風立ちぬ公開記念「僕の好きなジブリ映画ランキング」

各所で絶賛の嵐の宮崎駿監督の「風立ちぬ」
いつもガッカリさせられてばかりの近年の宮崎作品にしては今回は期待出来るのではないだろうか？
そんな新作がもうすぐ公開ということで、記念して「僕の好きなジブリ映画ランキング」をやってみることにしました。
いつもランキング企画は苦手だ・・・と言ってきましたがこれはやりやすかったね。的を絞るとやりやすい。
あくまでもジブリとしての作品のランキングです。カリオストロの城はジブリではない時代の作品なので扱ってはいない。

では、はりきってどうぞ！！

十六位　ギブリーズepisode2

鈴木敏夫の出しゃばり具合が感に障る。
ジブリの内輪物語

十五位　海がきこえる

ジブリの若手が作った作品。
珍しくおもいでぽろぽろ意外に生理ネタをやってるアニメ。
だが内容はすっげーつまんね－。何回も見たくならない作品。

十四位　千と千尋の神隠し

宮崎監督ご乱心デビュー作。
ここから明らかに宮崎監督が壊れだした元凶。
ＤＶＤでは色調調整をしないまま販売し、画面が赤みをおびた酷い絵に。
鈴木敏夫はこの問題に対して「お前らの視聴環境が悪い」と一喝してサポートはしなかった。

十三位　ホーホケキョ　となりの山田くん

シュールで庶民的なネタがクスリと笑える１作。
このアニメで大好きな所は、「ご飯にお味噌汁をかけるのか、お味噌汁の中にご飯を入れる」のくだり。ご飯をみそ汁に混ぜるな！ご飯にみそ汁を入れるんだ！と一喝した後、それをわかりやすく例える為に「セメントに水をかけるんだ！」と工事現場を見せる。こういうシュールなあるあるネタがたまらん。

十二位　猫の恩返し

宮崎、高畑がかかわっていなジブリ作品。まだかりぐらしのアリエッティに比べれば成功したほうだろう。耳をすませば同様、俺の中ではバロンシリーズというくくりだ。絵柄がジブリらしくないが、これはこれでまだ良い方だろう。

十一位　耳をすませば

見るときの年齢で評価が変わる。大人になってみるとこの二人のひたむきさに鬱になる。最近しずくの声優が将来この二人絶対別離すると問題発言を言って話題になった。この作品はかなり評価が分かれる。大嫌いな人はホントにリアリティーのない夢想的で甘ったるい、原作を無視した作品と揶揄している。俺は子供の時は良い映画だな～と思ったが、今見たいかと言われると堪えられない。この夢の世界は辛すぎる。バロンシリーズでもこれは今はみなくて良いと思える。

十位　もののけ姫

恐らくこれが宮崎駿のまだ何とか作品として成立していた限界だろう。昔程の衝撃は確実にない。

が・・・ジブリにしては珍しく腕が吹っ飛んだりと結構グロイシーンもでてくる。だが、順位的にはこの辺だろうか。
耳をすませばとは違いまだ今見ても良いかとは思える作品。

九位　火垂るの墓

岡田斗司夫の例えは本当に的をえている。
俺もこの作品、すごく良く出来ているんだけど、大嫌いなんだ・・・。
何回も見たくないし、悲しいんだけど、兄貴の妹を見殺しにするくだりはいくら戦争中だったから・・・でも嫌だよね。岡田さんが「この作品の一番罪なのは、これは作者自身の体験談で、あの時わがままを言って出て行って、実は妹に与える分の食料はあったんだけど、自分が生き残りたい一心で妹に分ける分をあえて少なくした。この映画では最後兄貴は死ぬんだけど、現実は作者は生き延びて、この作品で金儲けしちゃってるとこなんだよ。」
嫌いなんだけど・・・出来では明らかにもののけよりは上・・・でも改めてどっち見るか？と言われたらもののけ。

八位　平成狸合戦ぽんぽこ

声優人の演技は最悪だった。が・・・最後の妖怪お祭り大会はすごい面白い。あそこだけでも何回も見ちゃう作品。自然環境に関しても結構考えさせられる内容にはなっている。これも見ていてハンバーガーを上手そうに食う狸たちがじつに良い。

七位　おもいでぽろぽろ

思い出は逃げ込む場所じゃない！！あっ・・・これはメモリーズだ。
主人公が小学校時代のおもいでの中が切り離せないまま今もそのおもいでに縛られている。過去を捨てられない女の話。当時を生きた人からするととても懐かしいと思える作品だろう。田舎好きに目覚めるアニメ。彼女の現在と過去を交互にいききする形で描かれている。このアニメでジブリには珍しく下ネタ、生理ネタが満載。さらに、ひょっこりひょうたん島の台詞もこのアニメでさらに広められたのは間違いないだろう。「今日が駄目でも明日があるさ、明日が駄目なら明後日があるさ、どこまでいっても明日がある。どんどんがばちょ！どんがばちょ！」

