――瞳を閉じてはいけない――
女子高生がマッチ棒を目にはめ、瞳をこじ開けたまま自殺。新幹線では会社員が吠え、ジェットコースターから男が飛び出し、高速のトンネルでは大惨事発生!
日本中で奇妙な事件が巻き起こる中、
渋谷の映画館で374人が突然姿を消した。
政府から依頼を受けた特命調査チームが見いだしたのは、科学の常識を根底からくつがえす特異な現象!
『ボイス』の吉村達也が描く恐怖の無限トンネルから、あなたは無事に抜け出せるだろうか?
個人的感想
前半部分の面白さは絶妙だったが、後半の尻すぼみ感と説明の無さ、不完全燃焼感は半端ない。着眼点は凄くいいのにおしいというかもったいない!投げっぱなしのラストはかなり残念だった。
これを上手くラストをまとめてくれてたら凄く面白いものになったのに・・・・
前半の謎や恐怖が一気に押し寄せてくる緊迫感と流れは凄く良いだけに、悔やまれる。
「ある映画」の試写が行われた。が、何時間経っても客は出てこない。
係員が館内に入ると374人が消えてしまっていた。その映画は映像のない真っ暗の映画・・・・これを作ったのは誰で・・・・目的はなんなのか?どうして客は消えたのか?どこに行ってしまったのか?これだけでもかなり食いつく内容なのにね。
かなり消化不良でした。
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