『
ストリートファイターZERO』(-ゼロ、
Street Fighter ZERO)は、
カプコン製作の
2D対戦型格闘ゲームである。通称『
ストZERO』。発売は『
ストリートファイターII』(以下『II』と表記)シリーズの後であり、タイトルは『ZERO』となっているが、物語の時代設定は初代『
ストリートファイター』(以下『I』と表記)と『II』との間である。
海外版のタイトル
アメリカ市場では "Street Fighter ALPHA" (ストリートファイター アルファ)というタイトルで発売されている(そのため「ZEROカウンター」は "alpha counter" に、『ZERO3』の「Z-ISM」は "A-ISM" に変更されている)が、アジア圏では日本と同じ『ZERO』のままである。カプコンの正式なコメントは無いが、これは "zero" という単語にネガティブな意味合いがあるためと推測される。日本では「ゼロからのスタート」という言葉もあるように、「ゼロ」という数字に対して「始ま り」「原点」という肯定的なイメージが強い。しかし欧米では「カウントダウン」「グラウンド・ゼロ」など「終わり」「無に帰す」といったイメージがある。
個人的な感想
ストリートファイター3までの中継ぎとして作られた本作。
ZEROは微妙な印象ではあるものの、その後発売されたZERO2は大ヒットすることになる。
時代設定的に1と2の間を意識しているが、実際はパラレル設定。
なのでリュウやケンが若くややイケメン風になっている。
当時モデル体型のカッコイイ主人公を引き立たせた人気シリーズであるKOFに対抗していたという話もある。初作品だけあって地味である。Xと比べて進化した点はZEROコンボくらいか?
ビジュアル面は大きく進歩したが、ドットというかアニメーションに近いグラフィック。ただやはり前作のXからあんまり変化がなかったせいか、中身はマンネリというか、イマイチな印象だった。
ドラマチックバトルモード
2プレイヤーでリュウ、ケンを使い、協力してベガを倒すだけのモード。
同時にスーパーコンボを決めると演出がある。
PS版では劇場版ストリートファイターⅡMOVIEの主題化篠原涼子の「愛しさと切なさと心強さと」が使われている。アーケードとSS版は著作権の都合でカットされてしまっている。当時これは結構珍しかったですね。
ハードによる違い
PS版
画面は縦長。オープニングムービーがPS版はアーケード版のオープニングを単にメディアビデオ形式で書き出ししたムービーとして再生している。そのため荒く汚い。
ただドラマチックバトルの時に「愛しさと切なさと心強さと」が収録されている。
画面の解像度が違うので画面の上が切れる。
SS版
SS版はオープニングがちゃんとソフト上で再現されているためとても綺麗なオープニングを堪能出来る。画面の解像度が違うので画面の横長で両端が切れる。
隠しキャラはダンとベガ、ゴウキの三体存在する。
全体的に地味な印象なのはしょうがないが、イメージチェンジに成功したのは間違いない。末永い人気と頻繁に使われるグラフィックになった作品である。
個人的には面白くないわけではないが、全体的に地味・・・・。という感じ。
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