[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「デジモンアドベンチャー」&「デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム」
なーんだタダのポケモンのパクリでバンダイが子供向けにだしたお子チャマアニメか~と思いの方!!僕もそうでした。ただ!!そう思って甘く見ていると大間違いです。絶対損ですね。
劇場版の監督はあの「時をかける少女」(アニメ)の細田守監督。
この作品で細田さんは世界中に名前が知れ渡ることになりました。
元はポケモンに対抗して作られたたまごっち的な携帯用ゲームだったものを、アニメ化したのがこの作品。
初めは鳥山明をキャラクターデザイナーとして起用していたが、鳥山さんは多忙なため実現できず。鳥山さんに近い絵が描けると言うことから中鶴勝祥を起用することになったが、話数が進むにつれ、鳥山色が薄れデジモン独自の絵柄や作風が確立していくことになる。僕個人としては鳥山さんより、今のスタイルの方が全然良いものになっていると思います。
デジモンアドベンチャー第一作劇場版
~あらすじ~
1995年の春休みに起きた事件。選ばれし子供達が初めてデジモンと接触した日、そして「なぜ彼らが選ばれたか」かの原因になったある事件を描く。TV版のプロローグ的な話である。なおこの事件後のTV版では一般に「光が丘爆弾テロ事件」として報じられた。この事件がきっかけで太一たちは選ばれし子供になった。 TV版のストーリーと密接につながっており、TV版にはこれを見ないと意味が分からないストーリーもいくつかある。また、この20分の中に太一とヒカリ以外の選ばれし子供たち6人も登場している。
解説
劇場版第1作ではまだ注目度は高くはなかったが、子供映画にしてはややシリアスな内容や、緻密でリアルな背景、エヴァンゲリオンを意識したような迫力ある演出は家族で来ていた親たちや、ワンピースなどの映画を目当てにきた他のファンたちにも、なんだこれ!?と注目を集め、尚且つ楽しめる作品でした。また業界の反響も多く、ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒のプロデューサーは本作を絶賛しており、見た直後、ガイナックスの樋口真嗣に「このような作品を作らないとだめだ」と言ったという。テレビシリーズも人気が高く。ポケモンにはない独特の世界観は子供だけでなく、中学生や高校生、大人などある程度高い年齢層にも受け入れられました。
デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!
~あらすじ~
突如デジタルワールドから発生した新種のデジモン、ディアボロモンがネット世界中を次々ハッキング!ついにはアメリカの核ミイサル基地をハッキングされ、核ミサイルが発射されてしまった!子供たちはディアボロモンを倒し、核ミサイルを食い止められるのか・・・!?
そして翌年、また細田監督により、劇場版『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』が公開し、東映アニメーションとしては異例の大ヒットを記録しました。
このウォーゲーム!は細田監督の原点といえる作品で「時をかける少女」のタイムリープのシーンはウォーゲーム!でのデジタルワールド内のCGとほぼ同じで、これはあえてそうしたとのことです。ウォーゲーム!は世界的にも注目が高く、世界の細田といわれるのはここからでした。さらにウォーゲーム!の翌年、細田さんが監督を降りた後、東映が新たなスタッフで作ったウォーゲーム!の続編
「デジモンアドベンチャー02ディアボロモンの逆襲!」も最高の続編です。
最初は、細田監督ではないので、どうせ駄作だろ・・・とみんな期待もしていなかったんですが、予想は最高にいい形で裏切られました。こちらも評価高いです。
劇場版『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』は内容を知らなくてけっこう見れますので、まだ見ていない方は一度見てみてはいかがでしょうか。
数年前から情報は出てたんですが、あのアニメの時かけの実写化と聞いていました。
ですが、違うようです。アニメ版でまことの声を演じた仲里依紗さんが主演てだけでした。
実写化ならちょっと・・・と思ったんですがオリジナルなら楽しみです。
http://tokikake.jp/indexp.html
公開は3月13日だそうです。トレイラー↓
数年前にショートフィルムが流行った時期がありましたね。当時僕もJam Films(ジャムフィルムズ)やグラスホッパーフィルムなど色々夢中になって見漁ったものです。今回はその中から俳優でもあり監督でもある田辺誠一監督作「ライフイズジャーニー」を紹介しようとおもいます。
~各作品のあらすじ~*基本一話完結だがトータルでみると繋がっている。
『LIFE』
出演:大塚寧々/小林賢太郎(ラーメンズ)/市川実日子/山下容莉枝/加藤治子
撮影:山本英男
ストーリー:ひとりの女が歩いている。歩きながら彼女は、いずれ巡りあうことになる相手の幼い過去の姿を見ている。やがて、彼女はその男と出会った。二人は一緒に歩き始める。いくつもの出来事が彼女の人生に降りかかり、さまざまな風景の中を通り過ぎていく。それでも、女は歩く。歩き続ける。やがて時は移り、彼女はあるモノを見つける…。
『ん』<nihongo-series>
出演:近藤公園(大人計画)/市川実日子/津田寛治/三船美佳/田辺誠一/アベディーン
撮影:坂本善尚
ストーリー:喫茶店で会話している男女。ある内容を避ける男は、楽しげな話題を選んでいる。女は黙って聞いている。しかし、その重たい空気に向き合った男は、しなければならない話をはじめた。男の発した一言で、二人の間の空気は固まった。「僕が選んだその言葉で、3年間にも渡る僕たちの長い長いシリトリが終った…」。街をさまよう男。そこには、さまざまな言葉が浮遊していた。外国語や感情のこもった言葉、なれてしまって音にすることが当たり前になった言葉…。言葉でのコミュニケーション、人と人をつなぐものとは?自分の欠陥を認識した男は、もういちど彼女とやり直したいと願う。
『ヤ』<nihongo-series>
出演:つぐみ/市川実日子/田中要次/アベディーン
撮影:坂本善尚
ストーリー:失恋した彼女は、もう何日も寝込んでいる。それでも、空腹にはなる。こんなにも悲しいのに情けない。そんな時、友達からご飯を誘われた。久しぶりに家から出て、食事をしながら他愛もない話をする二人。楽しいけれど、やはり心の闇に入り込んでしまう瞬間がある。それを察した友人は、あるモノを見に行こうと誘った。二人で夜のサイクリング。そして発見したモノとは?
