてもかえってこの映画に関しては駄目だったでしょう。このゆっくりじわじわ来る感じが霧ともよくあってるし、良いと思うんですよね個人的に。
ちなみにこの映画2005年にリメイク版が登場しましたが、そちらは評価があまりよろしくない・・・・つか駄作と言われています。ジョン・カーペンターは制作にまわり、監督はルパート・ウェインライトが担当した。が、最初は過去の名作のリメイクということで注目されたそうなんですがね・・・・・。僕はまだそっちは見ていませんから何ともいえないが・・・。こちらもいずれは見ようとも思ってるんですが、最近のホラー映画のパターンに染まっていて駄目すぎると色んなところで言われてて、あまり期待出来そうにないのが残念な所ですね。
映画「ザ・フォッグ」(リメイク版)の感想はこちら
http://uewomuitearuku.blog.shinobi.jp/Entry/2367/
やはりオリジナルを超えるのは難しいってことですね。
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