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上を向いて歩こう!!

俺たちには過去も未来もない・・・毎日を楽しく精一杯生きる!それで良いんだよ!容量が限界のため、上を向いて歩こう2号店に移行しました!!

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冬だけど温かい怪談。略して温怪談(あったかいだん)
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*これは昨日聞いた話です。

(この話は以前の怪談を見てないとわからないかもしれません。)
前の怪談はこちら↓
http://uewomuitearuku.blog.shinobi.jp/Entry/590/

実は昨日父の命日で友人の方が訪ねて来てくれました。
すると、「ちょっと不思議な話なんだけど・・・」とある話を聞かせてくれました。
その方は以前の怪談の時に話した時にもいた「不思議な予知夢」を見た人だったんです。
ある日部屋でくつろいでいると、ドアのチャイムがなったそうです。
誰だろう?と思い玄関へ行き、ドアを開けるとそこには父が立っていたそうです。
「お前・・・どうして!?死んだんじゃないか!?足あんのかよ!?」
その友人の方はビックリしてそう言いました。
すると父は、
「だからタクシーで遊びに来たんだよw
すまないけど帰りにタクシー代貸してくれる?w」

そうニコニコしながら言い、久々に友人の方は父との楽しい会話を楽しんだそうです。
「不思議と全然怖くないんだよねwこいつだからなw」
友人さんはそう笑顔で言っておられました。
そして、ハッと気づくともう父はいなくなっていたそうです。
「今のはいったい・・・・」
そして何気なくカレンダーを見ると、その日は父の四十九日の日だったそうです。

これを聞いて僕は、父らしいな~。相変わらず(笑)そう思い、なんだかおかしかったです。友人を大切にしていた父。きっと色々友人さんの所訪ねては、冗談をいってるに違いないwと思います。
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実は以前テレビで森公美子さんが似たようなお話を話していらっしゃいました。
ある日ソファーでくつろいでいると、チャイムがなり、なくなった友人が訪ねて来て、色々昔話をした。というような。不思議と全然怖いという感覚はなく、楽しい時間を過ごし、気がつくといなくなっていた・・・。というもの。
幽霊の世界でもやっぱり友人を訪ねるというのはよくあるんでしょうね。


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父は若いとき医療ミスで重度の糖尿病になりました。膵臓も壊したので血糖値のコントロールが出来ず、意識を失うと30分で脳死になるという最悪な部類の糖尿病でした。

しかし、やはり僕、そして母は父が低血糖になり、意識が無くなると何故か直感でわかる
という不思議な偶然が毎回起こり、毎度父はその直感のおかげて助かっていました。

特に睡眠中に低血糖になり意識を失うと、僕か母どちらか必ず目がさめ、いつも病院に担ぎ込まれた時にはギリギリ間に合い一命を取り留めていました。
医者は毎度「毎回こうして間に合うとは奇跡です。」と言っていました。

父が亡くなった時は病院に入院中に睡眠中に低血糖で意識を無くしナースコールが押せないまま亡くなりました。

葬式の時は日取りが立て続けに入っており、友引の日(その日に葬式をあげると友を引くと言われ縁起が悪いとされている。)しか式場が取れないということで、嫌な日ですが、その日に式を挙げることになりました。

葬式の日父の友人たちが集まりました。母は喪主だったので、僕が友人さんたちを誘導し話相手の役をしていました。すると、不思議な事に父の友人さんたちはみんな亡くなる1日前に父からの連絡を受けていたというのです。
ある方は携帯のメール。(実際見せていただきました。)
ある方は夢の中で父が別れを言いに来たというのです。

父は友人に対して誰にでも優しい人でした。家族より友人たちを大事にする人だったので、父らしいと思いました。まるで最後だと解っていたように友達みんなに連絡をとっていたんです。

しかし、一人重度の病気の方がおり、入院中だったのでその方は来れませんでした。
式が終わって数日たった頃、一枚の葉書が来ました。
それはその来られなかった重度の病気方の家族からの物でした。
よく見ると喪中葉書・・・・。
内容は「実は夫が○月○日に亡くなりました。」というものでした。
そして、「きっとあなたのご主人が「お前はよくがんばった。」と迎えにきてくれたんだと思います。父は楽に眠るように逝きました。」と書いていました。

