概要
本作は、同じ地域ながら「過去編」「現在編」「未来編」異なる3つの時代と3人の主人公の視点を切り替えながら物語を進めていく「マルチタイム・ ザッピングシステム」と題したザッピング方式を採用している。多くの謎や世界観が3つのシナリオを互いに結び付いた展開になる壮大なストーリーになってい る。
オリジナルのPS版にはキャラクターボイスは収録されておらず、ゲーム中のアニメーションの台詞も字幕として表示される形になっている。また、「調 べる」「話す」と言った基本的な行動は全て自動で行なわれ、プレイヤーが操作するのは「移動」「アイテムの使用」程度と、菅野作品の中ではシンプルなシス テムとなっている。
なお、クリアまでのプレイ時間等に応じて、真珠から最高位のダイヤモンドまでの5段階のランクに分類され、ランクに応じて声優のフリートークが視聴できる。
本作は後に様々な形でリメイクされており、2001年5月31日にはドリームキャストにて声優によるキャラクターボイスを追加した『エクソダスギルティー・ネオス』、2002年12月5日にはパソコンにてボイスと性描写を追加した『エクソダスギルティー・オルタナティブ』、2003年11月27日には『エクソダスギルティー・バージナル Vol.1現代編』、同『Vol.2過去編』、2003年12月11日には同『Vol.3未来編』がDVDプレイヤーズゲーム各2枚組という形態で発売された。
キャッチコピーは「100万人が泣いた!」。
スタッフ
監督・脚本:
菅野ひろゆき
キャラクターデザイン:
田島直、
CARNELIAN(DC版)
制作:アーベル
あらすじ
現在、過去、未来が一つに繋がる。
三つのシナリオを切り替えながらゲームを進めるマルチサイトシステム搭載。
過去編
自らの死期を悟ったマースは、愛する息子「大地の剣」アーレスに最後の望みを託した。アーレスはマーサの言葉を伝えるため、もう一人の神の唄の称号を持つウィルという少女を捜し求め、村を後にするのであった。
現代編
トレジャーハンターの少年「カスミ」の今回の獲物は「失われたモーゼの十一戒目」を見つけ出すこと。幼い頃に居候をしていた橘れいなが都合よくヨーロッパで発掘調査をしていることを、聞きつけ観光を装い現場周辺の捜索に乗り出したのだが・・・!?
未来編
シティーギルドの花屋の娘として普通に育てられた少女スィー。
18歳の誕生日を迎えた日、貧しいながらも平和な生活は一変する。
配達から帰ってくると・・・育ての親であるネーネが何者かに襲われ、倒れていた。
ネーネは死ぬ直前・・・スィーに今まで隠していた真実を打ち明ける。
それは・・・彼女が王位継承権を持つ最後の女王という事だった。
彼女は混乱の中、幼い時からスィーのボディーガードとして常に一緒にいるラーライラと共に街から逃亡を図るのだった・・・。
個人的感想
どうしても神作三部作と比べると見劣りしがちなエクソダスギルティーですが、ゲーム自体はすごく面白いですよ。個人的には結構好きなんです。このゲーム。
僕はPS版とDC版を持ってます。
実はこのゲーム三種類出ています。
PS版
ボイスは入っていない。
文字が小さすぎて所々見にくい。白地に白字で見えない部分もある。
一番最初だけあってサービスがない。
DC版
PS版に大幅アレンジを追加。フルボイス、クリア後には声優インタビュー収録。
PS版でクレームの多かった部分を修正し、タイトルもエクソダスギルティー・ネオスとなっている。PS版に比べ圧倒的に豪華な内容となっている。
PC版
アダルトシーンを追加し、さらに追加シナリオや新しい敵も登場。
ただエッチシーンが田島絵ではないで違和感がかなりある。
(公式サイト参照)
http://www.abelsoftware-jp.com/product/ega.html
今の所エクソダスシリーズの完成系。
後に一般のDVDプレイヤーでもできるアダルトゲームとして販売もされた。
三つのシナリオはそれぞれ別の物語として始まる訳ですが、ストーリーが進むにつれ、三つのストーリーが交差し、一つになっていく。
これが実に面白い!さすが菅野ひろゆきさまだ!お手のものだね。
さらに、また相変わらずの鬱展開も含まれている。菅野ワールドにはかかせない。エンディングも個人的に良いラストだったので大満足な作品だ。
一番好きなのはカスミですね。カッコイイ。トレジャーハンターですからね~。
しかも、DC版で声を担当したのは森久保さんです。ぴったりでした。
女性ではやはりラーライラがたまんないですね~。彼女は感情を抑えているんですが、ある少年の悲しい恋が彼女の眠っていた感情を揺り動かすんです。
そこはも~~~~悲しかった。ホントに。うまいな~菅野さんこういうの。
ちなみに、この物語の中でEVE同様、別の作品にも出演しているキャラが一人います。それが彼女マルタ・アルゲリーチです。
(*画像は左がミステリート、右がエクソダスギルティー)
彼女はカスミのよきライバルであり恋心をよせる相手。
彼女は同じく菅野さんの「ミステリート八神かおるの事件ファイル」にもゲスト参加。
こういったゲスト参戦も菅野さんお得意というかお馴染みというか、ニヤリとしてしまいますね。
イマイチ三部作の後なので、影が薄い作品ですが結構評価の高いゲームではあります、菅野ひろゆきファンの人もそうでない人も一度この多次元の物語をプレイしてみませんか?
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