六位　On Your Mark

正直・・・映画というか・・・チャゲアスのＰＶじゃね！？
と言われたらおしまいなんだけど、まーでも劇場で公開されたからしかたない。映像作品としては面白い作品です。核兵器によって汚染された世界から天使の羽を持つ少女を解き放つというものなんだが、このテーマ事態がジブリとしては非常に珍しい。なので、予想外に面白く、耳をすませばの前座として公開されたんだけど、耳をすませば以上に個人的には印象に残っちゃった作品。

五位　魔女の宅急便

何回も見ちゃうくらい好きな作品。
ジジがしゃべれなくなった事が非常に悲しいわけだが、これは勝手にキキが少女から大人になった。恋をして、大人になった。と解釈したわけだが、宮崎監督はあるトークショーで「元々ジジの声はキキが子供の妄想でしゃべってると思い込んでいるのであって、最後には大人になってジジの声は必要なくなった。」と語っている。まー大体あってたな。
あとニシンとカボチャのパイを届けた時の孫娘の台詞にどんだけイライラしたことかｗ「あたしこのパイ嫌いなのよね・・・。」
俺だったらそのままパイを顔面に押しつけて帰るわ。

四位　紅の豚

宮崎監督の飛行機好きが遺憾なく発揮されている作品。
ストーリーも良いし、飛行機のデティールも素晴らしい。
フィオにドキドキしたのは良い思い出。
これは本当に名作でした。

三位　風の谷のナウシカ

原作がとても良く出来ており、原作と比べると・・・映画はちょっともったいないというのもある話だが、これはこれで俺はアリ。
名台詞もあったり、エヴァの庵野監督が巨神兵のシーンを担当しているなど、かなり見所満載な作品です。


二位　となりのトトロ

何百回みたかな・・・・もうわからん。
面白い！！この時期の宮崎監督は神がかってるよ。
まっくろくろすけでておいで～でないと目玉をほじくるぞ～～～～！！
かんたーーーーー！！めいちゃあああああああああああん！！
など名言の宝庫である。

一位　天空の城ラピュタ

ジブリで一番名作は？っていわれたらコレでしょ。
もう何回も見てもやっぱりワクワクするんだよね。コレ。
何百回見ても面白いし、腐らない。
すごい名作！！名言の宝庫でしょ。
これのクオリティーは別格でグンを抜いてるよ。

さて・・・ベスト系は以上ですが、大体みんな似てくるでしょ。
特にベスト５圏内は。
で・・・これで終わり・・・ならよかったんだけどね。

ここから闇のジブリだ・・・・地獄の始まりだ！！
ジブリワーストランキング

十七位　借りぐらしのアリエッティ

宮崎監督からの旅立ち、ジブリ若手育成計画ものアニメ。
なんだけど、話はマジでつまらないし、救いはない。
宮崎駿への反発・・・それは如実に伝わるんだけど、そこが先行しすぎて肝心の内容は・・・・残念極まる。救いのなさ過ぎるラスト・・・二回目は見ない。

十八位　コクリコ坂から

悪い作品出はないし、前回の酷すぎるゲドに比べればまだマシだ。良くやった。でも・・・突っ込み所は多いし、まだ作品の質としては足りないレベル。
がんばれゴローちゃん。低いレベルではあるが確実に良くはなってるよ。

十九位　ハウルの動く城

宮崎監督ご乱心第２作・・・・お前は何がしたいんだ。
宮崎監督ともあろうお方がこの破綻した内容でＯＫをだしたのか・・・
すごい・・・すごい・・・良い所は飯食うとこだけ。内容？しらね！
見返すのもめんどくせー。見返したいとも思わない作品。
もともと実はこの作品サマーウォーズの細田守監督が監督を務める予定だったらしい。細田監督にやらせとけば名作になりえたのかもね・・・・。
これならコクリコ坂のがマシ。

二十位　崖の上のポニョ

宮崎監督のご乱心病がついに発動した歴史的大暴走黒歴史作。
これでもう宮さんに突いて行けなくなった人も多いし、今までファンだった人もさすがにこれには呆れたらしい。ご愁傷様です。

二十一位　ゲド戦記

そして栄えあるジブリの汚点第１位は・・・ゲド戦記！！
友人がＤＶＤ借りてみんなで見たんだけど、金払わなくてホントによかったと思える程、ゴミ以下の内容。
まーコクリコ坂ではまだマシになられた宮崎駿の息子であり、建築家からいきなりアニメ業界に入って、そんなに絵も描けない、アニメもしらないで作った、宮崎吾朗の作品。親の七光りと馬鹿にされ、悔しい思いを胸に作ったのが・・・コレ。もはや袋叩き。飯の不味そうなジブリアニメ。
物語の破綻、原作者も詐欺だ！！と怒りだし、世間の評価も最悪で、本当にゴローちゃんは落ち込んだそうです。
そんな彼に追い打ちをかけるのは忍びないが、コレは間違いなくゴミでしかないのだ。見たことを後悔したくらい酷いできだった。ゲド戦記じゃない！ゲロ戦記だ！！心をオナニーに例えよう！！！もうやらない方がよかった！！
ジブリをさようなら！！！と心底思った。

以上・・・ジブリランキングでした。