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FIFAサイトによると、決勝戦はシーソーゲームの展開。米国が後半24分にカウンターからボールを受けたモーガンのシュートで先制したのに対し、日本は同36分に宮間あやがゴール前での相手のクリアミスを突いて同点弾。延長戦では前半に米国がウォンバックのヘディングゴールで突き放したが、後半終了間際にキャプテンの沢穂希がコーナーキックに合わせて今大会5点目となるボレーシュートを決め、2-2とした。
PK戦では、米国がGK海堀あゆみのファインセーブに阻まれるなどして3人連続で失敗したのに対し、日本は4人中3人が決めた。沢は今大会の得点王となり、最優秀選手(MVP)にも選ばれた。
なでしこジャパンは準々決勝でW杯3連覇を狙った地元ドイツを1-0、準決勝ではスウェーデンを3-1で破って初の決勝進出。過去に2回の優勝経験を持つ世界ランキング1位の米国を25度目の対戦で初めて破り、アジア勢初の女子サッカー世界一に輝いた。4位以上の入賞も、1991年以降の女子W杯で初。2008年の北京五輪の4位を上回る快挙となった。
5度目の挑戦で栄冠
W杯5度目の参加で栄冠を手にした沢は、試合後のFIFAのインタビューで「世界チャンピオンになれると想像すらしていなかった」とする一方、決勝の延長戦で「2-1になってから、難しいなとは思ったが、誰もあきらめなかった」と語った。また、日本代表の佐々木則夫監督は試合後の会見で、選手たちは忍耐強く勝利を求め続けたと強調。米の得点が2点止まりだったことも勝因の1つとの認識を示した。
一方、先制のゴールを上げたウォンバックは現地でのテレビインタビューで「日本はよくプレーしていた。決してあきらめなかった」と、敗戦の弁を述べた。米代表のスンダーゲ監督は「PK戦で負けたのはハードだ。勝者と敗者にはほんの小さな差しかない」と振り返った。
オバマ米大統領は試合終了直後に、ミニブログ「ツイッター」に投稿。激しい戦いを乗り切った米チームを「誇らないわけにはいかない」とした上で、日本チームに「女子W杯チャンピオンおめでとう」と祝辞を寄せた。
一方、菅直人首相は18日午前、自身のブログで優勝は「日本国民に、そして被災地の皆さんに最高の贈り物」だと称賛。「一歩も引かないプレーで接戦に持ち込み、劣勢になっても最後まで頑張りぬく、なでしこジャパンの闘いは、皆に勇気を与えてくれた」と評した。
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