精巣癌・・・でもマンガ家を諦めない「さよならタマちゃん」に号泣。

35歳漫画家アシスタントに突然襲いかかった病“精巣腫瘍”、いわゆる睾丸の癌。漫画家になる夢の前に立ちふさがった壁はあまりに大きすぎる。病を機に激変した生活を赤裸々に描く、リアル闘病記！
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http://evening.moae.jp/lineup/256

個人的な感想
本屋さんで見て購入。

号泣・・・どんな状況でも諦めないことで何か道は生まれるかもしれない。だから、山本シュウさんのよく使う「諦めないから～」で行こうじゃなか。癌をきっかけにマンガ家への夢も、自分の命も明日どうなるかもわからないどん底へと落ちてしまった彼。
 
しかし、彼を見捨てず、彼のマンガの応援までしてくれるガンツの作者・奥浩哉先生。そして、同じ駆け出しのマンガ家の妻。
彼女の献身的な支え。
病院での患者たちとの交流。すべてが彼を支えていた。

闘病の後遺症での「末梢神経障害」で右手が痙攣して動かない中での執筆。そして色々な患者の人生を通して自分自身を見つめていく。

この作品を読んで思ったことがある。
それは「どんなに過酷な状況でも諦めず耐えつづけろ。何かきっとそれは糧になるはずだ。」ということ。彼はこの体験が逆に人生観や自分の人生を返る大きなチャンスとなったと思う。
だから、このマンガは読んでて涙が止まらない。

このマンガを読んで「自分もがんばろう。」と素直に思えた。
このマンガに出会えてよかったと思っている。