[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『遠い海から来たCOO』(とおい うみから きたクー)とは、景山民夫による小説。雑誌『野性時代』にて1987年6月号から1988年2月号まで連載され、単行本は1988年3月刊行。第99回直木賞受賞作品。1993年に日本テレビ開局40周年記念作品としてアニメ映画化、NHK-FM放送のラジオ番組「青春アドベンチャー」でラジオドラマ(オーディオドラマ)化、前田真宏による漫画化がなされている。
あらすじ
南太平洋、フィジー諸島のひとつ「パゴパゴ島」が主な舞台。パゴパゴ島のトンベラ酋長の許可をもらい、日本から移住した海洋生物学者の小畑徹郎とその息子である洋助(12歳)が主人公。移り住んで三年。嵐の翌朝、洋助は珊瑚の潮だまりで50センチほどの生物を発見した。それは、6500万年以上前に生息していた水棲爬虫類(首長竜)プレシオサウルス(又はプレシオザウルス)であり、奇跡の生命の誕生に立ち会った洋助は、その瞬間から生物の母親役を担うことになる。徹郎の研究室に生物を持ち帰った洋助は、その産声から生物を「クー(COO)」と名付ける。時を同じくして、クーの母親であるプレシオサウルスの遺骸が別の小島に漂着する。洋助と徹郎は、フランスの核実験計画をめぐる同国諜報機関の暗躍を知り、銃をとる。
自然と人間、親子と絶滅生物、核実験の陰謀が取り巻く奥深い物語である
個人的感想
海の中、特に水の表現がとても綺麗で、こんな所に行ってみたいと本当に思いました。声優は当時有名だった子役や俳優ばかりで構成されてるせいか、今見るとかなり演技が下手ですね。
そこのぞけばかなり作画的にもかなりクオリティーは高い作品なんですよ。
ただ残念な事にDVD化されておらず、当時のVHSも現在入手が困難な状態・・・・
もったいない・・・・。
そうそう当時は恐竜ブームだった事もあり、同時期にはジュラシック・パークやREX 恐竜物語(安達祐実 主演)などがあります。COOはプレシオサウルスを題材にしたアニメで、劇中でプレシオサウルスの死骸が海岸に打ち上げられてるシーンがあります。あのシーンは実際にあった事をモチーフにしているようです。詳しい年代は忘れましたが日本の漁船がプレシオサウルスらしき死骸を引き上げたニュースが一時期話題になりました。しかし、その死骸はあまりに臭く、再び海に捨ててしまったそうで、確かめようがありませんがありません。写真で見る限り鯨には見えないと思います。(↓参照)
この映画は製作総指揮者だった当時の角川書店社長・角川春樹氏がコカイン不法所持(密輸)で逮捕などで、製作も危ぶまれたり、やっと公開したと思ったらドラえもんのび太の恐竜のパクリなど言われたり、あまり評判はいい方ではないかもしれませんが、僕個人としては大好きで結構見ていました。クーという名前のキャラが多いのもここからではないでしょうか??DVD化してほしいな~。
荒井由美(松任谷由美 )が歌う『ずっとそばに -遠い海から来たCoo主題歌』は名曲ですね
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |