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『ZETMAN』(ゼットマン)は、桂正和による日本のSF漫画作品。
読切り作品と連載作品が存在し、青年誌初連載作品で、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)において2002年48号より連載。2006年6月より約1年に渡る長期休載後、2007年26号より連載が再開。単行本は、ヤングジャンプ・コミックス (YJC) より第14巻まで既刊、2008年8月までに累計250万部を突破している。
科学技術が非常に発達した現代(もしくは近未来)の日本が主な舞台。大企業「アマギコーポレーション」の極秘研究によって生み出された新たな生命体 「Z・E・T」と「プレイヤー」、そして同じくアマギの研究によって生み出された正義の味方「アルファス」に関わるストーリーが、ホームレス出身の「ジン」とアマギの社長御曹司「コウガ」を中心として描かれる。20年以上に渡る話を回想を交え断片的に描いており、ストーリーの全容は、未だ見えていない。基となった読切版「ZETMAN」とは、単純な勧善懲悪に疑問を呈した「正義とは? 悪とは何か? 」といったテーマは共通するものの、設定等で共通する部分は少なく、ほとんど別作品である。青年誌に移った事を活かし、近年の『週刊少年ジャンプ』 では不可能な、暴力的・性的・非道徳的といった過激な描写を含む作品となっている。コミックは、冒頭6~8ページがカラーページであり、表紙カバーには、 凹凸感のある特殊印刷が使われている。通常の青年コミックスと比較すると若干高い価格となる。また、コミック化の際には、コマ割りの変更・性描写の削除な ど大幅な加筆修正が多箇所にされている。プレイヤー等のキャラクターデザインには、韮沢靖や竹谷隆之といった専門家が協力している。
あらすじ
手の甲に円状のコブを持ち、強靭な肉体を持つ不思議な少年ジンはホームレスではあるものの大好きな「じィちゃん」と二人で平穏に暮らしをしていた。しかし突然、ジンとじィちゃんの前に異形の殺人鬼が現れ、ジンの生活は激変する事となる。
第1章 コウガとジン
プロローグより数年後、ジンは以前に助けた「おばさん」に引き取ら れ平穏に暮らしていた。放火現場近くを通りかかったジンは、かつて自分の前に現れ た殺人鬼とよく似た異形の放火犯との戦いを始める。一方、正義の味方に憧れるアマギの御曹司コウガは、放火犯を捕まえるべく放火現場へと乗り込む。放火現 場においてコウガとジンが運命の出会いを果たす。
第2章 青義コウガの前に「ヒーローに なる手助けをしたい」という謎の男が出現。彼はそのテストとして一つの問題を出す。今溺れさせられている妹とこれから殺されてしまう3人組のどちらを助け るか? 妹の元へ向かいその安全を確認したコウガだったが、翌日テレビで3人組の変死体が見つかった事を知る。謎の男を倒しヒーローとなる為、コウガは謎の男の挑 戦を受けその屋敷へと乗り込んでいく。
第3章 哀情1・2章より2年後、ジンが暮らすゴーストタウンに一人の家出少女が迷い込 みプレイヤーに襲われる。ジンは少女を助けるため、ひいてはプレイヤーを 倒すために ZET へと変身する。そして『本当のZET』に近づきつつあるジンを連れ、光鎧は共に2年振りの研究所へと向かう事となった。
第4章 悽春ZET完全覚醒への鍵を失ったジン達。そして、ついにアルファスプロジェクトを始動したコウガ。さらにプレイヤー達も動き出す。密かにエボル幹部たちは裏切り者への粛清を始めたのだった。その陰謀に巻き込まれ、ジンとコウガはZETとアルファスとして再会を果たす。
第5章 覇界クリスマスイヴの夜。平穏な街に突如響き渡った爆音と共に、殺戮を始めるプレイヤー達。その惨劇が白日の下に曝される中、灰谷は「人類への復讐」を高らかに宣言するのだった。
個人的な感想
桂正和さんといえばウイングマンやDNA、アイズなど少年ジャンプを中心にその緻密な作画で話題を呼んだマンガ家さんです。
僕は昔からファンです。緻密な作画は本当に週間連載!?と思うほど凄かった。このゼットマンは月刊での連載である。
以前紹介したイリア~ゼイラムアニメーション~のキャラデザも桂さんです。アニメはアレが初でした。
イリアに関しては↓
http://uewomuitearuku.blog.shinobi.jp/Entry/107/
章ごとに話が変わっていますが、かなり物語的に長いスパンで制作されています。
デビルマンにスタイルは似ているものの、いきなりダークヒーローになるわけではありません。現在13巻まででていますが、幼少期編からスタートし、まだ完全なゼットには覚醒していません。
桂さんはそのエロい作画が有名ですが、今回は結構グロもありです。
エロ要素、グロ要素が強く規制的に結構ヤバイです。
主人公はジンとコウガの二人。ジンはゼットという存在であることは解っているものの、まだまだ謎が多い。(ダークヒーローしかし現時点で完全体ではない)
コウガ大富豪の息子、昔から正義感が強く正義のヒーローに憧れている。
この対象的な二人。冒頭では二人が闘う?というか対立している様子が描かれており、いずれこうなると言う事を予見している。
現時点で二人は共闘して人間の中に紛れるプレイヤー(怪物)を狩っているが、今後の転回でそういう流れに発展していくのだろう。
個人的にコウガ編の正義とは・・・・は凄く重かったです。テーマ的に。
ジンとは違い強化服を脱いだら普通の人間のコウガ。さらにその正義感のせいで、多くの人を巻き込んでしまう(というか巻き込まれてしまう)。彼の精神が揺さぶられていくのは見ていてきついです。普通の精神状態ではいられないでしょう。
ジンもジンで自分を拾ってくれたおばさんが顔面を切られ傷つけられてしまったシーンや、おばさんの息子の生首(ダミーだったが・・・)は重かったですね。
この作品は本当に精神的に相手を追い込むというえげつない選択を多々迫られます。頭の良いプレイヤーに精神ズタボロです。
まだまだ物語はこれからなので、興味のある人、ダークヒーローが好きな人は早めに単行本そろえましょう。巻数増えると買いにくくなりますからね。
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