[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『クリス・クロス 混沌の魔王 』(クリス・クロス こんとんのまおう)は、高畑京一郎著のライトノベル。第1回電撃ゲーム小説大賞(現・電撃小説大賞)金賞受賞作。1994年、メディアワークスより発行された。応募時タイトルは『夢か現か幻か』。
ちなみにこの作品がきっかけで、「電撃大賞」のラジオがスタート。そして、その続編として深夜の下ネタ番組「電撃大作戦」が始まった。「電撃大作戦」は「電撃大賞」の後継の番組である。
日本初のバーチャルRPGノベルであり、電撃ゲーム小説大賞において唯一そのままゲームを題材とした受賞作品である。ライトノベルにおけるゲーム小説の草分け的な存在といえる。また、大賞ではなく次点の金賞を受賞した作品だが、大賞の「五霊闘士オーキ伝」を差し置いてハードカバーの単行本として発売され、1997年に電撃文庫で文庫化された。ラジオドラマ化もされ、メディアワークス提供のラジオ番組「電撃大賞」の第一弾「電撃大賞クリス・クロス」(パーソナリティは三石琴乃)が1994年10月からスタートし、1995年3月まで続いた。 また、同時期に「電撃王」誌上にて読者参加型ゲーム化もされた。その内容から岡嶋二人の小説である『クラインの壺 (小説)』との類似が指摘されている。
あらすじ
世界最大、世界最速の電子頭脳『ギガント』、この最新のコンピュータが、256人が擬似的に体験できるゲーム『ダンジョントライアル』として公開された。この一般試写に集まる人々。しかしこの公開には、限りなくリアリティにこだわる天才学者が関わっていた。彼が求める、リアルとは…。
ドラマCDのキャスト
ゲイル(声:難波圭一)
リリス(声:三石琴乃)
シェイン(声:井上和彦)
ユート(声:山口勝平)
ケイン(声:関俊彦)
ギガント(声:中田譲治)
~感想~
早い話、マトリックスや攻殻機動隊と同じく、バーチャル世界を舞台にした作品。
当時としても攻殻機動隊があったので、結構ありがちなストーリーではあるものの、よくここまで完成度の高い物を作り上げたな~と関心してしまう。
本作はそのほとんどがゲーム中の仮想現実世界『ダンジョントライアル』を舞台としている為、登場する人物もほぼ全てがゲーム内のキャラクターであり、プレイヤー自身の本名や経歴は一切明かされない。また、キャラクターの性別や外見、性格なども、事前に自由に設定し演じることができるため、必ずしもプレイヤー本来のものと一致するとは限らない。
どんな人なのかわからない相手と協力し、閉じ込められたゲームの世界から脱出するために、彼らは闘う。この辺は今のネット時代を先取りした先進的内容といえる。ホントに高畑作品に外れはない。実に面白い作品だ。
ちなみに・・・高畑作品は全て同一世界。別の作品でこの作品のキャラも出てきますよ・・・詳しくは自分で探して見ましょう!
ドラマCD化もされているが現在では入手は困難である。
現在は生産は終了していると思うので、中古屋を探して見ましょう。それかメーカーに問い合わせて見ましょう。 アマゾンでは購入できますが、新品はプレミアついてます。
一巻ですでに1万8千円です。
実はニコニコ動画でもあげられていますが、そちらで聞くのはオススメはしません。探すなら自己責任でお願いします。
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |