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今回もAKIRAに続いて『機動警察パトレイバー the Movie』劇場公開です。
まさに神映画です。監督はあの攻殻機動隊の押井守です。(↓画像)
あらすじ
すべてが朱に染まる夕暮れ、篠原重工の天才プログラマー・帆場暎一が、バビロンプロジェクトの要となるレイバー用海上プラットホーム「方舟」から投身自殺する。その口元に嘲りの笑みを浮かべながら…これが、すべての始まりであった。時期を同じくして、レイバーが突如暴走する事件が多発、遂に自衛隊の試作レイバーまでが暴走事件を起こす。 特車二課第1小隊は、近々正式配備される新型パトレイバー(通称「零式」)に関する研修中のため不在。単独で暴走事件の処理に追われる第2小隊の篠原遊馬巡査は、多発する暴走事件の異常性にいち早く気付いて独自に調査を始め、原因が暴走した機体すべてに搭載されていた篠原重工製の最新レイバー用OS「HOS」(Hyper Operating System)ではないかと推測する。また、同様の疑念を抱いていた第2小隊長・後藤喜一警部補は、「HOS」の主任開発者だった帆場の捜査を、本庁の松井刑事に依頼していた。遊馬の調査の結果、「HOS」が暴走事件の原因であることが明らかとなるが、知らせを受けた警視庁上層部や政府は、有力企業である篠原重工との関係やHOSを認可した国の責任問題の隠蔽を重視し、旧OSに戻すこと(公式には「HOS」のバージョンアップと称される)で政治的決着を図ろうとする。 そしてすべての謎が解明された時、迫りくる台風に先んじて「方舟」を解体するため、第2小隊は東京湾に向けて緊急出動する。
解説&概要
映画公開当時の1980年代後半は、まだパソコンの普及度が低い時代だったが、その頃から早くも「コンピュータウイルス」に着目し、映画の重要な要素として取り上げた点が高く評価されている。この種の題材を取り上げた先例としては米映画「ウォー・ゲーム」などがあるが、特定の高性能なOSが市場を独占し、社会システム全体を支配することへの警鐘や、「トロイの木馬」型ウイルスや当時のコンピュータでは未熟であったGUI的なI/Fなどの先見性も高く評価されて良い。
また、オープニングの自衛隊レイバーや戦闘ヘリなどによる戦闘シーンや、後半のイングラムと零式の格闘シーンの完成度は幅広いファンを唸らせた。
本作の制作に当たっては、近未来の東京を強く演出するため下町的雰囲気の残る場所に対する綿密なロケハンが行われ、それがこの作品の名場面として常に語られる、松井刑事達が帆場の痕跡を求めて東京を巡るシーンに結実している。看板建築など近代建築史が専門の藤森照信東京大学教授から受けた影響も大きい。
その他、方舟、バベル、エホバ、帆場英一のid番号が「666」(ヨハネ黙示録)など劇中の各所に旧約聖書や新約聖書の要素が用いられている
個人的感想
実は僕はガンダムよりこのパトレイバーの方が好きです。
この物語に出てくるレイバーというのは、建設、土木の分野で使う作業用のロボットです。なので普通のロボットより設定がリアル。
この作品もAKIRA同様、絶対に見ないと損な作品であり、この映画を知らないようではアニメ、映画ファンを自称してはいけないとまで言われるほど、話題性、カリスマ性のあるお手本的作品であると断言します。
パトレイバーの世界観や設定など詳しくはミニパトという映画(ショートストーリー三話構成)の二話目に詳しく説明がなされているので、そちらを見ていただけると、普通のロボットアニメじゃないんだな。と思っていただけると思います。動画YOUTUBEにもあるのでミニパトで検索すれば見れます。やや理屈っぽくて、初見だとわからない設定もあるとは思いますが、これが一番良く説明されてます。
このアニメのいいところはTVシリーズ、初期OVA、劇場版など大体の世界観とキャストの性格がわかっていれば、どこからでも見れることです。(もちろん中には続き物もありますが)基本は一話簡潔です。
内容も笑いあり、シリアスあり、で面白い物ばかりです。この劇場版に出会ったのは6~7歳くらいでした。最初ビデオのパッケージを見たとき背景を写真だと本当に思いました。(今は絵だということは解りますよ)で、これはメイキング映像かな?と思いしばらくはTVシリーズやOVAばかり見ていました。
全部見終わり、せっかくだしメイキング(だと思い込んでいる劇場版)を見てみようとビデオ屋で借りてみました。衝撃が走りました・・・AKIRAと同じくらいにビックリしたのを覚えています。
まずビジュアル面。背景の緻密さとリアルさは写真みたいでした。(あくまで当時見たときです。)ストーリーのリアリティーと奥深さは凄く革命的でした。さらに世界の川井憲二が手がける音楽もすばらしい!!(海外ではもの凄く高い評価を受けている。)あとこれにでてくる零式レイバーはTV版のグリフォンの次にお気に入りのレイバーです。
押井作品はよく、内容はりアルで難しく、言い回しも理屈っぽくてわかりにくい、など言われます。確かに僕も6~7歳の時でしたし、一回見ただけでは内容は深く理解はできませんでしたが、凄いということと、ストーリーが物凄くよくできている事はわかりました。なので、AKIRAと同じくらい毎日見てました。AKIRAと同じくらい見てます。
毎年見るたびに、面白さが増します。ストーリーやキャラの細かい心情まで解るようになってきました。すばらしいの一言しかありません。
ご覧になる時はDVD版がオススメ。確か未公開のカットが入っていたと思います。
実はこのパトレイバーの劇場版なんですが、後に2がでるのですが、この映画はとんでもない事件のベースになってしまいした。それはまた次の機会に。
予告↓
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