葬式を上げた日が友引だった事もあり、内心ちょっと怖い物もありました。
ただ父は重い病気にかかって苦しむ友人を見て、おそらく自分を重ねたのだと思います。「苦しいからもう楽になりたい。」とよく父はいっていまいした
不謹慎かもしれませんが、もしかしたら、父は友人を楽にする意味で迎えにいったのではないだろうか・・・・そう思えてなりません。

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ホラー大好きなホラーオタクの僕ですが、Jホラー映画、ゲームなどは今までほとんどといって良いほど紹介してません。
というのも・・・・・
実はフレンドの方で苦手な方がいまして、できれば日本系の怖いの紹介は少なめで、と言われた事があるんで、紹介はなるべくひかえていました。
最近はその人も来ないのでもう解禁しようと思います。
さて・・・Jホラーと言えば・・・皆さんは何が怖いですかね?
やっぱり「リング」が一番怖かったという人が多いと思います。統計的に見ても。
そして意外と、ランキングなどで張り合ってがんばってるのは「着信アリ1」だったりします。
で・・・・ギャグなのか恐怖映画なのか賛否がめちゃ分かれているのが「呪怨」です。
個人的にはかなり怖いとは思いますが、確かにギャグか!!と感じる演出は多い。
笑いと恐怖は紙一重とはよく言ったものだ。とらえ方を変えればギャグになる。
普通シュチュエーション変えたら、肌白塗りはバカ殿みたいだもんね。

怖いのが苦手な人にオススメのなれる対策

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1、お化けをアイドル化として意識する。
(最近でこそ擬人化なんてのがブームですが、ホラー世界でも怖いお化けを可愛く描いたりエロくして、要するに萌え化させるのが流行りました。つまり、そう いう対象として見ると寧ろ早く出てこい!という気持ちになる。ヒーローものとかだと早くヒーロー出てこい!ってなりますよね。簡単に言うとそういうこ と。)
2、もう何かでてくるのわかってるんだから常に予想していろ。
(これはまんま、この扉を開けたら・・・・来る!とか振り返ると・・・来る!みたいに常に来るぞ!!という意識を持つことが体勢がつくコツ。最近では来ると見せかけて来ない。油断した所を・・・みたいなひっかけも流行ってるが、最初から最後まで警戒を怠るな。)

まーそんなに簡単に出来れば苦労はしない。怖い物は怖い。と言われたおしまいですがね。これを知っていると大分違いますよ。

呪怨は最近ゲーム化もされましたね。これまた結構異例というか珍しい。
(公式の実況プレイ↓心臓弱い人は見ない方がいい。)

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Jホラーのブームを作り上げたのはもちろん「リング」なのだが、実はこのリングは映画と原作ではかなり話が違う。
その他多くの違いが存在している。

1、貞子は見た目は女性だが性別は男である。
(睾丸性女性化症候群である。)
2、貞子はテレビからはでてこない。
3、主人公は女ではなく男。
4、原作にリング2は存在しない。
5、リング→らせん→ループ(ループはSFに発展する。)
という感じ。
このリングはホラーというジャンルを飛び越えている。
心霊現象を科学的に解明、究明、説明している。
このリングを境に、こういった作品が増えたのも事実だ。
科学と心霊のような関係を上手く結びつけた恐怖が多い。
あの世の原理をパソコンのシステムで説明づけた黒沢清の「回路」や、小説では、虫の知らせの原理を携帯電話の原理で説明づけた吉村達也の「樹海」など、科学の原理をうまく使って解説を交えたホラー作品というのがもの凄く増えた。

ところで、
原作のリングを映像化したものはないのか??

