あらすじ
少年が森の中で見つけた一冊の雑誌。そこには、裸の女が縛られ、凌辱される様が載っていた。その雑誌が真面目で優秀で才能あるアンドロイドのような少年にどす黒い欲望を目覚めさせた。その日から彼の人生は変わった。女を飼育し、コレクションし、凌辱する快楽。彼の沸き上がる性欲と支配欲はもう誰にも止められない。
個人的な感想
職場の読書コーナーにあったので読みました。
一応、大石圭の小説は何冊か持ってるし、ある程度他の作品も読んでますが、
大石圭の小説を読んで毎回思うのは、原作ありの小説を書かせたら、まーまーしっかり書くのに、自分オリジナルの小説は自分のどす黒い欲望や願望をそのまま書いただけで、中身があまりない作品が多いよねってこと。
この作品、どす黒い欲望だけで中身があんまりありません。ただの凌辱ものの官能小説見たいであんまり面白い作品じゃない。
この作品の一番怖い所は、あとがきの作者のコメントが一番恐怖だろう。
つか他の人のレビューを見てもやはり、作者のあとがきにドン引きした人が多いようだ。自分でも言ってるしね。
これは自分の願望をそのまま書いたと。
正直、僕にはこういう考えは全く理解できない発想だ。確かに誰しもが女性を自分の欲望のまま凌辱したいという願望はあるかもしれない。が、
これはその限度をあきらかに超えてる。
SMプレイが好きな人には理解出来るんだろうが、あいにくそういうのには全然興味がわかない。
女を痛めつけるとか、ドン引きとしか言い様がない。
小説としてもあまりよくできたものじゃない。話にメリハリもなければ、ビックリするような展開もない。これはただの欲望を書きなぐっただけの
作者のオナニー本レベル。
大石圭は呪怨の小説版とか原作ありの物だけ書いてればいいのに。
と率直に思った。
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