
幸太郎がやってきた時間・・・
そこはオーズがドクター真木との闘いを終えた世界だった。
超人的な足の速さで工場地帯を逃げる白服の男・・・
幸太郎はバイクで飛び出し白服の男を追跡する。
しかし、アクセルをフルスロットルにしても一向に追いつけない・・・
銃剣化したマチェーテディを構えた幸太郎は白服の男の足元に向かって構わず発砲した。
白服の男はその銃撃にたじろぎ足を止めた。
その一瞬の隙に白服の男を追い越し、その進路をバイクで遮る幸太郎。
「もう鬼ごっこは終わりだ・・・」明らかに不快感をあらわにした表情の白服の男。
「しつこい男は嫌われるぞ・・・・君・・・・」
「あんたただの人間じゃないでしょ。イマジンをどうした・・・」
「なに・・・ただ力をいただいただけですよ。時間を飛び越える力をね。」
「あの空にあいた時空の亀裂・・・・あれもあんたの仕業?」
「勘違いされては困るな・・・
あれは私への神が与えたプレゼントだ。私はあの亀裂を通り抜けるために、イマジンの力を利用させてもらったにすぎない。」不適な笑みを浮かべる白服の男
「せっかくのプレゼントも邪魔者がセットでは、こちらの計画に支障がでてしまうのでね。早々に退場願おうか・・・・」
「退場するのはあんたの方かな・・・30秒で終わらせる」白服の男は何かを思い出したように手をうった。
「そうだ・・・スマートブレインからいただいたアレのテストがまだだったな・・・・調度良い・・・君でテストさせていただこう。」内ポケットから取り出した小さなカプセルを取り出し地面に落とした。
カプセルが開くと閃光がはしり、アタッシュケースが現れた。

ケースをあけ、そこにあるベルトを取り出し腰に巻き付けた。
あとはベルトとセットになっていた携帯電話「オーガドライバー」を開きボタンを押すだけだ。
「帝王のベルトの力・・・見せてもらいましょう。」変身コード「000」を入力すると携帯のボイスメッセージがなった。
「スタンディングバイ!」
「変身!」白服の男はオーガドライバーを天に投げた。
白服の男は不適な笑みを浮かべ、ゆっくりと幸太郎の方へと歩みはじめる。
引力に逆らえず落下してくるオーガ-ドライバーを悠然とした歩みで、
キャッチしドライバーにセットした。
「コンプリート!」ベルトからエネルギーラインが現れ、全身を覆っていく・・・。

「さぁ・・・始めようか・・・」
「テディー!」
「行くぞ・・・!」「いくぞっ!!」to be continued・・・
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