あります。
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実は出演: 原田芳雄, 高橋克典, 三浦綺音, 雛形あきこ, 立原麻衣で旧ドラマ版が存在します。そしてこの完全版リングなんですが、ビデオ化の際、ドラマで入らなかったエロシーンが多数追加され。なんかホラーAVみたいなノリになってます。
つかモザイク入ってますしね。
このリングが実は原作にかなり近い内容となっています。ちなみにコミックス版リング永井幸二郎がマンガを描いているリング(講談社コミックス文庫)も原作に近い内容です。MEIMUさんが描いてる角川のリングシリーズは映画をマンガにしたものが多い。

詳しくはリングを紹介するときに紹介しよう。(たぶん一日で紹介するのは無理だ。リングは派生したドラマシリーズや、マンガシリーズ、ゲームシリーズが多いので。)

海外でも評価された日本独特の演出と恐怖。
まず日本のホラーと海外のホラーは何が違うのか?
それは、心理的なもの、そして文化的な違いが大きく違うのだが、
日本は心理的、精神的に人間を恐怖に追い込む物が多いのに対して、海外のホラーは肉体的、見た目的、スプラッター的な部分に恐怖の重点を置いている。日本は国柄もあり、派手な物よりかは、慎ましい物を好む傾向が昔からあった。それに対して海外は地味よりかは、派手に・・・ワイルドにというのを求める傾向にある。(誤解の内容補足するが、全部が全部そうとは言っていません。あくまで例えのことです。)

例えば、日本の演出でこんな物を見たことはないだろうか?
床がびっしょり濡れて、水たまりが出来ている・・・。
一見すると水こぼしたんでしょ?で終わりだ。
海外の人ならふーん。水でもこぼしたかな・・・。だけであろう。
が、日本人の発想はここから心理的な部分で自ら恐怖を想像するということをよくおこなってしまう。
あれ・・・?なんで濡れてんだろう・・・ドロボウとか入ってきたのかな・・・・

とか。
もっとわかり安い例えでいうと、壁や天井などのシミを見て人の顔に思って想像し、怖くて眠れない。などみんなよくあると思います。

つまり、何気ないことから恐怖を意識する思考、そしてそこから恐怖を生み出す発想に日本人はたけていたということです。

身近な物が恐怖を生み出す、恐怖に変わる・・・
この事が如実にわかるのがホラー映画に使われて居る恐怖のアイテムです。
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例えばリングならビデオテープ、そしてテレビ
そして着信アリなら、携帯電話
回路ならパソコン
など・・・・。

皆さんこれらの映画を見た人ならわかると思いますが、ついていないテレビ見るのが怖いとか何も書いてないビデオテープの中身を確認するのが怖いなどあるでしょ?

それこそ日本ホラーのうまい所だったわけです。

そしてもう一つの違いは気候です。
日本は海外に比べ四季がハッキリしており、そして独特の湿気がある国です。梅雨だと最悪なほどじめじめ~としてますよね。
この独特の気候が映像にも現れています。じめじめした湿った部屋、環境はよく出てきますよね?この湿気が陰湿で重いイメージを見ている人にあたえてくれます。
この気持ちの悪い感覚が日本のJホラーには書かせない物なんですね。

そして水・・・・・・
日本のホラー映画に多く共通していること、それはです。
トイレや、井戸、風呂場、など水割りの恐怖を描いた話やシーンは多いですよね。
何故でしょう?
これは、日本の風習というか言い伝えが影響しているんですね。
昔から水は、意志を通す、思いを伝える、など数多く言われていたり、逸話や伝説があります。
人間の思考や意識は何によって感じていると思いますか?

そう・・・微弱な電気信号なんですね。
某ホラー小説の一節、「人間は生身でできたロボットみたいなものなのよ。神経を電気信号が流れて身体を操作しているんだもの。」

これは上手い表現でしたね。

電気といえば・・・・水は電気を通します。

水を介して感電した事故は多々報道されています。

人間は微弱ながら身体から磁場というか電気を放電しています。

感情や恐怖を感じた磁場は水を媒介し恐怖を伝える・・・・。

だから水はよく使われるんですね。日本のホラーでは。

と・・・長々喋ってきましたが、どうだったでしょう?
海外でも高い評価を受ける日本のホラーの魅力が少しでも伝わっただろうか?
今後はJホラー作品をいっぱい紹介していこうと思いますよ。


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この話はだいぶ前にニコニコ生放送で山田ひさしのモノマネをやっていらっしゃったアクアマインさんから聞いた怪談です。

アクアマインさんはいろいろありもうニコ生を引退という形になっており、連絡をしようにもできないので、無断で話すのはよくないとは思うんですが、放送で話していたのでもしかしたら許していただけるかな・・・(汗)まずかったら消します・・・。
そして、注意していただきたいのは、この話は2年前に聞いたので、うる覚えな点、一部間違いなどがあると思います。 そこはご了承ください。 ただ零というゲームを通して酷い目にあったことは事実です。

