『ARMS』皆川亮二（アニメも紹介します。）

『ARMS』（アームズ）は、皆川亮二、原案協力：七月鏡一による日本の漫画。およびそれを原作としたアニメ、ゲーム。「週刊少年サンデー」（小学館）にて連載されていた。第44回（平成10年度）小学館漫画賞受賞。

 

「事故」や「事件」に巻き込まれて失った身体の一部に、義手や義足ではなくナノマシンの集合体を移植され、それにより世界規模の陰謀に巻き込まれて行く少 年少女たちの物語である。物語のモチーフとして、『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』などのルイス・キャロル作品が用いられている。2001年4 月から2002年3月にかけて『PROJECT ARMS』（プロジェクト アームズ）のタイトルでTVアニメ化され、テレビ東京にて4クールに渡り放映された。

 

あらすじ
オリジナルアームズという金属生命体を埋め込まれた四人の選ばれし子供たち・・・
彼らの運命はすでに決められていた・・・。幼い頃より、日常生活の中で色々な訓練を自然に受けていた彼らに、ある日異変が始まる。彼らはこの過酷な運命と闘う事ができるのか・・・・？

 

個人的な感想
アニメのＤＶＤも原作も持ってます。当時は凄くハマリました。
過酷すぎる運命、そして続きが気になる展開にワクワクしたりハラハラしたり結構できる作品です。アニメと原作では一部オリジナル展開、一部キャラが違うなどの変化があります。アニメはトムス制作なんですが、作画崩壊が結構落差が激しい！気合いの入った時とそうでない時の差が酷すぎですｗ
韓国に作画発注した回は目にもあまる酷さだったｗ
しかし、気合いの入った回の作画は恐ろしくクオリティーが高いｗ
アニメは尺の都合上バンダースナッチ編はカットされ、ＤＶＤで続編に続く的なおまけエンドが追加された。が・・・結局続編が作られる事はなく、原作を読め的なネタフリとなってしまった。
ただ、アームズ自体の内容がかなり面白いのでアニメもかなり面白かったのは面白かった。四人のアームズ移植者を狙う組織エグリゴリのやり方はかなりえげつない。鬱展開が多いものの、彼らがその運命に抗う姿は見ていてかなり泣けるものがある。







街一個を巻き込んだ虐殺やヒロインが死にまくるという展開にはビックリさせられてしまう。

たまに突っ込み所というか真面目なんだけどギャグっぽく見えちゃうシーンがあるのがちょっと笑ってしまうｗ
覚醒、変身したアームズたちの姿はどれもデザイン的に面白いし、結構カッコイイものもいる。

このアニメ版で僕はニューシネマ蜥蜴やＷＡＧ、ガーネットクロウのファンになったほど、ＯＰやＥＤは良い出来である。
このマンガは読んで損はない名作です。タダアニメから入ると途中で終わってるので、是非アニメを見るなら原作と一緒に見る事をオススメします。アニメはアニメでアレンジやオリジナル展開が面白いです。作画崩壊が凄いのでそれもネタとして笑えるｗ

四人のアームズ適合者たち・・・・彼らの闘いは本当に過酷。
ネタバレになるので言えない部分が多いのが残念だが・・・・
しかし、それに立ち向かう姿に是非注目してほしい。