Vシネマ・仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル

仮面ライダーW(ダブル) RETURNS 仮面ライダーアクセル










解説
TVシリーズ終了後も、その人気が続く仮面ライダーW。そんな、Wをもう一度見たい!という圧倒的なファンの期待に応えてTVでは絶対観られない2つの新 しい物語が誕生した!その1つが、Wと共に戦った風都のもう一人の仮面ライダー、アクセル＝照井竜の物語だ。TVシリーズ、劇場版と地続きのストーリーと なっており、もちろん仮面ライダーWの二人、翔太郎とフィリップも活躍する。また、脚本には長谷川圭一、監督&アクション監督には坂本浩一とWを 知り尽くしたスタッフが結集し新たなWの物語を創り上げた。まだまだ続く、風都の物語。これを観なければWは語れない!

 

あらすじ
亜樹子との新婚生活をスタートさせた照井竜。
そんな時に発生した連続スリ殺人事件。
ドーパント犯罪と睨み捜査を開始した竜率いる超常犯罪捜査課だったが、
その最中に 刃野刑事が凶弾に倒れた！
そして、なんと竜が容疑者に! 事件の鍵を握る美女スリ・葛木葵と、捜査の手の逃れ 独自に事件を追う竜だが、アクセルメモリが奪われ変身もできない! さらに、美女との逃亡を知り激怒した亜樹 子とは離婚危機に!?
次々と襲い掛かるピンチ! 新フォームで振り切るぜ！

 

個人的な感想（ネタバレしてます。）
電王トリロジーの仮面ライダーゼロノス編より全然マシで面白い。
アクションはさすが坂本浩一だけあり、爽快である。
それにVシネマだけありちょっと大人な内容にもなっている。
お色気シーンも満載だしね。
内容もまー悪くなく、コマンダードーパントと照井の関係性も昔を思い出させるような内容でなかなか深いと思った。
まーツッコミ所もないわけではないがトータル良い出来ではあると思う。

 

ただ言わせてもらうと、照井ってやることなすことむちゃくちゃだよね。
毎回だけどさ。説明のしなさ感も半端無い。
なのでそのせいでいつも自体がややこしくなってる気がする。

所長のあきこと結婚しても未だに「所長」と呼ぶ始末。
あれはよくわからんし、最後まで説明無し。そのせいで所長のあきこは離婚までしようとしてるのに、照井は本作のヒロインのアオイばかり追いかけてる。
あの辺は照井は最低な夫だと思った。個人的にはあきこはそんなに好きなキャラでもないので、いいと言えば良いけど。話の都合上それは不味いだろうな。
結局、意味なさそうだし照井があきこを「所長」と呼ぶ理由。
ラストでは所長が特別なら、周りはあきこで呼ぼうということになり、みんなが呼び出すと「人の妻を名前で呼ぶな！！」っとのろけるし・・・・あーいう取って付けたギャグ締めはいらなかったな・・・・。
どうせならまだ照井が所長からあきこって呼ぶようになったとかのがいいわ。

 

で・・・そんなこんなで、パワーアップの事についても話しましょう。
アクセルブースターなんですがデザインは悪くないけど、トライアルの方が更に上っぽいデザインに見えるのは俺だけか？黄色が中途半端なのかも・・・・・
赤→黄色→青の順でパワーアップしてたから黄色はなんかファイズとかでいうアクセルフォーム（中盤のフォーム）に思っちゃう。
ミュージアムのかくされた機器「ガイアメモリ強化アダプタ」はまーこういうのがあっても不思議じゃないかな・・・・でも出るの遅すぎたかも・・・・
ユニコーンドーパント見たかったな～あとユニコーンのアップグレード版も。
劇場版のユニコーンマキシマムドライブだけだもんな～
（GIF動画です。）





Wの活躍はあんなもんかもと思ったが、
肝心の所で全然助けないのはどうかとも思った。

トータル・ゼロノスに比べればかなりマシに面白いです。
話もそんなに悪くないので、Wファンは見て見ても良いと思います。

最後に・・・・・








この作品でコマンダードーパントをやられた田中実さん
（ウルトラマンメビウスではサコミズ・シンゴ隊長役）の遺作となりました。






2011年4月25日、東京都大田区の自宅マンションで首を吊っているところをマネージャーと母親が発見し、病院に救急搬送されたが死亡が確認された。
44歳没。








ご冥福をお祈りします。

なんかこの作品でも非常に悲しい役だったので・・・・・
後味というか遺作にしては悲しすぎると思いました。

照井の絶望がお前のゴールだ。という言葉が刺さります・・・・・・・・。