「CAPCOM VS. SNK ミレニアムファイト 2000」

CAPCOM VS. SNK　ミレニアムファイト 2000　



　



CAPCOM VS. SNK　ミレニアムファイト 2000PRO　







概要（ウィキより）









『CAPCOM VS. SNK』シリーズの第1作。略称は主に「カプエス」だが、続編『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』の発売後は区別のために「カプエス1」と呼ばれることも多い。









共に多くの2D対戦型格闘ゲームを発表してきたカプコン・SNKそれぞれのゲームに登場した人気キャラクターが、メーカーの垣根を越えて対決するという内容が話題を呼んだ。翌2001年にはバランスを調整した『カプコン バーサス エス・エヌ・ケイ ミレニアムファイト 2000 PRO』も発売されている。便宜上、本項目では初期版を『2000』、調整版を『PRO』と略記する。









家庭用ゲーム機へはドリームキャスト（『2000』『PRO』とも）とプレイステーション（『PRO』のみ）へ移植された。なお、プレイステーション版『PRO』はカプコン最後のプレイステーション用の新作ソフトであった。







システム









操作は1レバー＋4ボタン（パンチ・キックの弱・強）。1〜4人のキャラクターでチームを構成し、チーム同士で勝ち抜き戦を行う。ラウンド終了後、敗れた側は次のキャラに交代し、勝った側は若干体力が回復した状態で引き続き戦う。相手チームの全員を倒した側が勝利となる。









通常投げと投げ抜け



相手近くでレバーを入れた状態に強パンチor強キックを入力すると『ストリートファイターZERO3』同様の掴みモーションが発生し、この時に相手が投げ間合いにいれば投げが発動する仕様となっている。投げが成立するまではわずかに予備動作が生ずるため、タイミング次第では相手の技に潰される。なお、パンチボタン投げとキックボタン投げでは前者の方が若干掴み判定の発生が速いという特徴がある。相手を掴めなかった場合、スカりモーションが発生して大きな隙が生ずる。









通常投げで掴まれてから投げに移行するまでのごく短い間に、受けた側が通常投げと同じコマンドを入力すると、投げ抜けが発生し、お互い間合いが離れて仕切り直しとなる。本シリーズでは昇龍拳の着地のスキなどで掴まれても、投げ抜けが可能となっている。ただし、空中投げに対しては投げ抜けはできない。







グルーヴ (GROOVE)







グルーヴとは、異なるゲーム同士の対戦を実現するためのシステムである。プレイヤーはキャラクター選択前にCAPCOMグルーヴ・SNKグルーヴのどちらかを選択し、それによってキャラクターの特性が決定される。各グルーヴには以下の特徴がある。







CAPCOMグルーヴ



攻撃などの行動によってスーパーコンボレベルゲージが徐々に溜まっていき、一定量溜まるとこれを消費してスーパーコンボという強力な必殺技を発動できる。溜まり具合によってレベルが1 - 3の3段階に分けられ、レベルが上がるごとに攻撃力と防御力が上がり、より強力なスーパーコンボが使用可能になる。スーパーコンボを使用する際にボタンの種類でレベルを指定可能（弱でLv1、強でLv2、弱強同時押しでLv3）。『ストリートファイターZERO3』のZ-ISMに近い。







SNKグルーヴ



エキストラゲージと呼ばれるゲージがあり、こちらは攻撃では溜まらない代わりにゲージ溜めという行動を取って任意に溜められる。これが上限まで溜まる（MAX状態）と、一定時間攻撃力がアップすると共に、ゲージを全て消費して超必殺技を発動できる。また、体力が一定以下になると常時超必殺技が使えるようになり、体力が一定以下かつエキストラゲージがMAX状態だとMAX超必殺技（Lv3スーパーコンボに相当）という、さらに強力な必殺技を発動できる。『ザ・キング・オブ・ファイターズ '98』のEXTRAモードに近い。







グルーヴはキャラクターの出自にかかわらず選択でき、例えばSNKグルーヴのリュウやCAPCOMグルーヴの京なども使用可能。選択したグルーヴによって、キャラクターのイラストが変化する。







レシオ (RATIO)









各キャラクターにはその格を表すレシオ（英語で「比率」「割合」の意）と呼ばれる1 - 4の数値が設定されており、プレイヤーセレクトではレシオの合計が4になるようにメンバーを選択する。レシオの高いキャラクターほど攻撃力と防御力が高くなる。









大まかな傾向としては、









レシオ1 - 女性キャラなど線の細い身軽なイメージがあるキャラクター、設定上未熟とされるキャラクター





レシオ2 - リュウや京、テリーなどの主人公格や、その他標準的なキャラクター





レシオ3 - ベガやギース、ルガールなど、元のゲームでボスとして登場してきたキャラクター





レシオ4 - 暴走キャラクター、豪鬼









となっている。









しかし結局、レシオ1キャラを4人使うのが最も有利であることが『月刊アルカディア』などのゲーム雑誌で分析されてしまった。そのため、続編ではレシオを各自で自由に振り分けられる分、3人までしか選択できないように変更されている。









なお、隠し要素であるペアマッチモードでは全員のレシオが2に統一され、2人を選択する。











個人的な感想



当時は待ちに待った夢の企画がついに実現した！と喜んだものだったが、現物を見て一気に夢が崩れさったのを今でも覚えてる。夢が一気に冷めたよマジで・・・正直ここまで酷いとは思わなかった。







