劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武＆ウィザード 天下分け目の 戦国MOVIE大合戦」レビュー

平成仮面ライダーシリーズ15作目となる「仮面ライダー鎧武/ガイム」に、前作の「仮面ライダーウィザード」、ほかの平成仮面ライダーも結集する特撮アクションの劇場版。ファントム・オーガの脅威にウィザードが立ち上がる「約束の場所」、鎧武たちが怪人と争う「戦極バトルロワイヤル!」、そしてウィザードと鎧武が異世界で巨大な力をめぐり戦う「戦国MOVIE大合戦」の3部から成る。監督は、数々の仮面ライダーシリーズを手掛ける田崎竜太。ライダーが武神と呼ばれる戦国時代と化した異世界を舞台に、総力戦で繰り広げられるバトルに目を見張る。

あらすじ
晴人（白石隼也）の中にいるドラゴンを狙うファントム・オーガが、晴人の持つホープの指輪を強奪する（『約束の場所』）。謎の怪人を追跡すべく、鎧武（佐 野岳）らは時空の亀裂に飛び込む。たどり着いた場所は戦国時代。仮面ライダーは武神と呼ばれ、武将の守護者となって戦闘を繰り広げていた（『戦極バトルロ ワイヤル!』）。ウィザードと鎧武らは、邪悪な仮面ライダー武神鎧武との戦いに挑む（『戦国MOVIE大合戦』）。

個人的感想
ある意味想像通り。毎年変わらないストーリーや設定のむちゃくちゃさ加減と取って付けたようなやっつけ転回の数々。もういいんじゃない？ムービー大戦は・・・。段々クオリティーが落ちていってるよ。
この上、平成ライダーｖｓ昭和ライダーfeat.スーパー戦隊やろうって言うんだから懲りてねーな。

こういうのはたまにだからいいんであって、毎年やるもんじゃない。
話むちゃくちゃになってるんだからもうやめなよ。つか、仁藤がキマイラ再び捕まえてたとか・・・後付け、やっつけ設定やめてくれないかな・・・。はぁ？だったわ。テレビでの感動が消え失せるわ。

こんなクオリティーならやらなくていい。
テレビスペシャルので十分なレベル。
一瞬テレビスペシャルと通じているのかと思いきや違う感じ。

つかさ・・・テレビ版がまだおいつてないけど、ミッチーの兄貴ってなんでミッチーが目の前で変身してんのに驚かないの？
いつからアーマードライダーになってるって知ってたの？

ただ唯一よかったのはキバの名護さんやフォーゼの健吾、ｗの照井とアッコが再び出演してたのはニンマリしてしまいました。オーズの伊達さんが信長になってたりとかも笑いましたｗ

名護さんは最高です！！俺に質問するな！！！

あと・・・コヨミちゃんの記憶を心に止めるとこは良かった。


ただ・・・・いくら魔法でもハルトが二人になっちゃうのは相変わらずの説明不足でむちゃくちゃな唐突転回。
 
それ以外もなんか・・・スーツもやっつけ感が半端ない。
ワイズマンのスーツ使い回しとか鎧無のスーツ使い回しとか所々予算なかったのかなーと感じる点が多かったかな。

トータル・・・安定の破綻した低クオリティー。
こんなクオリティーならもう辞めなよ。

鎧無&ウィザードとゼログラビティ梯子してきた。

ムービー大戦は相変わらずストーリーむちゃくちゃ。
ゼログラビティは体感映画としてはかなりのもの。

「ＳＡＳＡデミー賞2013映画ランキング」（決定版）

今年も残りわずかっていうことで、年内に見たい映画はあと2本だけになりました。ちょっと早いですが今年劇場公開され、僕が見たもので面白かったものをランキングにしてみたいと思います。

それでは！はりきってどうぞ！！

第17位　ドラゴンボールZ 神と神
 
第16位　仮面ライダー×仮面ライダー　鎧武（ガイム）＆ウィザード　天下分け目の戦国MOVIE大合戦

第15位　マン・オブ・スティール

第14位　劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック

第13位　ルパン三世 vs 名探偵コナン the movie

第12位　劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド

第11位　CABIN

第10位　SHORT　PEACE

第9位　HK 変態仮面

第8位　ゼログラビティ

第7位　アイアンマン３

第6位　劇場版 魔法少女まどか☆マギカ -新編- 叛逆の物語
 
第5位　風立ちぬ

第4位　シュガー・ラッシュ

第3位　かぐや姫の物語

第2位　ペコロスの母に会いに行く

第1位　パシフィック・リム

という感じです。

ギレルモ監督の日本に対する愛情とこれだけの物を作ってくれたことに感謝を込めて、一位はパシフィックになりました。
もちろんペコロスの母に会いに行くも名作でした。
泣いて笑ってほっこりする、そんなすばらしい名作でした。
じつはベスト５はどれも甲乙つけがたく迷いました。

