ＰＳ３「The Last of Us 」

概要
北米時間2011年12月10日、ニューヨークで開催された「Spike Video Game Awards」 (VGA 2011) にて公式発表された。 近年世界的大ヒットとなったアンチャーテッドシリーズ（以下UC）の開発会社ノーティドッグの最新作となる開発中のタイトル。ノーティドッグとしては初となる18歳以上推奨タイトルとなっている。ゲームエンジンはUCシリーズで使われていたものと似たノーティドッグ独自開発のものとなっており、三人称視点をベースにしたタイトルになる。モーションコントローラー対応となることも明らかになっている。開発にはノーティドッグ内の新たなチームが担当し、『UC2』のディレクター（Bruce Straley）がクリエイティブディレクターとして開発を指揮している。作曲は、映画『バベル』や『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞を受賞したグスターボ・サンタオラヤが担当している。
ストーリーは中年の男性ジョエルと、10代の少女エリーのサバイバル劇を描く。本作のクリエイティブ・ディレクターによると、ゲームそのものは単なるゾンビゲームではなく2人の愛情と信頼関係を重視した内容になるという[4][5]。オンラインモードも搭載する予定。ノーティドッグは今作を1本のタイトルとして完結するゲームだと考えており、続編が発売される可能性が無いことを示唆した。また、かつてノーティドッグが手掛けた作品の中で最長のボリュームであるとの見解を示している[6]。なお、『UC3』のキャンペーンボリュームは約8〜10時間程度、『UC2』が約10〜14時間程度とされており、本作が『UC2』を越えるボリュームだと考えると、相当に長い旅が描かれる作品になると予想される。
当初は北米で5月7日の発売が発表されていたが、品質向上のために発売日が6月14日に延期された。ノーティドッグの公式声明によると、ゲームのあらゆる要素、ゲームプレー、物語、アート、デザイン、テクノロジーなどに、極めて高いハードルを設定しており、ノーティドッグの定める高い水準に達するよう、発売延期の判断を下したとのこと。

ストーリー
闇市場での取引を生業とする主人公ジョエルは、武器を巡るトラブルから絶命間際の友人に頼まれて、初対面のエリーという14歳の少女を西の避難所へ連れて行く仕事を引き受けることになる。崩壊後の荒廃したアメリカを旅していく過程で、二人は“インフェクテッド”（感染者）の脅威と戦い、そして様々な方法で生き残ってきた他の生存者たちと出会う。
戦闘では、弾丸の数も限られ、一定時間の経過で体力が回復するといったシステムはなく、決死の覚悟で戦闘に挑むことになる。ジョエルの行動次第で、エリーの動きもリアルタイムで変化していき、行く先々でジョエルを助け、時には戦闘でも活躍してくれるようになる。生存者たちの中には他人を脅かし攻撃することで資源を得ようとしている輩もいる。自らの身を守り生き延びるには、彼らと戦い、時には彼らの物資を自らのために利用しなければいけない。旅を通じて、二人は次第に理解し合い信頼関係を築いていく。

個人的感想
操作性はノーティス制作のアンチャーテッドで、世界感はバイオハザードしたアイアムレジェンドのような世界。感染者と呼ばれる者たちが彷徨う廃墟の中をウイルスの抗体を持った少女を護衛しながら、隔離空間外のウイルス研究施設に送り届けるのがミッションです。
極端に賛否両論わかれており、残酷描写、表現もかなり過激、
あと盗作問題などでも話題になる。

自分はそこまで悪いゲームだとは思わない。まさにやる映画です。
ただ、主人公が麻薬のディーラーでその幼い娘も麻薬を売りさばいてる売人だとか、１４才のエリーがバンバン人を殺しまくるなどの道徳に反する行いの数々は内心どうなんだよこの設定・・・と疑問に思うばかりだ。

しかし、人類を取るのか？たった一人の少女を救うのか？
という究極の選択にある種の答えをだしているのが評価できるだろう。これはいわゆるハンター×ハンターのドキドキ二択クイズや龍騎と同じ問題であり、ディケイドやクレヨンしんちゃんの映画ができなかったことです。

旅を続けるにしたがってエリーを自分の娘のように思ってしまう主人公。
彼は最後にこの究極の選択を迫られます。人類をとるのか？少女の命をとるのか？これはこれで結論をだした。という意味では良いラストだと思います。

アイアムレジャンドをオマージュしたとも思える世界感。美しい廃墟の数々。アランウェイク同様美しい世界感を描こうとしているのは感じる作品だ。だが、地下鉄のシーンをそのまま盗作してしまったのは不味かった。現在は和解中。盗作と言えば、ヒロインのエリーの顔も某女優の顔をそのままモデルにして「よろしくないわね・・・。」とお叱りを受けている。


死ぬとは？生き抜くとは？という問題に向き合っているゲーム
ではあると思います。興味のある方はやっても良いのでは？