『No where』
出演:hitomi/田辺誠一
撮影:坂本善尚
音楽:坂本龍一「lorenz and watson」
ストーリー:3月23日。彼女が目覚めると、隣にいるはずの男はいなかった。残された地図を片手に、彼女は街に出る。ある店のカレンダーが3月24日になっていたので、店主に訊ねる。「今日は何日ですか?」「3月24日だよ、ほら」。そこには、「3月24日通り」の看板があった。「この通りは毎日、3月24日通りなの」。時間と空間が入り交じった街で、彼女は男を捜し続ける。丘の上で再会した彼は、街の中で自分の存在する意味を探していた。ささやかな出生の秘密を持つ彼は、「どこにも自分はいない」と語る。その答えを見つけるために、二人は街をさすらう。「人生の意味」、それはこの街のどこにあるのか?
~個人的感想~
マイナーな映画なんですが僕はこの映画・・・すごい映画だと思いました!ちょっと田辺誠一を崇拝してしまうほど・・・・。とにかくアイデアや発想が面白いし、斬新でした!原案は19歳の頃らしく、制作には3年もかかったこの映画、本当にこだわって作ってます。(何故そんなにかかったのか?それは是非特典のメイキングをみてほしい)初見では全てを理解するのはちょっと難しいかもしれません。あとメイキングと、田辺誠一監督インタビューは是非みてほしい。
この作品はいったい何を意味しているのかを、監督自ら丁寧に解説をしてくれています。それを聞いてさらになるほどな~よくできてるな~!となる訳です。これを言ってしまうとネタバレになってしまうのでいえないのが非常に残念なんですが、騙されたつもりで一度見てみると結構楽しめると思いますよ。
最初のライフは人の一生を歩くということでのみで表現した見事な作品。
この一作のためにかかった制作期間3年!!たった10分くらいの作品なんですが、恐ろしい手間をかけてます。俳優たちがフェードインやフェードアウトを繰り返すたびに少しずつ子供~大人へと成長していく過程は見ていてすごく面白いです!見せ方が非常にうまいです。(詳しくは監督インタビュー参照)
つづいて「ん」は一日がしりとりになっています。なので会話すべてがしりとりになっているところがすごいですねまた冒頭のシーンで彼女との長いしりとり(言葉のやりとり)が最後「ん」が言葉でおわるんですが、そこはなんと言ったのか想像して楽しみましょう。この話は実は最後に続きがあります。そこも見所。
つづいて「ヤ」は「ん」の彼と別れた後の彼女のお話。こちらも最後に続きます。
「ん」と同じく言葉のやりとりのおもしろさに注目してください。
でさいごの『No where』ですが、このタイトル・・・・実は隠し要素があるので是非最後は注目でいてください。彼女が目覚めると横で寝ていた彼はいなくなっていた。彼女は町中を探します。(ロケ地はフランス)その町は通りの名前が全て日付で表されていた。彼は昔から本当はもう一つ下の年代のクラスの子と同じだったはずなのに、早生まれだから僕だけ先に上の子のクラスと同じになった。居場所はどこにもなかった・・・。自分だけが・・・という孤独を抱えていました。
彼は答えを求めて自分の生まれた通りへと訪れていた。彼女は彼を見つけ、2人はその町で彼の答えを見つける訳ですが、その答えというのは非常に印象的でした。そしてラストのタイトルのどんでん返し。上手いですね。
とにかく随所にセンスの光る映画でした。
以下重要なネタバレも含む解説(白字)↓
(できれば映画見た後みてください。どうしても気になる人はみてください。)
ライフ
冒頭で少年が落とすリンゴは彼にとって心の中の大切な何か。(おそらく愛情)そのせいで別れが起きる。最後に母はその落としたリンゴを拾いかじる。大切な何かを取り戻す。というか気づく。そしてそれは人生そのもの。かじるとゆう行為は母の死の最後に自分の人生を振り返り、人生を味わうという意味が含まれている。そしてラストの便所の流れる音は輪廻転生を意味している。食べたものは最後にウンコと言う形で排出され、トイレの水は処理施設で綺麗にされ海へ行く。海は全ての生物の始まりであり母なる海。そこへまた戻る。海の水は蒸発し雲になり雨を降らす。その雨がまた新たなリンゴを育てる。人間の死も同じ。土に帰り、新たな命の元となる。
ん
冒頭の「ん」がつく言葉はおそらく「ごめん」「すまん」である。これで彼女たちは一度分かれる。
『No where』
No whereのタイトルに隠された2つの秘密。『Now here』(今ここにいる)
演出ではWがNOの方へ動いていく。WはVが二つでW。詰まり2人の人間が手を取って歩いていく様子を表している。
とゆう感じです。
09 | 2024/10 | 11 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |