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一部のコアな特撮マニアには熱狂的に指示されているこの作品。残念ながら一般的に大ヒットとまでは行きませんでしたが、斬新で、色んな意味で挑戦した偉大な作品です。非常に貴重な特撮ロボット日本映画といえるでしょう。ガンダムなどを意識した巨大ロボットものの特撮映画は結構めずらしいですね。実際この映画の企画を東宝に持ち込んだのはあのサンライズでした。しかし、マニアック過ぎてコアなマニア以外には受けなかったんですが・・・・。確かに一般的に話がややこしかったり、外国人が沢山出演してまか不思議な世界観をもってるので違和感や取っつきにくさを持ってるのは事実です。僕個人的にはこの雰囲気が結構好きだったりします。メカデザインをしたのはマクロスシリーズやアクエリオンでお馴染みの河森正治。
あらすじ
2025年、無人島8JOに建設された全自動のロボット工場を司る巨大コンピューター「カイロン5」が人類に宣戦布告。人類は鎮圧のため自動戦闘ロボット「ガンヘッド」の部隊を送り込むが守護神「エアロボット」の前に全滅、島は封鎖された。 13年後、カイロンのCPUを盗むべく島に侵入したトレジャーハンター「Bバンガー」の面々は、連邦政府の研究所から超電導物質テキスメキシウムを奪って逃亡していた生体ロボット「バイオドロイド」の襲撃をうける。生き残ったのはメカニックに強い青年ブルックリンと、バイオドロイドを追ってきた女性レンジャー・ニムの2人のみ。島に生き残っていた子供セヴンとイレヴンに助けられる2人。やがてカイロン5の恐るべき陰謀を知ったブルックリンは、残骸の中に生き残っていたガンヘッド507号機を有人型に修復、カイロンとエアロボットに戦いを挑む。
タイトルの由来
ガンヘッドのスペルは「GUNHED」で「GUN unit of Heavy Eliminate Device」の略である。「ガンヘッド」という名称は、デザイン担当の河森正治が仮に書き込んでいたものがそのまま採用されたものだが、綴りは「GUN-HEAD」だった。海外展開する際、「GUNHEAD」では直訳で「銃頭」となってしまうため、それを避けるために前記の略語となった。河森は名称未決メカの仮称として度々使用していた様で、ビデオアニメ『破邪大星ダンガイオー』の主役メカ・ダンガイオーのデザイン画にも「GUN-HEAD」と書き込んでいた。
興行的には芳しくなかったが、高揚感と緊迫感あふれる伊丹十三作品で有名な本多俊之による音楽は評価が高く、公開後20年近く経過し21世紀を迎えた現在もなおニュース、ワイドショーや、ドキュメンタリー番組といった報道番組全般で使われ続けている。本作の公開のころには、すでにゴジラ映画の新作が製作中であったが、そのストーリーの候補の一つとして、ゴジラが巨大コンピューターと戦うという案があった。しかし、『ガンヘッド』が興行面で失敗したことで却下となり、最終的にはもう一つの案である新しい怪獣を登場させることで落ち着いた。その作品こそ、後の『ゴジラVSビオランテ』である。
キャストには高嶋政宏が出演。劇場公開版では、外国人俳優が多数出演し、劇中では登場人物がそれぞれ日本語と英語とで会話、字幕スーパーがついていたが、TBSでの地上波オンエア版ではナレーションも含めて全て日本語に吹き替えられている。ニムは『機動戦士ガンダム』のマチルダや『伝説巨神イデオン』のカララで知られる戸田恵子が演じた。また日本人キャストの声も全て再録されており、主役の高嶋の演技力が向上している事、一部のセリフが変更されて明解になっている事、加えて放映時の画質が良好だった事から、このテレビバージョンを支持する声もある。
初見だと内容を理解しにくいと思いますが、特撮シーンは結構必見の出来だと思います。DVD化されているんで昔ほど入手は困難ではないと思います。
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