風立ちぬが低いというかもしれません。これは好みの問題であり、映画の出来が良いことは紛れもない事実です。風立ちぬがどうしても好きになりきれないのは自分自身の酷い面を直視させられているような気分になるからですね。妄想族な自分にとってクリエーターは実はみんな人間としてはどこか欠落し最低な人間だが、良い仕事はするというこの突きつけがトゲになって心に刺さるんですよね。
だから、かぐや姫の方が僕は安心して見れる分、かぐや姫の方が好きというだけです。
   
さぁここにムービー大戦とゼログラビティが何位に食い込むのか・・・まームービー大戦が10位以内に食い込むことはまずないだろうけど。


ちなみにワースト はこんな感じ。
－－－－－ワースト3－－－－－－

第18位　劇場版「劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-」

第19位　劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影

最下位　スーパーヒーロー大戦Z

～追記～
ゼログラビティとムービー大戦を追加しました。
劇場版「劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-」
も追加しました。

パシフィック・リムのBlu-ray が届いた。

パシフィック・リムのBlu-rayが届いた。
エルボーロケット！！

映画「ペコロスの母に会いに行く」レビュー

解説
漫画家・岡野雄一が、自分が経験したことをヒントに描いたエッセイコミックを実写化したヒューマンドラマ。認知症の老いた母親とその息子が織り成す、笑いと涙にあふれた触れ合いをつづっていく。メガホンを取るのは、『時代屋の女房』『ニワトリはハダシだ』などのベテラン監督・森崎東。テレビドラマ「3年B組金八先生」シリーズなどの赤木春恵、数多くの出演作を持つ岩松了が主人公の母子を熱演する。老いや認知症を肯定する前向きなストーリーとテーマはもとより、舞台となる長崎や九州各所の美しい景色も見どころ。シネマトゥデイ（外部リンク）

あらすじ
長崎で生まれ育った団塊世代のサラリーマン、ゆういち（岩松了）。ちいさな玉ねぎ「ペコロス」のようなハゲ頭を光らせながら、漫画を描いたり、音楽活動をしながら、彼は父さとる（加瀬亮）の死を契機に認知症を発症した母みつえ（赤木春恵）の面倒を見ていた。迷子になったり、汚れたままの下着をタンスにしまったりするようになった彼女を、ゆういちは断腸の思いで介護施設に預けることに。苦労した少女時代や夫との生活といった過去へと意識がさかのぼっている母の様子を見て、彼の胸にある思いが去来する。

個人的感想
元上司から半ば無理矢理に原作を貸し付けられて読まされたマンガでした。悔しいかな実際読んだ感想はかなり良かったんです。
「将来のお前はこうなるだろう。だから、こんなマンガ家になれ。」
と・・・励ましにしてもキッツイお言葉を頂きました。

映画化されると知ったのは公開の二ヶ月くらい前でした。
短観ロードショーで公開規模も少ないのでなかなか時間がなかったんですが、なんとか公開終わる前に見ることができました。

劇場はあたたかい笑いと感動の涙ですすり泣く声に包み込まれていました。実際、僕もかなり泣いてしまい顔面ぐしゃぐしゃで劇場を後にすることになりました。

介護経験のある人やお年寄りの方は非常に共感できるのではないかと思います。認知症と聞くと・・・悪い事ばかり考えてしまいますよね。でもこの作品では「必ずしも悪い事ばかりではないんだよ。」というメッセージが含まれています。

辛いこと、悲しいこと、いろんな事があった人生。
その人生の後半に認知症になったペコロスの母。
母は昔の自分へと立ち返り、色々な事を忘れていく・・・。

その中で、過去の出来事の中を彷徨い、そして・・・最終的に母は出会いたかった人たちに、自分の過去の思い出の中で出会うことができたのだ。
辛かったけど、大切な思い出・・・その過去の辛い思い出を認知症によってクリアしたのである。だから・・・認知症になることは悪い事ばかりではない・・・と言うのはこういうことなのだ。

さて・・・この映画、唯一1点だけチクショー！うらやましい！
と思ったシーンがあります。

この映画・・・電王の良太郎のお姉さん・愛理さん役の松本若菜さんとハリケンブルーでお馴染み・長澤奈央さんが女性介護士の役ででています。

実はこの二人、劇中で何回もある老人に乳を揉みし出されます！！！おい！！ジジィ！！いい加減にしないとフルチャージであの世に送るぞ！！
裏山けしからん！！
つか・・・松本若菜さんTシャツごしでも分かるほどでかいです。
あと・・・下ネタ繋がりでいえば親にオナニー現場遭遇されるあるある経験がある人も見ましょう。黒歴史を笑い飛ばせるぞ！！
さらに言えば介護研修でおむつの研修の時、実際ウンコとしょんべんをしてどんな感覚か体験するというのは普通にあります。

トータル・・泣ける名作です！！
介護経験者や認知症の人をご家族にもつ方は是非見ていただきたい一作です！！！