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『太陽の勇者ファイバード』(たいようのゆうしゃファイバード)は、1991年(平成3年)2月2日から1992年(平成4年)2月1日まで名古屋テレビ・テレビ朝日系で毎週土曜日17:00 - 17:30に全48話が放送された、サンライズ製作のSFロボットアニメ作品。およびその主役ロボットの名前。1990年代のロボットアニメシリーズ「勇者シリーズ」の第2作。前作『勇者エクスカイザー』と同じ世界観を共有しており、9年後の世界である。
(ファイバード合体、必殺技などの紹介動画↑)
あらすじ
西暦2010年、悪のエネルギー生命体・ドライアスが地球に飛来。悪の科学者ジャンゴは彼と手を組み、地球に破壊と混乱をもたらすべく行動を開始した。
一方、ドライアスを追跡してきた宇宙警備隊の正義のエネルギー生命体たちは、アマノ平和科学研究所所長の天野博士が完成させた救助用特殊メカに乗り移り、巨大ロボへと変化してこれに立ち向かう。宇宙警備隊隊長・ファイバードは天野博士の人間型アンドロイドと一体化し、普段は「火鳥勇太郎」という人間の姿を借りケンタたちとともに行動し、敵のメカ獣が現れれば巨大ロボ「ファイバード」へと変形合体し、地球の平和を守る。
(最強合体グレートファイバード)
~解説~
本作は、当初単発作品の予定だった前作の好評を得て誕生した。前作のエクスカイザーの作品テーマが「宝」だったのに対して本作は「愛」をテーマにし ている。主役の火鳥=ファイバードが前作の主人公、エクスカイザーに憧れている等、世界がリンクしているという裏設定が存在するが、これは当初エクスカイ ザーが客演するという案があった名残である(客演するという予定に伴いレイカーブラザーズが宇宙警備隊マーク付きで少数販売された)。次作であるダ・ガー ンにもエクスカイザーとのリンクを示唆する裏設定が存在するが、劇中では特に何も関連も描かれてはいない。
未就学児童向けだった前作に対し本作は小学校低学年が対象年齢である。物語は前作『勇者エクスカイザー』のスタンスを踏襲しているが、低齢層が安心 して見られることを追求して敢えて旧来の巨大ロボット作品の特徴の多くを廃していた前作に比べ、以下のように等身大のキャラクターによるアクションや、秘 密基地・科学者とその組織化といった設定など、旧来からの伝統も取り込まれている。逆にエクスカイザーでは守られていた旧来のフィニッシュのスタンスには 新たな試みも取り入れられた。
個人的感想
加鳥兄ちゃんがかわいいやら、かっこいいやら。愛嬌のある主人公である。
加鳥兄ちゃんはサイボーグである。サイボーグに宇宙人が憑依し、普段は人間としての姿を装っている。 普段は天野博士の助手をしており、白衣と眼鏡姿でいることもある。驚異的な運動能力と学習能力を持っているが、地球のことをよく知らない上に素直な性格の ため非常に的外れな発言が多い。また地球に来てすぐにTVで放送されていた時代劇を見た影響か、戦闘の際には岡っ引きのようなべらんめぇ口調を使う。
宇宙警備隊に入隊した理由は、「エクスカイザーに憧れて」。日々感動することが趣味なので口癖は「感動だぁ」。 加鳥兄ちゃん実は小説版(TVの後の話)では人間になって結婚までしてしまう。 サンダーバードやウルトラマンシリーズの飛行機やロケットの発進に感動した人ならここはかなり力入ってるので見てほしい。
このファイバードの魅力はメカなどの発進シーンが凝ってるとこ。
があまりに人気すぎたので、事件が起きた。
脅迫事件
本作の天野ハルカの熱狂的なファンからスポンサーのタカラとアニメ製作会社に続編を希望する投書等が送られた事件。放送終了から1年以上経った1993年6月頃から投書が送られるようになり、1994年5月までに投書は200通、そのうちタカラ宛は70通だった。投書の中の数通が富士フイルム専務殺人事件で殺された専務の二の舞になってもいいかという旨の脅迫とも受け取れる内容だったことから、タカラとアニメ製作会社は、警視庁と千葉県警にそれぞれ被害相談をした。なお、差出人の住所は架空で、筆跡から差出人は複数と見られていた。中には、天野ハルカがいつも同じ服だから服代にと2万5千円が送られて来たこともあるという。
一方で女性ファンも急増した。火鳥兄ちゃんファンの女の子は当時はすごいものだった。
やはり僕も、本作の一番の魅力は火鳥兄ちゃんだと思う。
前作エクスカイザーがロボットだっただけに、今回の主人公がサイボーグというのは結構差がすごいが斬新だった。まだ見てない人は火鳥兄ちゃんに出会って「感動だぁ」と言ってほしい。
ミラクルかっこいいぜ!!
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