何が酷いってカプコンキャラばかり性能が高くて、SNKキャラは技が半分に減らされるは、（主に京と庵）射程距離やSNKキャラばかり技の発生が遅いは（主に京と庵）とSNK完全アウェーの不利ゲーカプコン優勢ゲーでした。なので・・・もちろん大会でもカプコンキャラばかりのオンパレードになり、SNKの要素がいらないものになっている。



だが・・・なんか腹が立ってDC版でSNKキャラで制覇してやると意気込んで変に熱中してた。ネオジオポケット持ってたのにDCとの通信ケーブルを持っていなくて、ネオジオポケットで貯めたポイントを使わず自力でキャラ開放という暴挙をやったのも懐かしい思い出。











レシオシステムも大嫌いだった。



わざわざキャラに強さを振り分けるようなややこしいことするな！



いらねーよレシオなんざ！！







舞やケンを使って飛び道具と超必殺を連発するとCPSがすぐMAX１００になるという・・・簡単なポイント上げ使用にもげんなり・・・・ナコルルとモリガンが乱入しまくりでウザかった。







反発精神からはじめたけどなんだかんだで長時間もプレイしたゲームだった。僕がやった当時はもうすでにDCのPRO版が７００円とかで投売りしてたのにあえて無印版を２００円で購入して馬鹿なくらい時間をかけて全キャラ開放したのはほんとに無謀だったが、逆にそれでカプエス１を結構好きにはなれるようになったので良かったのかもしれない。嫌い嫌いも好きのうちとはこういうことなのだろうか。











で・・・後にPS版も何故今頃！？というタイミングでしかもPS1で発売されたわけだが・・・いかんせん酷い出来だった。もうすでにカプエス２がPS2ででてんのに何でカプエス１PROをスペックの劣るPS１であえて出すのか当時謎だったｗしかも当然のごとく超絶劣化移植になってしまっている。たまにカプコンてこういう馬鹿みたいな遊びをやるよね。SFC版ストZERO2とかさ・・・







～無印版とPRO版との違い～



バランスがかなり調整されており、強すぎたキャラなどは弱体化が図られている。



そして、無印では大変過酷だった隠しキャラや隠し要素が全て開放されている（DC版とAC版のみ。PS版は自力で開放しなければいけない。）さらに追加キャラでカプコンからはダンが、SNKからはジョー東が二人参戦している。







～PS版PROとDC版PROの違い～







まず画面構成がまるで違う。DCとPS１ではゲーム機の性能差がありすぎるため、要領を減らすため簡略化が山ほどやられている。



こちらがDC版







こちらがPS版







見ての通り・・・ライフゲージの形も違えばドットも荒い、キャライラストの表示の仕方や綺麗さも一目両全である。DC版に比べると超絶劣化ぶり。



さらに、もちろんPS版は要領削減のためにモーションをかなり削除しているのでカクカクしているし、ゲームの読み込みも遅い。







では実際にどれだけ違うか動画で見て見ましょう。



DC版







PS版











ね？全然違うでしょ？まーネタとしてはPS版も良いんですがねｗ















そしてこのゲームで唯一感動したのがイラストレーターさん同士の夢の競演にも注目してほしい。







カプコンを代表する西村キヌさんとSNKを代表する森気楼さんの夢の競演は当時興奮したものです。どちらも大好きなイラストレーターさんだし、どちらの絵も大好き！！







西村キヌ　　　　　森気楼







　　　　　



西村キヌさんの描いた京はかっこよかったし、森気楼さんのチュンリーも素敵だったね。







まー悲しいことに・・・このVS企画のすぐ後・・・2001年10月30日でSNKは倒産し、その後森気楼さんはカプコン専属のイラストレーターになられました・・・・







この時ばかりは複雑な気持ち・・・・なんかSNKを代表するイラストレーターをカプコンに取られたみたいな感じですごい悲しくなった・・・・もう森気楼さんが描く京や庵は見れないのかと思うと超絶に寂しい気持ちになりました。







一応この場を借りて言っておきたい。







俺は森気楼さんが描いた京や庵が一番好きなんだ・・・他の人が描いた京も確かにかっこいいんだけど・・・・昔から親しみ・・・そして京のイラストを描いた生みの親としては森気楼さんが描く京こそ真の京だし真の庵なんだよ・・・・。だからカプエス３だして・・・・



森気楼さんにまた京や庵描いてもらって！







最後にイラストつながりでグラフィックの話でもしようかと・・・・



最初にこの京のグラフィック見たときは・・・・正直・・・・







何この筋肉質な体・・・構えがちょっと違うじゃん・・・方上げすぎなんだよ・・・と思った・・・まーやってたらなれたけど・・・・。







SNKのドットがスレンダーでかっこいいモデル体系なのに対して、カプコンはやっぱりストⅡ体系・・・ムキムキマッチョでドッシリ体系のグラフィック・・・・









俺だからカプコンのグラ嫌いなんだ・・・・嘘でもいいし、現実的じゃなくてもスレンダーなSNKのモデル体系のが好きなんだわ。







そしてカプコンキャラはリュウ、ケン、意外は使いまわしのグラ・・・・！！違和感ぱねーっす！！



DC版OP







PS版OP







というわけでながながしくしゃべりましたが・・・・やはり他社とのクロスオーバー！夢の企画の原点ということで記念すべき作品ではあるが、ゲームとしての存在感はイマイチ微妙というなんともお粗末な感じのゲームだったんじゃないだろうか・・・という印象。



自分の感じとしても長時間やったけど存在感は微妙だった。



酷いまとめだ・・・・ひでーゲームだと感じる部分はあるんだけど嫌いじゃないわ！