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最近ゴタゴタして忙しいですが、今日はアニメでも紹介してみようかと思います。
今日は「ふしぎの海のナディア」を紹介します。
あらすじ
西暦1889年、パリ万国博覧会中のエッフェル塔で、飛行機の発明を夢見るジャンは、サーカスの団員であるナディアと、ナディアの友達である赤子ライオンのキングに出会う。彼女の持つ謎の宝石ブルーウォーターを狙うグランディス一味から逃げ、ナディアの故郷を目指す旅のなかで、悪の組織ネオアトラン(ネオ・アトランティス帝国)の首領ガーゴイルが占拠した島で生き残った少女、マリーと出会う。しかし、マリー、キング、ナディアの3人は、ガーゴイルに連れ去られる。初めはブルーウォーターを狙っていたグランディス一味と共にナディア達を助けるうち、ジャンは万能潜水艦ノーチラス号のネモ船長とガーゴイルとの戦いに巻き込まれていく。
個人的感想
この作品は凄く好きでLD(レザーディスク)で全巻集めてしまうほど。海洋冒険ものには目がない僕にとってはぴったりな作品でした。ジュール・ヴェルヌによるSF小説『海底二万里』及び『神秘の島』を原案とし、製作はガイナックスで、監督はエヴァンゲリオンの庵野秀明です。
ナディアは非常にパロディ色の強い作品で、ラピュタによく似ているんですが、実はナディアの元となる企画原案を考えていたのは宮崎駿らしいのです。(宮崎駿の企画原案書には主人公の少年・少女が謎のペンダントを巡り潜水艦で世界中を旅する。そしてそれを狙う悪役一派がいる等の基本が書かれていたそうです。)それが色々な理由で没になり変更され「ラピュタ」になったそうです。
で、その没になった方の企画を元に映像化したのが「ナディア」だそうです。庵野監督いわくラピュタのパロディといった感じだそうです。そのほかにも数々のパロディーがあり、アトランティス人は実は宇宙からやってきていて、そのふるさとはM78星雲で、巨人で胸に青く光る石がついている、まさにウルトラマンなどなど・・たくさんのパロディーがあります。
パロディーとはいえ、さすが庵野監督だけあってエロイシーンやトラウマ的なシーンがちゃんと含まれている。ガキの当時はそんなシーンにドキドキしたり、トラウマになったりしたもの。
つかよくNHKがOKだしたな~と毎回思う。(^^;)しかも教育テレビで。
最終回の後劇場版が制作されましたが、そちらはかなり残念な出来でしたね。
何故作ったといいたくなる。作画も酷いし、絵柄も変わってしまっている。
映画版はTV版のその後のエピソードが書かれており、ジャンとナディアが結婚するまでの間の話である。
ネオアトランティスの残党の話で複製人間がテーマなのだがその点はかなりの鬱展開になっており、かなり後味の悪いラストになっている。正直この後にジャンとナディアが結婚ホントに結婚なんてするんだろうか・・・・?と思うくらい蛋白なラストだった。
劇場版はあれだが、テレビ版のラストにもちゃんとその後のエピソードが収録されている。
そちらの方がナディアらしいハッピーエンドになっている。
子供だったマリーも最後のエピソードでは美人の女性に成長し、なんとサンソンと結婚し、妊娠までしている。正直これが一番びっくりだった。ジャンとナディアも結婚し子供がいるが、子供はジャンそっくり。
ナディアは黒人なのに子供は何故か白人・・・この辺はあれ~??と思ったがアニメなのでまーその辺はいいか。飛行機作りに失敗し、おばさんとナディアを困らせてばかりの息子と父という何とも微笑ましいジャンらしいオチとなっている。
確かにパロディー要素は多いのだが、子供の時見ていろいろな影響をうけましたし、海洋冒険アニメとしても非常によくできていました。今見ても十分面白い、アニメ史に残る名作といえるでしょう。
ちなみにゲーム版もPCエンジンと最近でたPS2版持ってますが、ゲームはオリジナルストーリー&オリジナルキャラがでていて、それはそれでまーまーいいんですが、やはりアニメほど面白くないのが事実ですね。
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