これはアクアマインさんとお友達の方のお話です。その友人の方は怖いと評判の「零」というホラーゲームを購入したそうです。零はおそらく知ってる人も多いので、僕が説明するまでもないですが、カメラを使って霊を封印していくゲームです。
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ある日、友人さんからアクアさんにメールが来たそうです。
「ちょっとヤバイ写真撮っちゃった。見てくれ。」というものでした。

その写メを受け取ったアクアさんは驚きました!

写真には画面をバックに友人さんがカメラの方を向いて写っていました。
画面にはそのホラーゲーム零の敵である霊のグラフィックが写っています。
しかし、その画面からは青白い手が・・・画面を通して出てきており、友人さんの肩をつかんでいるのです・・・!
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写真はあまりにも気味が悪いので、アクアさんはすぐに画像を削除したそうです。しかし次の日、画像フォルダを開いたアクアさんはビックリしました・・・消したはずのその画像があったのです!
あわててまた画像を消しました。 しかし、また次の日画像は復活していました・・。

そうこうしていると、今度はその友人さんが事故したとの連絡が・・・!

ケガをしたのはその写真で肩を捕まれた側の足だったそうです・・・・
怖くなったアクアさんはこのことを霊感ある別の友人に相談しました。
すると・・・その写真はヤバイ・・・。というのです。そして零というゲームについても教えてくれました。。
あのゲームはお祓いをしていないんだ。画面を通して霊がでてきている。いわば呼び出すための媒介になっている。そしてその霊は今度は写メを媒介に通して霊症を起こしている。消しても消えないのはそのせい。おまえもその写メを持っていると危ない。データをSDカードに移してそのSDカードをおたきあげすれば大丈夫。ただその友人は完全に呪われている手遅れかもしれない。俺には手に負えない。
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と言ったそうです。

アクアさんは言われたとおり、写真をSDカードに写し火をつけました。

数分後・・カードが燃えない・・・・

ライターオイルをかけましたがそれでも燃えなかったそうです。
「なんで燃えないんだよ!」
アクアさんは怖くなって火力を上げるためにガソリンをかけたそうです。
ガソリンをかけて数分後ようやくSDカードは燃えつきました。
これでアクアさんの携帯からは画像は完全になくなりました。

それから何ヶ月もたち、アクアさんが友人さんが入院している病院を訪ねたそうですが、未だに彼の足はよくならないどころか、どんどん様態は悪くなる一方だと言っていました。

みなさんも零をプレイされる時は、お気をつけて・・・。



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354.jpg(画像はあくまでイメージ)







これも僕が体験して恐怖した実話です。
それは大学の二年くらいの時だっただろうか・・・。
うちの大学は急で過酷な坂の上にある。行きと帰りにはスクールバスが走っており、行きも帰りも大学の生徒であふれかえってギュウギュウ詰めの状態である。
バスに乗り過ごすと、行きも帰りも歩きになり、筋力トレーニング並みに過酷だった。帰りはまだいい。くだりは楽だ。しかし、僕はいつも急すぎてよく転んでたがw

そんな不便な環境なだけに、色々行き帰りでいろんな知恵を絞る学生がいる。早い話、原付バイクで来る者、車で来る者、様々だ。みんな楽しようと考える。僕の友人Kはまだその時原付きの免許を持っていなかった。Kはどちらかというと、早く帰りたいタイプの男だったので、行きのしんどさより帰りの素早さを優先していた。
彼が思いついたのは自転車通学だった。行きは自転車を押し、大学へ。
帰りは下りの急な坂をチャリで一気に下るという爽快な帰宅方法だった。

チャリンコ通学初日に僕はKに誘われ

「後ろに乗れよ。」

と言われ初めて?というか大分久しぶり?の二人乗りをした。
いやはや・・・ジェットコースターなんて目じゃない怖さでした。
立ちノリだったので余計怖いwあの急な坂を一気に下るのはかなり度胸がいる。
夏間近だったこともあり、Kはチャリンコで一気に坂をくだる爽快感を楽しんでいた。そりゃあの坂を自転車で一気に駆け下りるのは気持ちはわかるが、乗ってる方はたまったもんじゃ無い。
下についてKは

