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上を向いて歩こう!!

俺たちには過去も未来もない・・・毎日を楽しく精一杯生きる!それで良いんだよ!容量が限界のため、上を向いて歩こう2号店に移行しました!!

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『CASSHERN』(キャシャーン)は、2004年公開の日本映画。1973年から1974年にフジテレビ系列で放送された、タツノコプロによるテレビアニメ『新造人間キャシャーン』を原作とする実写映画である。

あらすじ
現実とは異なる歴史を歩んだ世界。 超大国大亜細亜連邦共和国はヨーロッパ連合との50年の長期大戦に勝利したが国土・人心は荒廃しきっていた。 環境破壊と汚染は深刻で公害病は蔓延し、人種階級差別を是とする政策へ反発する内紛も各地で起きていた。

遺伝子工学の第一人者東博士は画期的な再生医療を可能とする新理論「新造細胞」を発表、実用化のため理解と支援を広く求めたが、学会の反応は冷たかった。 しかし軍上層部が興味を示し、貿易商社・日興ハイラルの社員内藤を通じ支援を申し出る。 難病を患う妻ミドリのためにも、一刻も早く研究を完成させたい東博士は申し出を受ける。

東博士の一人息子の鉄也は、長年研究のみに没頭し続ける父への反発から従軍を決意する。東博士は鉄也の婚約者ルナや病のミドリのためにも思いとどまるよう促すが、鉄也は余計に反発してしまう。 鉄也は激戦区の第七管区に派兵され、ある日上官に強要され無抵抗の女性住民を撃ち殺してしまう。

一年後、鉄也は作戦中に戦死する。 陸軍本部に鉄也の遺体が届く頃、異形の稲妻が建物を貫き、同施設内の東博士の研究所では異変が始まる。 新造細胞培養槽の生体部品群がひとりでに結合を始め、無数の人の姿となって蘇生を始めた。何かに気づいた内藤は即時に蘇生体殲滅を指示し、数百の蘇生体が再び惨殺される。

奇跡的に逃げ延びた蘇生体のリーダー「ブライキング・ボス」は仲間の「サグレー」「バラシン」「アクボーン」と共に自らを「新造人間」と名乗り、人類への復讐を誓う。 一方東博士はなにかを確かめるように鉄也の遺体を培養槽に浸す。すると鉄也は息を吹き返した。 放浪の末大量のロボット兵器群を発見し、人類へ宣戦布告した新造人間、死から蘇ると同時に彼らと同じ超人的身体能力を宿した鉄也、運命は数奇にもつれていく。

評価
旧アニメ版のように「サイボーグヒーローが悪役ロボットを次々と破壊する痛快さ」は作品のほんの一部であり、むしろ全編は暗いペシミズムで覆われ、「人間への憎悪と復讐心」に満ちた新造人間の姿と、彼等を生み出す事になった世界の退廃した時代背景を描くことに重点が置かれた。また、旧アニメ版ではブライキング・ボスやバラシンなどがロボットであったが、本作では新造人間という少数民族として描かれている。 本作における荒廃した世界観は再びアニメ化された『キャシャーン Sins』に受け継がれることとなる。

公開期のマスコミ評価は押しなべて低調だった。特に2005年1月の日本映画のワーストを評価する週刊文春主催の「文春きいちご賞」では『デビルマン』に次ぐワースト2位を受賞した。主に、原作と大幅に異なる世界観や、アクションシーンが強調された予告編と本編のギャップなどが批判の対象となり、監督の身内が主題歌を担当した事についても「宇多田ヒカルの新曲のプロモーション映像だ」などと辛辣なコメントで評された。

以上のように否定的な評価も多かったが、製作費6億円に対して興行収入は約15億3000万円を記録し、まずまずの成功をおさめた。監督の紀里谷自身も、2009年の『SPA!』5/5・12合併号のインタビューで「出資者に出資額を130%にして返したんです。なのに世の中的には『コケた』ってことに。」と語っており、興行的な成功にも関わらず世間の評価が低いことを指摘した。

個人的感想
工業収益は良いが世間ではクソ映画の代表にあげられており、過小評価されすぎている本当に可愛そうでもったいない良作。
この映画を初めて見て思ったのは、原作とはかなり違うが、まるで押井守がキャシャーンを撮ったみたいな映画だな~という感じでした。
押井監督好きなのかな
紀里谷和明さんは
なんかすごく共感してしまったんですよね。

個人的にこの作品は大好きです。
むしろ俺はかなり評価しています。

紀里谷和明は初監督作品でこの出来なら十分すごいでしょう。この映画、親と子の関係が意外にどの人物にも当てはまる共通の構造になっているのも面白いし、うまいと思えました。

ただ・・・悲しいかな全国ロードショーなどが行われる前の押井守監督のアニメのような感じがしてしまうんです。

当時の90年台の押井監督の作品はほとんどがレイトショーで、全国で大阪、名古屋、東京の3カ所のミニシアターのみの公開。
この作品もそれくらいの規模での公開なら、じわじわ評価されたかもしれないが、いきなり全国ロードショーなのが裏目に出た形に・・・。

押井作品同様、
海外での評価は実はかなり高いのである。

また近年、本作の評価が少し評価されてきたのも事実であり、シネマハスラーの宇多丸さんも
紀里谷和明さんは映画をまだあんまり撮ってないので、技術や脚本が未熟ではあるが、熱意や意欲、情熱はすごくある監督なのでボロクソには言いたくはない。熱意ややる気はすごくある人です。」
実際、この後にも数多くのゴミ実写化映画が量産されたのも、この作品が徐々に評価されだしたのに貢献している。

この作品、理屈っぽくて、意外と奥が深く難しいテーマをもった作品です。なので、踊る大捜査線などのドラマみたいな映画が受けるような日本の一般人ではこの作品は難しすぎて理解できないんだろうな~。と思ってます。
正直、俺はこの映画をボロカス言う人は見る目がないな~、わかってないな~と思ってしまいます。本当の良さを理解していない。誰がなんと言おうと、これは良作です。ここは譲れない。

しかしもちろんまだ荒削りで、駄目な部分ももちろん多いです。ただ、やろうとしたことは悪くないんです。情熱が空回りしてるんです。通常映画監督は3本撮ってからじゃないと真の評価はくだせないという言葉もあります。

なので、
紀里谷和明さんの次回作には期待をしています。
きっと良い監督になっていくのではないかと思っている。
日本で評価されないなら、海外にいけば良い。

トータル・・・もっと評価されるべき。
これを理解できない日本人が多いことが悲しい。

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