ホラー大好きなホラーオタクの僕ですが、Jホラー映画、ゲームなどは今までほとんどといって良いほど紹介してません。というのも・・・・・
実はフレンドの方で苦手な方がいまして、
できれば日本系の怖いの紹介は少なめで、と言われた事があるんで、紹介はなるべくひかえていました。
最近はその人も来ないのでもう解禁しようと思います。
さて・・・Jホラーと言えば・・・皆さんは何が怖いですかね?
やっぱり「
リング」が一番怖かったという人が多いと思います。統計的に見ても。
そして意外と、ランキングなどで張り合ってがんばってるのは「
着信アリ1」だったりします。
で・・・・ギャグなのか恐怖映画なのか賛否がめちゃ分かれているのが「
呪怨」です。
個人的にはかなり怖いとは思いますが、確かにギャグか!!と感じる演出は多い。
笑いと恐怖は紙一重とはよく言ったものだ。とらえ方を変えればギャグになる。
普通シュチュエーション変えたら、肌白塗りはバカ殿みたいだもんね。
怖いのが苦手な人にオススメのなれる対策
1、お化けをアイドル化として意識する。
(最近でこそ擬人化なんてのがブームですが、ホラー世界でも怖いお化けを可愛く描いたりエロくして、要するに萌え化させるのが流行りました。つまり、そう いう対象として見ると寧ろ早く出てこい!という気持ちになる。ヒーローものとかだと早くヒーロー出てこい!ってなりますよね。簡単に言うとそういうこ と。)
2、もう何かでてくるのわかってるんだから常に予想していろ。
(これはまんま、この扉を開けたら・・・・来る!とか振り返ると・・・来る!みたいに常に来るぞ!!という意識を持つことが体勢がつくコツ。最近では来ると見せかけて来ない。油断した所を・・・みたいなひっかけも流行ってるが、最初から最後まで警戒を怠るな。)
まーそんなに簡単に出来れば苦労はしない。怖い物は怖い。と言われたおしまいですがね。これを知っていると大分違いますよ。
呪怨は最近ゲーム化もされましたね。これまた結構異例というか珍しい。
(公式の実況プレイ↓心臓弱い人は見ない方がいい。)
Jホラーのブームを作り上げたのはもちろん「リング」なのだが、
実はこのリングは映画と原作ではかなり話が違う。
その他多くの違いが存在している。
1、貞子は見た目は女性だが性別は男である。
(睾丸性女性化症候群である。)
2、貞子はテレビからはでてこない。
3、主人公は女ではなく男。
4、原作にリング2は存在しない。
5、リング→らせん→ループ(ループはSFに発展する。)
という感じ。
このリングはホラーというジャンルを飛び越えている。
心霊現象を科学的に解明、究明、説明している。
このリングを境に、こういった作品が増えたのも事実だ。
科学と心霊のような関係を上手く結びつけた恐怖が多い。
あの世の原理をパソコンのシステムで説明づけた黒沢清の「回路」や、小説では、虫の知らせの原理を携帯電話の原理で説明づけた吉村達也の「樹海」など、科学の原理をうまく使って解説を交えたホラー作品というのがもの凄く増えた。
ところで、
原作のリングを映像化したものはないのか??
あります。
実は
出演: 原田芳雄,
高橋克典,
三浦綺音,
雛形あきこ,
立原麻衣で旧ドラマ版が存在します。そしてこの完全版リングなんですが、ビデオ化の際、ドラマで入らなかった
エロシーンが多数追加され。なんかホラーAVみたいなノリになってます。
つかモザイク入ってますしね。
このリングが実は原作にかなり近い内容となっています。ちなみにコミックス版リング永井幸二郎がマンガを描いているリング(講談社コミックス文庫)も原作に近い内容です。MEIMUさんが描いてる角川のリングシリーズは映画をマンガにしたものが多い。
詳しくはリングを紹介するときに紹介しよう。(たぶん一日で紹介するのは無理だ。リングは派生したドラマシリーズや、マンガシリーズ、ゲームシリーズが多いので。)
海外でも評価された日本独特の演出と恐怖。
まず日本のホラーと海外のホラーは何が違うのか?
それは、心理的なもの、そして文化的な違いが大きく違うのだが、
日本は心理的、精神的に人間を恐怖に追い込む物が多いのに対して、海外のホラーは肉体的、見た目的、スプラッター的な部分に恐怖の重点を置いている。日本は国柄もあり、派手な物よりかは、慎ましい物を好む傾向が昔からあった。それに対して海外は地味よりかは、派手に・・・ワイルドにというのを求める傾向にある。(誤解の内容補足するが、全部が全部そうとは言っていません。あくまで例えのことです。)
例えば、日本の演出でこんな物を見たことはないだろうか?
床がびっしょり濡れて、水たまりが出来ている・・・。
一見すると水こぼしたんでしょ?で終わりだ。
海外の人ならふーん。水でもこぼしたかな・・・。だけであろう。
が、日本人の発想はここから心理的な部分で自ら恐怖を想像するということをよくおこなってしまう。
あれ・・・?なんで濡れてんだろう・・・ドロボウとか入ってきたのかな・・・・
とか。
もっとわかり安い例えでいうと、
壁や天井などのシミを見て人の顔に思って想像し、怖くて眠れない。などみんなよくあると思います。
つまり、何気ないことから恐怖を意識する思考、そしてそこから恐怖を生み出す発想に日本人はたけていたということです。
身近な物が恐怖を生み出す、恐怖に変わる・・・
この事が如実にわかるのがホラー映画に使われて居る恐怖のアイテムです。
例えばリングなら
ビデオテープ、そして
テレビ。
そして着信アリなら、
携帯電話
回路なら
パソコン
など・・・・。
皆さんこれらの映画を見た人ならわかると思いますが、ついていないテレビ見るのが怖いとか何も書いてないビデオテープの中身を確認するのが怖いなどあるでしょ?
それこそ日本ホラーのうまい所だったわけです。
そしてもう一つの違いは気候です。
日本は海外に比べ四季がハッキリしており、そして独特の湿気がある国です。梅雨だと最悪なほどじめじめ~としてますよね。
この独特の気候が映像にも現れています。じめじめした湿った部屋、環境はよく出てきますよね?この湿気が陰湿で重いイメージを見ている人にあたえてくれます。
この気持ちの悪い感覚が日本のJホラーには書かせない物なんですね。
そして水・・・・・・
日本のホラー映画に多く共通していること、それは水です。
トイレや、井戸、風呂場、など水割りの恐怖を描いた話やシーンは多いですよね。
何故でしょう?
これは、日本の風習というか言い伝えが影響しているんですね。
昔から水は、意志を通す、思いを伝える、など数多く言われていたり、逸話や伝説があります。
人間の思考や意識は何によって感じていると思いますか?
そう・・・微弱な電気信号なんですね。
某ホラー小説の一節、
「人間は生身でできたロボットみたいなものなのよ。神経を電気信号が流れて身体を操作しているんだもの。」
これは上手い表現でしたね。
電気といえば・・・・水は電気を通します。
水を介して感電した事故は多々報道されています。
人間は微弱ながら身体から磁場というか電気を放電しています。
感情や恐怖を感じた磁場は水を媒介し恐怖を伝える・・・・。
だから水はよく使われるんですね。日本のホラーでは。
と・・・長々喋ってきましたが、どうだったでしょう?
海外でも高い評価を受ける日本のホラーの魅力が少しでも伝わっただろうか?
今後はJホラー作品をいっぱい紹介していこうと思いますよ。
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