実写映画「ルパン三世」※ルパンを知らない奴らがルパンを映画化してみたノリ

『ルパン三世』（ルパンさんせい）は、2014年8月30日に全国東宝系で公開された日本映画。モンキー・パンチの同名漫画を原作としたオリジナルストーリーの実写作品。

監督は北村龍平、主演は小栗旬。

『ルパン三世』の実写映画は、1974年に公開された『ルパン三世 念力珍作戦』以来40年振りとなる。また、『念力珍作戦』では登場しなかった石川五ェ門も、本作で実写映画に初登場する。制作には4年以上の歳月がかけられ、日本・タイ・香港・フィリピン・シンガポールで撮影が行われた。

企画
『ルパン三世』の実写化は、2009年にKADOKAWAの池田宏之が企画したが、企画当初の段階では、原作者のモンキー・パンチもプロデューサーの山本又一朗も実写化には否定的だった。

山本は「『ルパン三世』のファンを失望させるだけ」と反対したが、池田からの数度に渡る説得と、現代のCGI技術の進歩を見て、アニメ版のような演出も可能と考えるようになり、実写化に前向きになっていった。

モンキー・パンチも、40年来の親交を持つ山本からの「新しい『ルパン三世』を作りたい」という説得を受け、「任せるから良い作品を作ってくれ」と実写化を許可している。

監督には、「どうせ作るのならば、世界で通用する作品にしたい」という山本の意向で、ハリウッドを拠点に活動している北村龍平が起用された。

オファーを受けた2012年当時、北村はニコラス・ケイジ主演の映画の企画を進めていたが、「師匠」と慕う山本からのオファーを受け本作の監督を引き受けることになった。

実写化の企画を聞かされた際には「やめておけばいいのに」と否定的だったが、山本や主演の小栗旬の熱意を聞きオファーを受けることにした。

スタッフには日本人の他に海外のスタッフが多数集められ、前述の映画で撮影監督を担当する予定だったペドロ・J・マルケスを起用した他、映画界で高い評価を受けている韓国のアクションチーム・VFXチームを起用している。

個人的感想
ルパンとして見なければ・・・・にしても突っ込みどころが多すぎる。

小栗ルパンは実際見て見ると意外に見た目は悪くはない、ところどころルパンぽい表情も出せてはいたのは少し評価できる。

ただ、全体としてなんなのこの無国籍感。とりあえずアジア人はほとんどの国の奴を主要キャラで出しとけって安直な考え・・・・。

画面には日本人、中国人、台湾、韓国人、フィリピン人、タイ人、ヨーロッパ人、アメリカ人など多国籍な人間が出てくる・・・そのせいで撮影現場では日本語・英語・タイ語・中国語・韓国語の5か国語が飛び交い、指示が全員に行き届くまで20分かかるような状態で撮影が行われたらしい。現場は大混乱で映画も大混乱で脚本も大混乱という悲惨な結果になった。てか・・・ルパン一味って韓国人や台湾人のメンバーいたっけ？こいつら最初からルパン一味って顔なんですけどどういうことですか？日・台・韓「花より男子」キャストというのはわざとか？

そんな反日、親日入り乱れるルパン一味・・・言語の問題で「吹き替え版」があるのは当然なのか・・・てか言っちゃ悪いが吹き替え版はプロの声優意外は口ぱくがあってない！違和感が半端ない！そして吹き替えのときは演技がひどい。やったことないんだね・・・・。

雰囲気や音楽だけぽさを真似しても、あふれ出る「これじゃない」感。
黒木メイサ藤子は体が細いだけで胸もないため全然ムラムラしません。

そもそも脚本家はルパンを見たことがあるのかも疑問。
藤子が銭形と共謀してルパンをはめるとか・・・絶対にやりそうにない展開を二回もやるし・・・銭形はルパンを逮捕したいのか？お前？

