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上を向いて歩こう!!

俺たちには過去も未来もない・・・毎日を楽しく精一杯生きる!それで良いんだよ!容量が限界のため、上を向いて歩こう2号店に移行しました!!

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原題(THE NEVERENDING STORY II THE NEXT CHAPTER)。1989年にアメリカ・ドイツで制作され1990年に公開された映画。日本では1990年12月14日に公開された。制作費3600万ドル。原作者と和解し、スタッフ・キャスト・設定共に大きく変更された、ややリメイク寄りの続編である。日本でのコピーは「想像の翼にのり少年がふたたびファンタジアに旅だった時、いま新たな冒険がはじまる」「ファンタジアをおおう光と影! 善と悪が果てしなく闘うSFXアドベンチャー!」。

ストーリー
かつてバスチアン少年は人々の夢の世界ファンタジア(ファンタージェン)へと繋がるネバーエンディングストーリーという本に出会い、ファンタジアのリ・クリエイションによって「虚無」の侵略から世界を救った。しかし自分の心が作った新たな世界を旅する前に現実に戻ってしまった彼は、心の深層にある母を失った悲しみといじめられっ子としての弱さと対面していないため臆病な少年のままだった。そんな彼は勇気がでる方法を求め前作で本と出会ったコレアンダー書店に立ち寄り、そこで再びネバーエンディングストーリーと出会う。未解決のままだった本の世界はどんどん文字が消え「空虚」化という危機に瀕していた。バスチアンは再びファンタジアへと旅立ち空虚と戦う。しかし、彼が与えられた何でも願いが叶うオーリン(アウリン)という武器には、欲望が何でも叶う事は過去の思い出が不要になる事であり、いつかは彼の心の最後に残った本当の願いまで空っぽになってしまうという問題があった。一方バスチアンの父は息子が行方不明になった事で街中を探し回り、本の世界ファンタジアの中にいる事に気付く。二人きりの親子が本当に望んでいた願いは何か、その願いこそが勇気をもたらすのでは……。

概要
前作から5年経ち、キャストが成長してしまったため、登場人物がコレアンダー役のトーマス・ヒル以外一新された。この変更は批判意見が多く、3作目でややヒロインが前作に近いイメージに修正される事になる(第2章の劇画イラストだけ幼心の君が原作者希望の白装束を着ているが本編では着ない。3では西洋的なマントを装着)。ただしアトレイユに関しては原作が緑の肌の狩猟民族なので白馬の美少年ノア・ハザウェイは完全なキャストミス。人間の子を探す任務を人間がしてしまっているためストーリーもおかしくなっている。 ドイツの物語という設定は撤廃され、主人公はアメリカ西海岸に住むブロンド少年である。なお、原作では肥満児の少年が主役で、本の世界では美少年に姿を偽る設定である。そして物語も単純明快に大きくアレンジされた。

物語の大筋とテーマは原作と最も一致しているが、肝心のストーリーが大きく異なる。原作は魔女サイーデに騙され、幼ごころの君から授かったアウリンを悪用し心を失っていく設定だが、映画では支配者の地位を狙う魔女ザイーダの「思い出マシーン」により、アウリンを使う隙をついて記憶を奪うという設定になった。 また原作ではラストシーンにのみ登場の父親が、第1作のバスチアンのような活躍をするなど、親子の絆をより重視する展開となっている。原作主人公の歪んだコンプレックスとエキセントリックさは、母親を失った傷が深い臆病な少年という設定に落ち着き、自己嫌悪からの脱出と自己啓発に至るメンタルヘルス的な展開は、人への愛を持つ事で勇気が生まれるというライトな表現に収まった。

