ロビン・ウイリアムズ追悼企画：映画「フック」※家族３人で見に行った最初で最後の思い出深い映画

解説
スピルバーグによるSFXを駆使したピーター・パンの実写映画化。40才になるピーター・バニングは、猛烈仕事人間で妻や子供達からは総スカン。そんな一家が妻の祖母ウェンディの所に里帰りした晩、子供達が何者かに誘拐されてしまう。途方に暮れていた彼の前に突然、ティンカーベルが現れた。彼は子供達を救う為に、再びネバー・ランドへと向かうのだが……。

ストーリー
40歳の弁護士であるピーター・バニング（ロビン・ウィリアムズ）は、アメリカの企業付きの弁護士で、猛烈な仕事人間であり、家族を省みずに仕事に熱中するあまり、家族から軽蔑されていた。そんな一家が妻の祖母・ウェンディのいるイギリスに里帰りした晩、子供達が何者かに誘拐されてしまう。誘拐犯が残した脅迫状には、フック船長（ダスティン・ホフマン）の名前が記してあった。
 
途方に暮れていたバニングに、祖母であるウェンディ（マギー・スミス）は、バニングこそがかつてのピーターパンであった事を告げる。しかし、かつての記憶を完全に無くし、自分がピーターパンであった事すらも忘れてしまったバニングは、すぐには信じようとしない。そんな時、突然妖精のティンカーベル（ジュリア・ロバーツ）が現れた。バニングはティンカーベルと共にさらわれた子供達を救う為に、半ば強引に連れ去られる形で再びネバー・ランドへと向かう。

ネバーランドに暮らすロストボーイ(迷子)達はピーターパンの帰還を聴いて喜ぶが、目の前に現れたよれよれの中年男がかつてのピーターパンであるとは信じられず、ロストボーイのリーダーである少年ルフィオも彼を断じて認めようとしなかった。しかし、彼に寄り添った1人のロストボーイの少年の言葉に、子供たちはバニングが本物のピーターパンであると信じるようになり、彼が再びピーターパンとなって空を飛べるよう、協力して特訓に精を出すのだった。

一方、バニングの子供であるジャックとマギーをさらったフック船長は、ろくに父親に顧みられることのなかったジャックの心情に漬け込み、自分が本当の父親だと吹き込んでジャックを懐柔してしまう。フック船長のカギ爪を盗むため、海賊たちのベースボール大会に忍び込んだバニングは、ジャックがフックを父親として慕っている状況を目撃し、奮起して空飛ぶ力を取り戻そうと決意して諦めずに空を飛ぼうとする。そのはずみで自分がかつて住んでいた家の中に転がり落ちたジャックは、部屋の中を見渡す内に、ついにピーターパンとしての記憶と空飛ぶ能力を取り戻す。

武装した子供達と共にフックの海賊船に乗り込んだバニングは、フック船長の相手をルフィオに任せ、子供たちをようやく保護する。一方、フック船長相手に奮戦していたルフィオは次第に追い詰められ、剣に胸を貫かれて絶命してしまう。子供達のためにその場を去ろうとするも、執念深く復讐を遂げようとするフック船長の言葉を聞いて決着をつけることを決意し、ついにバニングとフック船長の一騎打ちが始まった。卑怯な手段でバニングを追い詰めたフック船長だが、すんでの所で子供達がフック船長の嫌いな時計を一斉に取り出した。時計の音に苦しみながら慌てふためくフック船長に、巨大なワニのハリボテが倒れこんだ。そして、フック船長はワニの口に飲み込まれて消え去ってしまった。

全てが終わった後、別れの寂しさに沈むロストボーイたちを元気づけたバニングは、ロストボーイの１人、サッドバッドをピーターパンの後継者に指名し、ピーターパンの剣を託して家族の待つ現実世界へと帰っていくのだった。

個人的感想
先日・・・とても悲しいニュースが流れた。
ロビン・ウイリアムズが自殺したのだ・・。

大好きな名優がまた一人亡くなってしまった・・・・。
これは実に悲しい・・・。ご冥福心よりお祈りします。

彼の出演した作品はどれも名作ばかりだ・・・
僕も色々な映画で彼を見て、そして笑ったり、泣いたりした・・・。
この映画も例外ではなく、個人的には思い出深い映画です。

この映画・・・当時は凄く評価が悪かった映画で、黒歴史と言われていた。

でもこの映画僕は当時映画館に見に行って凄く感動した。誰がなんと言おうとこの映画は名作だ！！絶対名作だ！！そして、この映画は父、母、僕の家族三人で初めて見に行った映画でした。仕事で忙しく休みのない母。母と映画に行ったのは人生で二２回くらいしかない。まして病気の父と母と僕で映画に行くなんて無かった。

この映画は家族三人で見に行った映画で、これが最初で最後でした。思えば家族旅行も１回しかいったことがなかったうちの家族。映画だけが唯一の贅沢だった僕の家では、この映画は特に思い出に残る一作なのです。

僕はピーターパンが大好きだった。ディズニーのアニメも日本版のピータンパンのアニメシリーズもどれも大好きで何回も何回も何回もみた。
もちろんこのフックも例外ではなく何回も見ている。

大人になってしまったピーターパンという設定が実に斬新だったし、ロビン・ウイリアムズが良い味を出していた。大人になってすっかりおっさんになり、太ってしまって、夢も希望も失ったピーター・・・。

そんな彼がネバーランドに戻り徐々にピーターパンだった頃の記憶を取り戻していく。なんて素晴らしいストーリーなんだ・・・！
やっぱりスピルバーグはすごい！！

これだけで感動ものだった。フック船長がまたかっこよくて、あのフックの手に憧れてよくハンガーを手につけてフック船長ごっこして遊んでいた子供時代ｗｗ「フック」のスーパーファミコンのゲームも買って何回もあそんだっけ・・・・それくらい好きだこの映画は・・・。パンフレットもまだ現存して持っているし、最近LDも買った。昔はVHSで録画してた物をもってたけどね。

本当に夢に溢れている映画で、こんな世界に行ってみたい！！とマジで思った。やっぱり最高だよ！！誰がなんと言おうと最高だよこの世界観！！
 
トータル・・・僕をネバーランドに連れてって！ティンカーベル！！やっぱりピーターパンは最高！！！