『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が、
原恵一監督の傑作アニメ『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を基に描く感動の人間 ドラマ。
戦国時代を舞台に、名もない小国の武将と、彼が守り続ける国の姫との悲しい恋の物語と、そんなふたりを見つめる現代からやってきた少年の物語を描 く。草なぎ剛と新垣結衣が主演を務める。
【ストーリー】
天正2年。小国、春日の武将の又兵衛は、合戦のさなか命を狙われるが危機一髪で突然現れた少年に救われる。未来から来たという真一 の話に半信半疑の又兵衛だったが、廉姫から面倒を見るよう命じられ、困惑しながらも次第に真一と心を通わせていく。そんなある日、廉姫に婚儀の話が持ち上 がる。相手は大国の大名、大倉井高虎。それは小国の春日にとって願ってもない申し出だったが…。
監督・脚本・VFX:山崎 貴
原案:映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(原作:臼井儀人/監督・脚本:原恵一)
音楽:佐藤直紀 / 主題歌:alan「BALLAD 名もなき恋のうた」(avex trax)
個人的感想
率直に言うと、再現度もなかなか高い、悪くない・・・けどアニメのしんちゃんを超えられない。重みがたりない・・・・・どうしても足りない・・・という感じ。
やはりあのしんちゃんの映画を見て号泣してしまってから、こちらを見ると・・・どうしても重さ、胸にがつん!とくる感動がちょっとたりない。
~原作との違い~
1、野原一家ではない。
2、きっちょう!のあの大事な男同士のお約束がない・・・・・
3、ラストシーンでレンちゃんがマタベエに駆け寄る。
4、マタベエが25歳。(アニメは30歳)
5、仁右衛門夫婦の年齢が又兵衛に近いものとなり、また末子の少年、文四郎が生き残っている。
なんというか・・・・これって野原一家だからこそ感動が倍あるってつくづく思った。あの家族じゃないとだめだ。
こんなパット出の取って付けた普通?(にしては奥さんにさん付けだったり、家族関係良好にはとてもみえないけど・・・・)では野原一家には勝てない。
まー一般的な客、クレヨンしんちゃんを見たことが無い人や、アニメ、しんちゃんに偏見を持ってる人には、しんちゃん映画を知るきっかけ、ハマルきっかけ作りにはなったかな・・・・
でもこれはクレヨンしんちゃんでこれをやったからあれだけ泣いてしまったんだよ・・・・
「北と南で知り合った二人が、この春日で結婚し、家庭を持つとは不思議なものだ。だから、お前たち家族はこんなにも仲がいいのだな・・・・」
このレンちゃんの台詞・・・野原一家だからこの台詞に重みがあったんだ。
急に出てきた家族にこの台詞(しかもあまり仲良さそうには見えない)はもったいないというかふさわしくない。
でも、台詞やシーン、カメラワークはどれも再現度が高かったです。ここはすごいと思った。
実はこの後、すぐにまたあっぱれ戦国を見返したんせすが、やっぱりその時には、また涙が止まらなくなってしまった。この重さを伝えるのはかなり難しい。リメイクではこの胸の奥を揺さぶられる感動をえるには至れない。
大元が神作なだけに、普通に良い映画二は仕上がっているとは思う。
ただ、その何かは野原一家出なければこの脚本の真の良さを引き出せない。
あときっちょうのシーンが無いのはなんで??あのシーンすごい重要なシーンでラストの複線なのに・・・何でカットしたんだろう。
これから見る人はこの映画をきっかけに大人帝国とあっぱれ戦国をみて更に感動してほしいな。
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