『鉄腕バーディー』(てつわんバーディー、BIRDY THE MIGHTY)はゆうきまさみによるSF漫画作品。及びこれを原作としたOVA・ドラマCD・テレビアニメ等のメディアミックス作品。
概要
ゆうきまさみが『鉄腕バーディー』のタイトルで発表した作品には2つの連載作品と4つの読切作品があり、この他に「ブラック・マジックKNIGHT」というスピンオフ作品がある。オリジナルとなるのは1985年(昭和60年)より1987年(昭和62年)の間に『週刊少年サンデー増刊号』(小学館)に連載されていた未完の作品(以下・旧版)で、読切はこの『旧版』の番外編として描かれた作品である。そしてこれらの作品を元に2003年(平成15年)より『週刊ヤングサンデー』(小学館)で連載が開始されたセルフリメイク作品(以下・リメイク版)があり、この『リメイク版』は掲載誌を『ビッグコミックスピリッツ』に移し、その後『鉄腕バーディーEVOLUTION』(以下・『EVOLUTION』)に改題した上で連載を継続している。
『週刊少年サンデー (WS) 』(小学館)系列では「LY BLOOD」に続く2作目の連載作品として、『週刊少年サンデー増刊号 (WS増刊)』誌上において、1985年(昭和60年)1月号から連載を開始(第一部)。しかし、「超人あ~る」や「パトレイバー」の連載が多忙になり中断。打ち切りとなる。
絵は当然ながら今よりは古い絵柄ではある。ゆうきさんいわくもうやらないだろうと発言していた。
OVA版
監督は川尻善昭、制作はマッドハウス。ゆうきの友人である出渕裕がスーパーバイザーとして参加している。1996年(平成8年)7月から1997年(平成9年)2月にかけてバンダイビジュアルより全4巻で発売。2001年(平 成13年)には1本にまとめたDVDが発売されている。また1996年から1997年にかけてこのOVAを元としたフィルムコミックが、少年サンデーコ ミックスビジュアルセレクションより全2巻で発売されており、OVAの主題歌とミニドラマ(コメディ)を収録した「BIRDY THE INTRODUCTION」(ビクターエンタテインメント VICL-15053)もリリースされている。
若手を育てるためにと漫画を原作としたアニメ作成を行なうというマッドハウスの企画において、監督を務める事となった川尻がいくつかの候補の中から バーディーを選択し作成が決定される。未完の原作をOVAでは4話で完結させるため、出渕に参加してもらう事となった。番外編「オールグリーン」以降、お よそ10年描かれていなかった『バーディー』であるが、このOVAの作成をきっかけとして番外編「迷宮の王」が執筆され、未刊であった『旧版』の単行本が 発行される事となった。
『YS版』酔魂草編の原型となった作品で、『YS版』に登場する氷川は元々、このOVAのオリジナルキャラクターとして生まれている。
復活リメイク版(ヤングサンデー版)
約七年の月日を経て、未完となっていたバーディーが再始動することになる。
20巻まで発売されるも休刊騒ぎで、問題を起こしまたまた急遽雑誌変更・・・・
復活リメイク第二弾(ビックコミックス版)
雑誌移籍でタイトルを「鉄腕バーディーエヴォリューション」に変更し、再始動。
物語はヤングサンデー版から2年後となっている。
鉄腕バーディーDECODE TVアニメ版
ゆうきまさみの絵柄とは似ても似つかないアニメ版。
第二シーズンDECODE02まで制作された。
原作ベースとはいえ、完全オリジナルストーリー。
原作とは異なるオリジナルストーリーとした事については、漫画に忠実にしようとすると漫画を一番わかっているゆうきの不満が出やすそうな事と、進行中のものに無理矢理最終回を作ると物語が破綻する事が理由として挙げられている。
あらすじ
連邦捜査官バーディー・シフォンは、テロリストで あるクリステラ・レビを追って地球まで赴くが、捜査の途上で事件現場に紛れ込んだ地球人、千川つとむに誤って致命傷を与えてしまう。瀕死のつとむの体と精 神を救う窮余の一策として、彼女は自らの体につとむの記憶と心を宿して姿を変え、“二心同体”の状態となる。しかし、レビ一党により栽培されていた酔魂草を 見てしまったつとむは、テロリスト達からつけ狙われることになる。何故彼らは、本来地球外の植物である酔魂草の培養を行っているのか?何故、地球を潜伏先 に選んだのか?その最終的な目的はいったい何なのか?捜査が進むにつれ、事態は宇宙規模の政治・軍事的大事件へと発展しかねない様相を呈し始めた。
個人的な感想
バーディーと言えば僕はやはりOVAのイメージが強いです。ただしこちらも未完。結構面白かっただけに、全てにおいて中途半端な作品となってしまったのがもったいない。復活するまで数年まさか7年も待たされるとは誰も思わなかっただろう。再始動のバーディーは面白かったし、やっときたか!と思った。
しかし、個人的にだんだん単行本が後半に進むにつれ露骨にアダルトな展開も増え流れが大人向けに・・・・あれ・・・?バーディーってこんなアダルトな内容だったっけ??つかOVAでもちょいエロくらいだったとおもうんだけど・・・
まーヤング系だから大人向けではあるんですけど、個人的にバーディーにそういう要素を求めていなかっただけに、大人向けな描写はいかがなものか・・・・長く続くとこうなるのか・・・?誤解しないように言って起きますけど、面白くない訳ではないんですよ決してw
しかし長いはコロコロ雑誌やアニメが変わるはで正直どこから語って良いのか・・・・物語を楽しみたいなら全部見てみるしかないですね。
まとめて紹介するのはちょっと無理です。それぞれ微妙に違うんでね。
ただ二人の精神が一人の肉体を使うというアイデアは当時斬新でしたね。
入れ替わりながら、事件を解決していくんですけど、当然二人が一人の身体を使うと言う事はそれなりに問題も生まれるわけで・・・
事件の捜査だけでなく私生活にまで問題がでちゃうんですよねw
お互いが上手く身体を使いっこして行かなきゃいけないんですよ。
ちょっと変わったSFものを楽しみたい人にはお勧めの作品です。
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