『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(原題:The Nightmare Before Christmas)は、1993年公開のミュージカルアニメーション映画。原案・原作はティム・バートンによるもので、同タイトルの絵本や漫画も日本で出版されている。
日本での公開は1994年9月
解説
ハリーハウゼンの流れを汲む従来の伝統的ストップモーション・アニメーション技法に加え、最新のデジタル映像技法を取り入れ制作された本作は興行的にも成 功を収めた。ファンタジー色とホラーティックな世界観がよくマッチングした異色の作風は、ティム・バートンらしい個性のあるキャラクターと共に、この映画 の大きな魅力となっており、現在も根強いファンを獲得している。ジャック、サリーを始めとしたキャラクターの生き生きした動きは、ヘンリー・セリック監督 の次作「ジャイアント・ピーチ」や2005年公開「ティム・バートンのコープスブライド」へと繋がる職人技に裏打ちされたアニメーション映画の真骨頂と言 える見所であり、さながら人形とは思えないリアルな存在感が観客をナイトメアー (悪夢) の不思議な世界へと引き入れる。2006年にはデジタル3D化されたバージョンが製作、シネマイクスピアリで劇場公開されている。
千葉県浦安市にある東京ディズニーランドのアトラクションの一つである「ホーンテッドマンション」では、ハロウィンから年明けまで期間限定でこの映画を元 にした『ホーンテッドマンション ホリデーナイトメアー』という別バージョンになり、ジャック・スケリントンやサリーなどの出演キャラクターが登場する。
ストーリー
『ハロウィン・タウン』の住人達は怖いことや、人を驚かせることが大好き。その日は丁度『ハロウィン』当日、住人達は大盛り上がり。だが、『ハロウィン・ タウン』のパンプキン・キング、ジャック・スケリントンは、毎年毎年同じことの繰り返しでしかない『ハロウィン』に虚しさを感じていた。
そんな時、ジャックは森の奥で不思議な扉の付いた木を見つける。その一つを開いてみると、恐怖と悪夢に満ちた『ハロウィン・タウン』とは全く違う、陽気で 明るい『クリスマス・タウン』の別世界が広がっていた。初めて見る美しい雪景色の中、色鮮やかな電飾で飾られた街全体が祝う『クリスマス』に心を奪われた ジャックは、自分達の力で『クリスマス』を作り出そうと計画を立てる。
そんな中、ジャックに密かに想いを寄せるサリーは、何か悪いことが起きるのではないかという予感にとらわれていた。 サリーの心配を他所に、『クリスマス』の準備は着々と進んでいく。だが、ジャックも住人達も本当の『クリスマス』というものが理解出来ずに、事態はどんど んおかしな方向へと転がって行く…。
個人的な感想
ティムバートンのダークでユーモアあふれる世界感が凄く良く描かれている素晴らしい名作。この作品が大好きな人は多いはず。
兎に角いろんな所にセンスを感じる作りになっている。
ブラックユーモアだけど、なんだか見ていると可愛さを感じてしまうのが上手いな~と感じてしまう。この世界感にはまってしまったという人は多いでしょうね。
クリスマスを代表する作品の一つです。
これも94年の作品なのでもう15年以上前の作品なんですよね~。
全然古さを感じないです。やはり名作とは何年経っても名作!そして古さを感じさせないものなんですよね。
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