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2006年4月クールのテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』では、原作3巻まで(『憂鬱』『溜息』『退屈』)のほとんどと5巻『暴走』の一部がアニメ化され、2007年6月には『消失』のシナリオ会議が開始されていた。なお、当時はテレビシリーズを想定していた。
そして2007年12月18日、テレビアニメ公式ホームページが更新され「新アニメーション」の制作が発表された。『消失』をモチーフにしたさまざまな演出もなされており(日付も作中で重要な日付である)、新シリーズの内容には触れられていないものの『消失』を含むと思わせる内容であった。
しかし2009年4月クールの新シリーズでは、『消失』への伏線となる「笹の葉ラプソディ」等の新エピソードが放送されたものの、基本的には旧シリーズのエピソードを中心とした構成となっており、最終的に『消失』の放送はなかった。
そして2009年10月、新シリーズの最終回放送終了直後、特報にて『消失』の劇場公開が発表された[9]。
冬休みを間近に控えた高校1年生の冬、涼宮ハルヒ率いるSOS団はクリスマスに部室で鍋パーティを開くことを決定した。気が早いハルヒは早速パーティの用意を始め、キョンたち団員もその準備に追われていたが、事件が起こることもなく至って普通の学校生活を送っていた。
しかし12月18日の朝、いつもの通学路でキョンはクラスメイトの谷口に会い、昨日まで元気だった彼が突然風邪を引いたことに驚く。普段通りに谷口に話しかけるキョンだが、どこか会話が噛み合っていないことに違和感を持つ。
その後、本来ハルヒの席であるはずのキョンの後ろの席に座ったのは、長門に敗れて消滅し、表向きは転校したことになっているはずのクラスメイト、朝倉涼子だった。
相談のためにキョンは古泉一樹の在籍する1年9組へと向かうが、古泉はおろか9組そのものが存在していなかった。朝比奈みくるは鶴屋さんと一緒にいたが、2人とも、SOS団に関する記憶はさっぱり無くなっていてキョンのことも全く覚えていない。
茫然自失しつつ最後の砦としてキョンが向かったのは、SOS団が占拠していた文芸部室だった。扉を開けたその部屋にいたのは、眼鏡を掛け、驚いた様子でキョンの姿を見つめる「普通の少女」、長門有希の姿だった。
一体、世界に何が起こったというのか?
個人的感想
率直にうる星やつらのビューティーフルドリーマーに似てると思った。
ただ、あちらは夢からいつか覚めなければならないというのが、根幹にあったが、こちらは非日常的な世界の方が楽しいという真逆の方向に答えを出した感じの内容であろうか。
結構面白かったですが、個人的に現実逃避型の答えの出し方にちと怖いものを感じた。
ビューティフルドリーマーと比較してしまうのはあれだが、そんな世界はずっと続くわけではない・・・・。つまりいつかは離別が訪れるわけである。前半の流れで、離別を描いたのはかなりグッときたのだが、あの非日常を受け入れるあたりから、これは現実逃避しろ・・・・と言ってるように感じてかなりゾッとしました。
エヴァの最終回では、その真逆で「いつまでもエヴァという夢から覚めないのはダメだ。起きろ。」という意味が込められているというのは有名だが、あれは庵野監督の優しさだと個人的に思うんですよね。
つまり物語にはいつか終わりがくる。いつまでもその作品にすがるな。いつかは離別しなければならない。そんな事を感じます。
つまり、最後には突き放してほしいところが、まだハルヒという幻想にすがっていても良いんじゃない。という風に感じてしまったって事です。悪く言うとね・・・・。
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