「良いな~チャリは気持ちいい。明日もチャリで来よう~」

という。僕は内心事故りそうで心底怖かった。ほんのちょっと楽しかったが。
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翌日・・・Kは案の定自転車で来た。そして大学での授業をこなす。
時間割の最後の授業で僕は日頃の睡眠不足が祟り、眠りこけてしまった。そんなに大した授業でもなかっただけに爆睡だった。そして夢を見た・・・・・。

授業が終わって・・・・僕が帰ろうと門まで歩いていると、後ろからKが自転車でやってきた。
「お~い乗れよ。帰ろうぜ。」
という・・・。僕は内心昨日のスリルが怖かったが、早く帰りたいという欲求に勝てず、彼のチャリの後ろに立って乗っかる。
「しっかり捕まってろよ。」
Kはそういうと一気に門から坂を下り駆け下りていく。
実はうちの大学には急カーブの危険地帯が3つほどある。そこではよく接触事故や、曲がりきれずガードレールに突っ込む事故が多発していた。道幅もせまく車も頻繁に通る。ついたあだ名が魔の急カーブ三連続・・・・僕はKに、
「おい・・・・頼むからあんまり飛ばすなよ・・・・」
と声をかけるがKは、
「大丈夫やって・・・・お前は運転してないから早く感じるんだって」
と聞く耳を持たない。
ぐんぐんスピードが上がる・・・目の前には魔の急カーブ三連続・・・・
Kの自転車が魔の最初の急カーブを曲がろうとした時だった!!
見通しの悪い急カーブいきなり目の前にトラックが飛び出して来た!!
Kは慌ててハンドルをきるが・・・・・その目の前には・・・・ガードレールが・・・・・!!僕たちはなすべもなくガードレールに激突!!二人の体は宙を舞った。そして目の前の林の中へに落ちて行く・・・・・。

「はっ!!!」
僕は少し声を上げて目を開けた・・・・額と背中には脂汗が滲んでいた・・・・
「今のは・・・・・・・夢・・・・・・・・??」
気がつくと授業はもうすぐ終わる時間。
「えらく生々しいリアルな夢だったな・・・・・・」
僕は今見た恐怖を中々ぬぐいさる事ができないまま、授業を終え帰ろうと門への道を歩いていた。
すると後ろから・・・・・後ろからKが自転車でやってきた。
「お~い乗れよ。帰ろうぜ。」
僕は内心ドキッとした・・・さっき見た夢とまったく同じじゃないか・・・・・・・(汗)と・・・・。
ヤバイ・・・これは死亡フラグ立ったか・・・・・と思った。
さすがにさっき見た生々しい夢のせいで、僕は完全に足がすくんでいた。
「わっ・・・・悪い・・・俺歩いて帰るわ・・・・。」
そう言った。するとKは不満そうに・・・
「なんだよ・・・・ビビッてんのか?情けないな・・・・。」
と皮肉を言われる。しかし、僕は怒る気もせず、
「ゴメン・・・昨日実はちょっと怖かったんだ。だからお前一人で先に帰っていいぞ。」
と言った。Kは仕方ないな・・・という感じで
「わかった・・・じゃあカーブ終わったとこで待っててやる。そこで分かれようぜ。」
という。僕は最後に念のためさっきの夢もあったので
「ああ・・・わりーな・・・・じゃあカーブ終わったとこで待ってて。すぐ行くわ。気をつけて・・・・
とだけ言っておいた。Kは俺に比べれば運動神経は良い方なので、彼一人ならなんとか無事に帰られるだろうと、内心思っていた。
Kは門を出ると急な坂を勢いよく下って行く。僕はというとトボトボと後ろから歩いて降りていく。歩きで帰るコースは実はカーブとは真逆の道を行く。狭い民家の間の階段を通って坂を抜ける形になる。

その間はKの姿を見ることは出来ない。

僕が数分かけてカーブが終わる地点までつくと、そこにはKの姿はなかった。
「あれ・・・あいつ・・・先に帰ったのかな・・・・・?」
と僕は思った。実はKは意外に薄情なところがありたまに何も告げず先に帰ることもしばしばあった。
「あいつ俺が来るの待つの飽きて先に帰ったな・・・・」

僕は若干腹が立ったが、まーいつものことか・・・・と気にせず坂を下り始めようとしたその時だった。
携帯が鳴った・・・・・
「誰からだろう・・・・・?」

僕は着信画面を見た。Kからだった。

僕は、あーなんだ。先に帰ったの悪いから電話してきたんだな・・・。と思った。しかし、とって最初のKの一言にゾッとした。
「助けて・・・・・」
「え?」
僕はKに聞き返した。
「助けて・・・・・」
僕は何が起こったのかさっぱりわからなかった。
「何?どおした???」
「カーブ・・・・カーブで事故った・・・・」
僕はその言葉を聞いて内心血の気が引いた。
「カーブでって!?お前!!大丈夫か!!」
「うん・・・でも痛え・・・・ちょっと来てくれ」
「わかった・・・!待ってろ!すぐ行く!」
僕は慌ててカーブを登っていくと二回目カーブの所でKが倒れている。
周りにはおばさん2人が心配そうに取り囲んでいる。
「K!大丈夫か!」
僕が近づくと二人のおばさんが
「お友達?早く救急車呼ばないと・・・・」
と慌てていう
「わかってます。」
実は、こういう事態の場数をかなり踏んでいた僕はいたって冷静だった。
(何故場数を踏んでるのかは、後々お話しよう。)

Kの状態を確認し、外傷、意識のうむを伝え救急者を呼んだ。
幸いKは打撲や切り傷はあるものの意識はハッキリしており、命には別状なく大丈夫だった。
しかし、自転車はぐちゃりと曲がって原型をとどめていなかった。
09121501.jpg(←イメージとしてはこうんな感じ)







どうやらスーピードを出し過ぎ急カーブ曲がりきれずコンクリートブロックの出っ張りに激突!本人いわく体が宙を舞ったという。何もかもが夢とよく似ていた。

「もし・・・この自転車に俺も乗ってたら・・・・今頃命があったかもわからない・・・幸いK一人だけだったから、この程度で済んだが後ろに乗ってたらやばかったかも・・・・。」

と内心ヒヤッとした。僕はKにさっき見た夢の事を素直に話した。すると・・・

「お前・・・・なんでじゃあ止めなかったんだよ・・・」
と弱々しい感じで怒られてしまった。

「いやwほら・・・・お前運動神経良いしさ、一人だったら大丈夫かと思ったんだよ。それにお前俺が注意したところで、聞く耳持ったか?」
というとKも
「確かに持たなかったかも・・・・」
だよな・・・・w

そうこうしてるとようやく救急者が到着。Kは救急車で運ばれて行った。
僕はKのぺしゃんこになった自転車を下まで持って行く事になった訳だが、兎に角Kが無事でよかった。
しかし、あの予知夢がなかったら・・・・今頃俺はここでこうしてこの思い出を綴れていただろうか・・・・?

皆さんも、危ないな・・・怖いな・・・・と思ったら、時にはその直感を信じてみた方がいいかもしれませんよ。


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プロフィール
HN:
ヤスさん
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1984/10/22
職業:
宇宙刑事
趣味:
お絵描き、歌を歌うこと、映画鑑賞
自己紹介:
・あんまりプライベートな話はこちらでは控えさせていただきますが、自分の夢に向かって日々精進しています。

・趣味:映画鑑賞、お絵かき、カラオケ。
*サムネの絵はお絵チャットで落描きしたものです。
(サムネは頻繁に変えます。)

・かなりの収集癖有りです。

・持ってるマンガは1000冊以上今更数えらんない。小説は角川ホラー文庫のホラー小説が100冊ほど。その他、小説は恋愛ものからサスペンス、ミステリーなど読んでます。

・見てる映画、アニメ、ドラマは大体2000~3000くらい数えられない。(洋画より日本映画の方が多い。)

・ゲームは主にPS、SSをメインに200本くらいはもってるしやってる。

・フィギュアも100体以上はあるし、玩具・カード・切手もコレクションしてます。

・特撮とアニメと映画をこよなく愛してます。

・彼女募集中 (`・ω・´)キリッ★

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