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僕の尊敬するジャパニメーション界の神のお一人である
エログロの鬼才・川尻善昭さまが脚本・監修、監督:佐藤雄三、
製作マッドハウスの隠れた名作「バイオハンター」を取り上げてみようかと思います。
えらくマニアックな所をつくな~・・・・
まーたまにはアンダーグラウンドな所も紹介したくなったんです。
あんまりメジャーどころばっかり紹介してもね・・・・
マニアックな作品でもいい作品いっぱいありますからね。
この作品はエログロ満載です。
ま~監修・脚本が川尻さんなので川尻ファンならお馴染みでしょう。
原作は「GU-GUガンモ」や「どっきりドクター」、「ギャリーフェイク」などでお馴染みの細野不二彦さんです。細野不二彦さんといえばかなり幅の広いジャンルの描ける漫画家さんですが、このバイオハンターは細野さんの短編作品です。内容は原作と少し違いかなりリアルテイストに描き直されています。
マンガよりは一般向けといえます。マッドハウスなので絵はすごいリアルです。アメコミって感じの雰囲気はマッドハウス&川尻さんの特徴の一つ。
この作品の魅力は遺伝子関係の話がとても論理的で面白い解釈を含んでいるところですね。元々DNAには謎が多く、最近でこそようやくヒトゲノムの解析ができましたが、それでもまだまだ不明な部分も存在しています。そんな遺伝子の話をすこしSFを交えつつも、うまく説明しているのは面白いですね。例えば予言関係の話、これはいろいろな化学雑誌でも取り上げられていますが、未来予測はDNAに記録された情報を引き出して解析しているという仮設が一時期話題になりました。
未来に起こるべき全ての事柄はすでにDNAに組み込まれている。人はこれを運命と呼ぶ。
よくデジャブや虫の報せなどの経験をしたことはないでしょうか?まぐれ?それとも霊的な何か?普通はそう思うでしょう。でもこれはすでにDNAに情報として記録されていたからそれに気づけたということなんです。
そう・・・つまり人は生まれてから、しかれたレールを歩いてるではないですが、DNAが計画した図どおりに行動してるということなんです。(運命)最近では、ゲノム解析のおかげで、ガンなどの病気が発症するかしないかを判断することができるようになってきましたね。これもある意味予知です。これらのことから、もし我々人間がDNAが設計した人生プラン通りに動かされているとするなら・・・いつ事故にあうとか・・・いつ結婚する・・・などのこともわかるということです。面白い話ですよね。でもこれはあくまで仮設。SFです。他の作品ではもっと違う論理や仮設が展開されていますが、それはまた別の機会に。
早い話DNAにはまだまだ無限の可能性があるというわけです。
~あらすじ~
普段は大学の分子生物学講師、越ケ谷と駒田。彼らのもう一つの顔は、人間を妖怪に変えてしまう原因不明の病原体“デモンウイルス”の謎に迫るバイオ・ハンター。唯一、デモンウイルスをコントロールできる特異体質の駒田と共に怪物が引き起こす事件を解決してゆく。
そんなとき、都内で女性の内臓を食いちぎる猟奇的連続殺人事件が頻発する。“デモンウイルス”の存在を感じた二人は調査に乗り出すのだが…。
声優さんも、
関 俊彦/井上和彦/皆口裕子/石田太郎/大塚周夫/大友龍三郎/五十嵐 麗/島香 裕/etc・・・。
という豪華な面々勢ぞろい・・・・。
DNA、遺伝子関係の話に興味のある方、エログロ触手などが好きな方、怪物系大好きな方、川尻ファン、ジャパニメーション好きな方は是非見てみるといいでしょう。
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