「俺に協力してくれたら、お前の犯罪履歴を白紙にしてやる！」とか銭形が死んでも言わない台詞を二回も言わせた挙句。最後は宝石が偽物だったから・・・・というしょうもない理由でルパンを追いかける。

その他にもどうしようもない突っ込みどころが多すぎる。
五右衛門が何故か絶対通り抜け出来ないレーザーの網を睨めっこしてたら、荒を見つけた・・・とか、アニメのルパンは毎回気さくで天才的なアイデアで罠や謎解きを潜りぬけるが、本作の実写版は「完全に人任せ」である。

難しいセキュリティーは唐突な天才ハッカーのデブのおばはん？を出して解決。しかもルパンの仲間みたいに勝手になってる。ルパン一味多すぎやろ・・・。

キャストを出すのは完全に行き当たりばったりなためほとんど意味をもたない。だから見ていて「え？誰？いつからいた？」みたいになってしまう。本当に何にも考えてない。

そして世界最高のセキュリティーを誇る「ジ・アーク」入り口前は地雷原であり簡単には近づけない⇒ここよく覚えててください。

忍び込んだはいいものの・・・・厳重なロックで隔離されてしまうルパンたち。空気を抜かれ窒息の罠が待っていたわけだが、そこでルパンが冒頭でつかったたった指先ひとつですごい爆発する爆弾を大量に使い酸欠ぎりぎりを待って爆破して脱走しようと考える。（ここで無茶だと誰もがわかる。）てかアニメのルパンなら尋常じゃない肺活量だから息止めてられそうだけど・・・。それか酸素マスク仕込んでそうだけど。仕込んでませんでした。爆破の衝撃で死んでしまうと踏んだ仲間のマイケル・リー はルパンを気絶させ金庫に閉じ込め自分が爆弾のスイッチを押す。

その後・・・爆破でマイケル・リーは死亡。どんな死に様かと思ったら傷も焼けどもなくただ寝てるだけ・・・・え？体木っ端微塵になってないの？「すごい爆弾」て嘘だったのか・・・・・そして酸欠でふらふらのルパンは・・・・・敵に捕まり、あえなく情けないルパン一味・・・敵に確保される。ええｗ情けなさすぎるｗ

で？ここでアニメを見てる人ならどんなトリックでこの状況を打破するのか？と・・・期待しますよね！！！

教えてあげましょう！！！なんとそれを打破する作戦とは！！！

「銭形に助けを呼ぶ！！」です。
えｗ？ルパンていつから銭形に頼るようになったのｗ？
てか、最後まで人任せかい！！！

しかも、銭形は大ボスを上げるための証拠を一切提示せず、「前回操作礼状を持って来いと言われたからもってきただけ！」で逮捕完了。

あの・・・タイの陸軍警察が苦労しても捕まえられず、逮捕が難しいって言ってたけどタイの陸軍警察はザルなのか！？どんだけ無能？操作礼状持っていけば逮捕できるんならさっさと捕まえろや！！

ただ、タイの陸軍警察のめっさすごいのは・・・なんと・・・・

「地雷原」を悠然と戦車や歩兵隊が横一列に並んで悠然とやってくるとこ！おい・・・死にたいのか・・・・！
 
それについては一切説明はなし。アークのシステムがダウンしたから地雷が反応しなくなったとか、そもそも最初から地雷原なんて設定にしなければこんな矛盾は生まれなかったよね・・・・。

それ以外にもやる必要も無かった藤子ちゃんは中国人と日本人のハーフ設定⇒実は嘘でしたとか・・・いい出したらきりが無い。五右衛門が出番が少ないので存在感が無さすぎて韓国人のキム・ジュンがルパン一味見たくなってたり・・・カーチェイスもアップ多様で見にくいとか・・・・もう色々ルパンをわかってない。

トータル・・・こんなルパンならすぐ捕まりそう・・・。製作人はきっと「ルパンを知らない俺たちがルパン作ってみた動画」ってノリで作ったに違いない。



映画「ルパン三世」 豪華キャストお宝映像一挙大放... 投稿者 diver7jp