全体的には典型的なハリウッド映画で、これには第1作をメジャー寄りに改変しヒットさせたスタッフの権力が大きい。ビジュアルデザインは原作者の友人ルドウィグ・アンゲラーに前作のウル・デ・リコから変更し童話世界に変更されたが、特撮が『バットマン』のデレク・メディングスでアクション映画寄りになっている。 主題歌は前作のヒットに大きく貢献したジョルジョ・モロダーが引き続き3曲提供、ネバーエンディング・ストーリーのテーマがロックアレンジされている。
原作者が最も好意的に評価している作品で来日時に「前作で揉めて酷くなったので諦めて好きに作らせた。それでもこちらのほうが原作に近い」と、ファンタジーの再現より家族愛の映画であるべきと捉えていた事が伺える。数々のエンデ研究本で記載されているが、エンデは自分のファンタジー児童文学が現実逃避の作品として扱われている事に不快感を持っていたらしく、現実を生きるための教訓的なメルヘンを目指していたという点を考慮すればエンデが『1』と『2』で取ったスタンスが理解できる。
 
地上波放映版
VHS/LD/DVDとは別にテレビ局側が制作した吹き替え版が存在する。役者がまったく違うため、声優の続投等がほぼ無意味に近いが、続編という事を強調するためか放送時に前作版の主題歌をバックに「幼心の君」ナレーションの総集編が番組冒頭で流れた。現在でもこの第2章が放送される時はこの総集編が冒頭に流れる事が稀にある。だがエンディングのスタッフロールがカットされるため、本作版の主題歌が聴けない。

個人的感想
作者との関係において、やはりだいぶ配慮せざるおえなくなった本作。確かに・・・間違いなく1作目と矛盾がでている。が・・・これはこれで僕は有りだし好きです。元々そういうややこしいこともあるので多少は大目に見ています。

やっぱりみんな最初にこの2章を見たときにアトレイユに違和感を覚えたことだろう。1はイケメン美少年なのに、2ではややゴリラ系の顔の褐色少年になってしまっている。この改変に怒ったファンは多い。


映画ファン的には1が名作なら2は佳作か駄目かのどちらかに意見が行くだろう。原作者は2は評価しているそうで、ファンの心理とは裏腹に作者には喜んで頂けたようだ。

実を言うと・・・僕は2のアトレイユも実は好きなのである。確かにギャップはすごいけど、これは完全に日本語吹き替え版がもの凄く良い仕事をしていることが関係している。

そうなんです。声優の高山みなみさんが声をあててるので、2のアトレイユもなんかかっこよく見えてくるんです。声の力ってすごいね!!!
たぶんこれ・・高山みなみ意外の人がやってたら俺もたぶん2のアトレイユはあり得ないって言ってたと思うんだ。それくらい賛否を分けるくらい大きなことなのである。1のアトレイユの戸田恵子さんもよかったけど、2のアトレイユに高山みなみはさらに良いチョイスだった。

バスチアンに関してはイケメン少年になっててここは良いと思う。
ただ・・・あんまり本を読みそうに見えないけどねw

あと日本語吹き替え版では前作では子供の声だったが、青年になった浪川少年の演技と声が堪能できる貴重な作品だ。声が結構変わっている。

2で一番許せないことも実はある。
それは・・・やっぱり「幼心の君」のグレードダウンかな・・・・これはショックだった。原作には近いとは言うけどこれは・・・・ないな。


ストーリーも良い話であり、1ではそこまで詳しく描かれなかったバスチアンの母親のエピソードやバチアンと父の関係が描かれている。
ここが意外に泣けるのである。
ニンブリーが物語の中で泣いてしまうのが納得してまうくらい泣けるのです。

ただ主題歌が・・・残念な感じである。
この映画はやはりあのネバーエンディング・ストーリーの歌をフルで聴きたいのに、歌手が別の人に変わり、一番だけ歌っていきなりぶつ切りのように全然テンポの違う曲をエンドロールで流すという・・・何考えてんだスタッフ!!エンドロールも大事な映画の一部だ!!あんな切り方、切り替え方ないだろ!!なんとも残念だ!!


トータル・・・・前作が好きな人からすると気になる部分は確かにあるけど、これはこれで素晴らしい名作!!!ファルコーーーーン!!!俺をファンタージェンに連れて行ってくれ~!!!!!

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